【 完結 】「婚約破棄」されましたので、恥ずかしいから帰っても良いですか?


ミレーヌはガルド国のシルフィード公爵令嬢で、この国の第一王子アルフリートの婚約者だ。いや、もう元婚約者なのかも知れない。

王立学園の卒業パーティーが始まる寸前で『婚約破棄』を宣言されてしまったからだ。アルフリートの隣にはピンクの髪の美少女を寄り添わせて、宣言されたその言葉にミレーヌが悲しむ事は無かった。それよりも彼女の心を占めていた感情はー。


恥ずかしい。恥ずかしい。恥ずかしい!!


ミレーヌは恥ずかしかった。今すぐにでも気を失いたかった。


この国で、学園で、知っていなければならない、知っている筈のアレを、第一王子たちはいつ気付くのか。


孤軍奮闘のミレーヌと愉快な王子とお馬鹿さんたちのちょっと変わった断罪劇です。




なんちゃって異世界のお話です。

時代考証など皆無の緩い設定で、殆どを現代風の口調、言葉で書いています。


HOT2位 &人気ランキング 3位になりました。(2/24)
数ある作品の中で興味を持って下さりありがとうございました。


*国の名前をオレーヌからガルドに変更しました。








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