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「イザベラ様の犯した…
まさかお母様の事ですか?」
「ああ、大勢の見ている前で
『私が闇魔法を使ってマチルダを呪ったのよ』そう聞こえた」
「ああ、シルビア
あなた本当にお母様の敵を打とうとしたの?」
「その後、『せっかくマチルダを亡き者にしたのに、お前がいてはハロルドの心が私に向かない お前さえいなければ』そう言って魔法をシルビアに放った。
シルビアは魔法を跳ね返した
その後、私も魔法を使ってイザベラの動きを止めようとしたが、イザベラの2波目のが早かった。
シルビアはそれを何とか避けようとたが、その時足を滑らせて…」
「シルビアはきっとお兄様達を誘導して、イザベラ様との対決を見せようとしたのですね」
「私もそう思った。だから、みんなが導かれるように集まって来たのだろう
そしてイザベラが言い逃れ出来ないように、告白させたんだ」
「ええ、きっとそうです」
2人はシルビアの事を想いながら、崖の下を見ていた。
◇◇◇◇◇◇◇
ローザリアは部屋に戻ったが、何も手につかない状態だった。
そこへシルビアの僕の鳥が窓辺に現れた。
「お前はシルビアの…」
くちばしに咥えていた、手紙をローザリアに落とした。
※※※※※※※
親愛なるお姉様
驚かせてごめんなさい。
でも私が崖から落ちたと聞いた時
お姉様には分かってしまったかもしれませんね。
相談もせず、行動をおこしてごめんなさい。
反対されたら、私はそれを振り切る自信がなかったのです。
イザベラ様の事が明るみになっても、シラを切られたり証拠がなければ、どうする事も出来ないかもしれない。
でも、私に危害を加えて死に至らしめれば、流石に無事では済まないでしょう。
お兄様や他の貴族たちも目撃しています。
どうかお母様の敵を討つために、私の事はお姉様の心の中だけに留めてください。
お姉様がお嫁に行ったら、またいつか連絡を入れます
待っていて下さい。
シルビア
まさかお母様の事ですか?」
「ああ、大勢の見ている前で
『私が闇魔法を使ってマチルダを呪ったのよ』そう聞こえた」
「ああ、シルビア
あなた本当にお母様の敵を打とうとしたの?」
「その後、『せっかくマチルダを亡き者にしたのに、お前がいてはハロルドの心が私に向かない お前さえいなければ』そう言って魔法をシルビアに放った。
シルビアは魔法を跳ね返した
その後、私も魔法を使ってイザベラの動きを止めようとしたが、イザベラの2波目のが早かった。
シルビアはそれを何とか避けようとたが、その時足を滑らせて…」
「シルビアはきっとお兄様達を誘導して、イザベラ様との対決を見せようとしたのですね」
「私もそう思った。だから、みんなが導かれるように集まって来たのだろう
そしてイザベラが言い逃れ出来ないように、告白させたんだ」
「ええ、きっとそうです」
2人はシルビアの事を想いながら、崖の下を見ていた。
◇◇◇◇◇◇◇
ローザリアは部屋に戻ったが、何も手につかない状態だった。
そこへシルビアの僕の鳥が窓辺に現れた。
「お前はシルビアの…」
くちばしに咥えていた、手紙をローザリアに落とした。
※※※※※※※
親愛なるお姉様
驚かせてごめんなさい。
でも私が崖から落ちたと聞いた時
お姉様には分かってしまったかもしれませんね。
相談もせず、行動をおこしてごめんなさい。
反対されたら、私はそれを振り切る自信がなかったのです。
イザベラ様の事が明るみになっても、シラを切られたり証拠がなければ、どうする事も出来ないかもしれない。
でも、私に危害を加えて死に至らしめれば、流石に無事では済まないでしょう。
お兄様や他の貴族たちも目撃しています。
どうかお母様の敵を討つために、私の事はお姉様の心の中だけに留めてください。
お姉様がお嫁に行ったら、またいつか連絡を入れます
待っていて下さい。
シルビア
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