101 / 288
イケアの街と面倒事
「はい」か「いいえ」 side ロイド
しおりを挟む
『いいか?アホの尋問は俺がやる。兄弟喧嘩はティアナを救出した後に好きなだけやれ。」
アランがルードを連れて来る間にクリス殿は私にそう言った。
兄弟喧嘩、か。
思い返してみれば、ルードと兄弟喧嘩をした事があっただろうか。
ピレネー子爵家を継ぐ嫡男としてルードは両親から溺愛されていた。無論、私の事も息子として愛情を注がれているのは理解していた。
だが、ルードとの扱いの違いは確実にあった。そして私よりも不出来なルードを理解していた父は私に事あるごとに言っていた。
『ロイド、お前はルードがこの家を継いだら、弟としてしっかり兄を支えてくれ。』
別に子爵家を継ぎたかった訳じゃない。ピレネー家を盛り立てていく事にも不満は無かった。当主になる期待や重圧が無い事にも喜んでいたぐらいだ。だがー。
「おいっ!一体、何なんだ。人をベッドから蹴り落として起こしたと思ったら、今度は部屋から一歩も出るな、と監禁紛いの事をしおって、、、。
ティアナ嬢がどうとか言ってたのは何だったんだ?」
ルードは自分の扱いに不満はあるみたいだが、態度はいつもと変わらないものだった。
「煩い、黙れ!時間が勿体ない。
俺の質問に『はい』か『いいえ』だけで答えろ。
分かったな!」
「ヒィッ。」
クリス殿の凄んだ形相と声色にルードは怯えてコクコクと首を縦に振った。
「お前はティアナが行方不明な事件に関わっているのか?」
「何っ?彼女が行方不明?何で、、、、ヒィッ!いいえ、いいえ、だっ。」
クリス殿は本当に『はい』か『いいえ』だけでルードに答えさせる気な様で、ティアナ嬢の事を尋ねようとしたルードをひと睨みする。
「男爵領に居る冒険者くずれを雇ったのはお前か?」
「冒険者?、、、いいえ、だ。預かってくれ、と頼まれただけだ。男爵領の警備にも役立つと言われて、、、。」
『いいえ』以外の言葉も口にするのを咎められると思ったのか、ルードの言葉は次第に小さくなっていく。
頼まれた?
ゴロツキどもが領の警備?
そのゴロツキに怯えて別邸に逃げていたくせに、そう思いながらもこれまでドルドからの報告とはあまりに違う内容に焦りにも似た感情が胸を過ぎる。
「じゃあ、それは誰に頼まれた?」
「い、言えない。内密に、と言われているんだ。」
クリス殿に怯えながらも『言えない』と言い切るルードは、クリス殿から目を逸らしている。
「・・・・分かった。ティアナの屋台の噂は誰に聞いたんだ?」
「?別邸に居るフットマンに聞いた。物凄い行列の出来る変わった料理を出す屋台の店主がロイドの賓客だ、と『是非、本邸に行ってみて下さい。』と言っていたな。」
クリスの質問の意図がよくわかっていないルードは首を捻りながら答える。
「そのフットマンとは仲が良かったのか?」
「いいえ、だ。あのフットマンはロイドがチャーリー先輩にお願いして私のところに寄越したのだろう?庭師もそうだ、と聞いたぞ?」
!
ルードの言葉で、ドルドたちがチャーリーの方に寝返っていた事が決定的になった。
まさか、と半信半疑であったが、寝返っていた、となるといつからそうだったのか、が気になってくる。
「彼らはチャーリーからの伝言をお前に伝えていたのか?」
そうだ。ドルドは私がルードを疑っていると知っていたしその監視を頼んでいたが、今回の書類の件の話には関わっていない。それにティアナ嬢には会った事も無かった筈だ。
なのに、ルードにティアナの存在を知らせてここに来るように仕向けていた。一体、何故だ?
「はい、だな。食事の誘いなど庭師経由で連絡が来ていたぞ。」
「何故、庭師が?」
「ん、よくは知らんが庭師が魔バトを使って先輩の従者と連絡を取り合っているらしいが?」
その言葉にクリス殿が舌打ちをする。何か思い当たる事があったのだろうか。
「セバスさん。俺たちが乗った乗り合い馬車の御者がどこの所属だとか調べられるか?
魔バトを連絡手段にするなんて聞いた事がない。ティアナが言うには伝書鳩というものらしいが、あの御者も宿を取るのに使っていた。
珍しがってティアナが御者に話しかけていたが、そんな方法を思いついて利用しているのは自分たちだけだ、と自慢していたらしい。」
「アラン、すぐに確認を。」
セバスは私に了解を取る様に視線を合わせた後、アランに指示を出した。
「お前は預かった冒険者くずれに何か依頼をしたか?」
「?いいえ。」
「ロイド一家が乗った馬車が襲われた事を知っていたか?」
「っ!いいえ、、、。」
ルードが驚きに目を見開き、私の方に支線向けた。
・・・私は本当にドルドの報告を鵜呑みにしていたんだな。
ドルドが『コーギー男爵がロイド様の殺害を冒険者くずれのゴロツキに依頼したらしい。』と報告してきた時に、『まさか!』と思った。
だが、私の周りで不穏な動きが数回続くと『やはりそうなのか。』と私は納得してしまった。
確かにルードは『レストランを私に任せろ。』『イケア領は私が継ぐ筈だった。』など何度も言ってきたし金の無心も何度もあった。
だからって後継ぎが出来たから、というだけで私の命を狙っていると、どうして簡単に信じてしまったんだろう。
ルードが小心者だと知っていた。けれど人に乗せられ易い男だとも知っていた。
だからなのか?
いや、私がもうルードの事をそういう目でしか見ていなかったのだろうな。
「お前はティアナのレシピ登録申請書類を盗もうとしたのか?」
「・・・いいえ、だ。」
ルードはまたも驚いた表情をしたが、キッパリと言い切った。その言葉にルード以上に動揺したのは私の方だった。
「っ!じゃあ、何故、書類を持ち出したのですかっ!?」
ルードは取り乱した私の方を見ながら静かにゆっくりと言った。
「だって、あのレシピは間違っていたり足りない食材があっただろう?」
「ロイド、気付かなかったのか?回収した書類には付け足したり修正された箇所があったんだよ。」
アランがルードを連れて来る間にクリス殿は私にそう言った。
兄弟喧嘩、か。
思い返してみれば、ルードと兄弟喧嘩をした事があっただろうか。
ピレネー子爵家を継ぐ嫡男としてルードは両親から溺愛されていた。無論、私の事も息子として愛情を注がれているのは理解していた。
だが、ルードとの扱いの違いは確実にあった。そして私よりも不出来なルードを理解していた父は私に事あるごとに言っていた。
『ロイド、お前はルードがこの家を継いだら、弟としてしっかり兄を支えてくれ。』
別に子爵家を継ぎたかった訳じゃない。ピレネー家を盛り立てていく事にも不満は無かった。当主になる期待や重圧が無い事にも喜んでいたぐらいだ。だがー。
「おいっ!一体、何なんだ。人をベッドから蹴り落として起こしたと思ったら、今度は部屋から一歩も出るな、と監禁紛いの事をしおって、、、。
ティアナ嬢がどうとか言ってたのは何だったんだ?」
ルードは自分の扱いに不満はあるみたいだが、態度はいつもと変わらないものだった。
「煩い、黙れ!時間が勿体ない。
俺の質問に『はい』か『いいえ』だけで答えろ。
分かったな!」
「ヒィッ。」
クリス殿の凄んだ形相と声色にルードは怯えてコクコクと首を縦に振った。
「お前はティアナが行方不明な事件に関わっているのか?」
「何っ?彼女が行方不明?何で、、、、ヒィッ!いいえ、いいえ、だっ。」
クリス殿は本当に『はい』か『いいえ』だけでルードに答えさせる気な様で、ティアナ嬢の事を尋ねようとしたルードをひと睨みする。
「男爵領に居る冒険者くずれを雇ったのはお前か?」
「冒険者?、、、いいえ、だ。預かってくれ、と頼まれただけだ。男爵領の警備にも役立つと言われて、、、。」
『いいえ』以外の言葉も口にするのを咎められると思ったのか、ルードの言葉は次第に小さくなっていく。
頼まれた?
ゴロツキどもが領の警備?
そのゴロツキに怯えて別邸に逃げていたくせに、そう思いながらもこれまでドルドからの報告とはあまりに違う内容に焦りにも似た感情が胸を過ぎる。
「じゃあ、それは誰に頼まれた?」
「い、言えない。内密に、と言われているんだ。」
クリス殿に怯えながらも『言えない』と言い切るルードは、クリス殿から目を逸らしている。
「・・・・分かった。ティアナの屋台の噂は誰に聞いたんだ?」
「?別邸に居るフットマンに聞いた。物凄い行列の出来る変わった料理を出す屋台の店主がロイドの賓客だ、と『是非、本邸に行ってみて下さい。』と言っていたな。」
クリスの質問の意図がよくわかっていないルードは首を捻りながら答える。
「そのフットマンとは仲が良かったのか?」
「いいえ、だ。あのフットマンはロイドがチャーリー先輩にお願いして私のところに寄越したのだろう?庭師もそうだ、と聞いたぞ?」
!
ルードの言葉で、ドルドたちがチャーリーの方に寝返っていた事が決定的になった。
まさか、と半信半疑であったが、寝返っていた、となるといつからそうだったのか、が気になってくる。
「彼らはチャーリーからの伝言をお前に伝えていたのか?」
そうだ。ドルドは私がルードを疑っていると知っていたしその監視を頼んでいたが、今回の書類の件の話には関わっていない。それにティアナ嬢には会った事も無かった筈だ。
なのに、ルードにティアナの存在を知らせてここに来るように仕向けていた。一体、何故だ?
「はい、だな。食事の誘いなど庭師経由で連絡が来ていたぞ。」
「何故、庭師が?」
「ん、よくは知らんが庭師が魔バトを使って先輩の従者と連絡を取り合っているらしいが?」
その言葉にクリス殿が舌打ちをする。何か思い当たる事があったのだろうか。
「セバスさん。俺たちが乗った乗り合い馬車の御者がどこの所属だとか調べられるか?
魔バトを連絡手段にするなんて聞いた事がない。ティアナが言うには伝書鳩というものらしいが、あの御者も宿を取るのに使っていた。
珍しがってティアナが御者に話しかけていたが、そんな方法を思いついて利用しているのは自分たちだけだ、と自慢していたらしい。」
「アラン、すぐに確認を。」
セバスは私に了解を取る様に視線を合わせた後、アランに指示を出した。
「お前は預かった冒険者くずれに何か依頼をしたか?」
「?いいえ。」
「ロイド一家が乗った馬車が襲われた事を知っていたか?」
「っ!いいえ、、、。」
ルードが驚きに目を見開き、私の方に支線向けた。
・・・私は本当にドルドの報告を鵜呑みにしていたんだな。
ドルドが『コーギー男爵がロイド様の殺害を冒険者くずれのゴロツキに依頼したらしい。』と報告してきた時に、『まさか!』と思った。
だが、私の周りで不穏な動きが数回続くと『やはりそうなのか。』と私は納得してしまった。
確かにルードは『レストランを私に任せろ。』『イケア領は私が継ぐ筈だった。』など何度も言ってきたし金の無心も何度もあった。
だからって後継ぎが出来たから、というだけで私の命を狙っていると、どうして簡単に信じてしまったんだろう。
ルードが小心者だと知っていた。けれど人に乗せられ易い男だとも知っていた。
だからなのか?
いや、私がもうルードの事をそういう目でしか見ていなかったのだろうな。
「お前はティアナのレシピ登録申請書類を盗もうとしたのか?」
「・・・いいえ、だ。」
ルードはまたも驚いた表情をしたが、キッパリと言い切った。その言葉にルード以上に動揺したのは私の方だった。
「っ!じゃあ、何故、書類を持ち出したのですかっ!?」
ルードは取り乱した私の方を見ながら静かにゆっくりと言った。
「だって、あのレシピは間違っていたり足りない食材があっただろう?」
「ロイド、気付かなかったのか?回収した書類には付け足したり修正された箇所があったんだよ。」
67
お気に入りに追加
744
あなたにおすすめの小説
三年目の離縁、「白い結婚」を申し立てます! 幼な妻のたった一度の反撃
紫月 由良
恋愛
【書籍化】5月30日発行されました。イラストは天城望先生です。
【本編】十三歳で政略のために婚姻を結んだエミリアは、夫に顧みられない日々を過ごす。夫の好みは肉感的で色香漂う大人の女性。子供のエミリアはお呼びではなかった。ある日、参加した夜会で、夫が愛人に対して、妻を襲わせた上でそれを浮気とし家から追い出すと、楽しそうに言ってるのを聞いてしまう。エミリアは孤児院への慰問や教会への寄付で培った人脈を味方に、婚姻無効を申し立て、夫の非を詳らかにする。従順(見かけだけ)妻の、夫への最初で最後の反撃に出る。
そして乙女ゲームは始まらなかった
お好み焼き
恋愛
気付いたら9歳の悪役令嬢に転生してました。前世でプレイした乙女ゲームの悪役キャラです。悪役令嬢なのでなにか悪さをしないといけないのでしょうか?しかし私には誰かをいじめる趣味も性癖もありません。むしろ苦しんでいる人を見ると胸が重くなります。
一体私は何をしたらいいのでしょうか?
【完結】7年待った婚約者に「年増とは結婚できない」と婚約破棄されましたが、結果的に若いツバメと縁が結ばれたので平気です
岡崎 剛柔
恋愛
「伯爵令嬢マリアンヌ・ランドルフ。今日この場にて、この僕――グルドン・シルフィードは君との婚約を破棄する。理由は君が25歳の年増になったからだ」
私は7年間も諸外国の旅行に行っていたグルドンにそう言われて婚約破棄された。
しかも貴族たちを大勢集めたパーティーの中で。
しかも私を年増呼ばわり。
はあ?
あなたが勝手に旅行に出て帰って来なかったから、私はこの年までずっと結婚できずにいたんですけど!
などと私の怒りが爆発しようだったとき、グルドンは新たな人間と婚約すると言い出した。
その新たな婚約者は何とタキシードを着た、6、7歳ぐらいの貴族子息で……。
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
ドアマットヒロインはごめん被るので、元凶を蹴落とすことにした
月白ヤトヒコ
ファンタジー
お母様が亡くなった。
それから程なくして――――
お父様が屋敷に見知らぬ母子を連れて来た。
「はじめまして! あなたが、あたしのおねえちゃんになるの?」
にっこりとわたくしを見やるその瞳と髪は、お父様とそっくりな色をしている。
「わ~、おねえちゃんキレイなブローチしてるのね! いいなぁ」
そう、新しい妹? が、言った瞬間・・・
頭の中を、凄まじい情報が巡った。
これ、なんでも奪って行く異母妹と家族に虐げられるドアマット主人公の話じゃね?
ドアマットヒロイン……物語の主人公としての、奪われる人生の、最初の一手。
だから、わたしは・・・よし、とりあえず馬鹿なことを言い出したこのアホをぶん殴っておこう。
ドアマットヒロインはごめん被るので、これからビシバシ躾けてやるか。
ついでに、「政略に使うための駒として娘を必要とし、そのついでに母親を、娘の世話係としてただで扱き使える女として連れて来たものかと」
そう言って、ヒロインのクズ親父と異母妹の母親との間に亀裂を入れることにする。
フハハハハハハハ! これで、異母妹の母親とこの男が仲良くわたしを虐げることはないだろう。ドアマットフラグを一つ折ってやったわっ!
うん? ドアマットヒロインを拾って溺愛するヒーローはどうなったかって?
そんなの知らん。
設定はふわっと。
旦那様、愛人を作ってもいいですか?
ひろか
恋愛
私には前世の記憶があります。ニホンでの四六年という。
「君の役目は魔力を多く持つ子供を産むこと。その後で君も自由にすればいい」
これ、旦那様から、初夜での言葉です。
んん?美筋肉イケオジな愛人を持っても良いと?
’18/10/21…おまけ小話追加
幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい
みっちゃん
ファンタジー
アイ「恥ずかしいから家の外では話しかけて来ないで」
サユリ「貴方と話していると、誤解されるからもう2度と近寄らないで」
メグミ「家族とか気持ち悪、あんたとは赤の他人だから、それじゃ」
義理の妹で同い年のアイ
幼馴染みのサユリ
義理の姉のメグミ
彼女達とは仲が良く、小さい頃はよく一緒遊んでいた仲だった…
しかし
カイト「皆んなおはよう」
勇者でありイケメンでもあるカイトと出会ってから、彼女達は変わってしまった
家でも必要最低限しか話さなくなったアイ
近くにいることさえ拒絶するサユリ
最初から知らなかった事にするメグミ
そんな生活のを続けるのが
この世界の主人公 エイト
そんな生活をしていれば、普通なら心を病むものだが、彼は違った…何故なら
ミュウ「おはよう、エイト」
アリアン「おっす!エイト!」
シルフィ「おはようございます、エイト様」
エイト「おはよう、ミュウ、アリアン、シルフィ」
カイトの幼馴染みでカイトが密かに想いを寄せている彼女達と付き合っているからだ
彼女達にカイトについて言っても
ミュウ「カイト君?ただ小さい頃から知ってるだけだよ?」
アリアン「ただの知り合い」
シルフィ「お嬢様のストーカー」
エイト「酷い言われ様だな…」
彼女達はカイトの事をなんとも思っていなかった
カイト「僕の彼女達を奪いやがって」
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる