繋がれた絆はどこまでも

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「俺のこと？いきなり何だ？」


何を企んでいるのかという目付きで見られ、ライトは顔をひきつらせた。
何も企んではいないのだが、アシルにはそう受け止めては貰えないらしい。


「いつも側にいるのに、アシルのこと何にも知らないなぁって思ってさ」


「今まで知ろうともしなかったくせに何でそういう風に思ったのかねぇ」


今まではアシルのことを警戒してばかりいて、知ろうとも思わなかった。
だが、今はアシルに恋心を抱いてしまったわけで、好きな人のことは何でも知りたいとライトは思ったのだ。


「知ろうとしてこなかったから、今から知っていこうと思ったんだ！」


「ふーん。まぁ、良いけど」


「良いのか？！」


「別に良い。それで？何が知りたいんだ？」