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楓と合流
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ゲームをやめて数分後、楓から連絡が来た。
{ごめん、結構時間かかっちゃった}
{今から入るけどまだやってる?}
タイミングが悪い!とりあえず返信しないと。
{ついさっき辞めたところ}
{チュートリアルはもう終わらせといた}
{1時間後くらいにもう1回入るから、先チュートリアル終わらせといて~}
返信後直ぐ返事がきた。
{了解~}
1時間で俺は、食事と入浴を済ませ、再びログインした。
「えーと、楓は?」
フレンド欄から楓を探そうと思ったら、パーティー申請が飛んできた。
「申請飛ばすのが早いよ、監視してた?」
「そんなわけないでしょ!たまたまよ、たまたま!!」
たまたまにしては、早すぎるだろ...
「そんな事より、どうよ!私のキャラクター!」
楓は自身あり気に、キャラクターを見せてきた。
「銃剣士か、遠距離やりたいって言ってたから、てっきりガンナー辺りを選ぶと思ってた」
「私も最初はそのつもりだったんだけどね、距離詰められた時、銃や弓だけじゃしんどいなーと思って、それより!タイガはちゃんとタンクにしてくれた?」
やっぱりその話になるか。隠してもどーせバレるし、ここは話しておこう。
「実はな、タンクはタンクなんだけど...」
俺は、自分の職業の事を濁しながら話した。
「えー!!タイガのとこに赤文字が出たの!?しかもそれ選んじゃったんだ」
「しょうがないだろ、この世界で一人だけの職業なんて、選ばないほうがおかしいだろ!」
「じゃあ、誰が私を護ってくれるのよ!タンク無しの後衛ってかなりキツいんだからね!」
「それは大丈夫、一応カバースキルあったから」
「でも、盾無いんでしょ?盾以外に何で攻撃を受け止めるのよ」
「見てからのお楽しみ的な?」
「何が「的な?」よ!」
納得がいってない様子だったので、話を切り替えた。
「ところで、プレイヤーネームって何にしたんだよ?俺はいつも通りだけど楓のは知らないし」
「私が楓だから『もみじ』よ」
シンプルな名前だ事...
「なに?文句あんの?」
「いえ、何も!」
怒らせたら怖いんだよな楓
「そ、それより、チュートリアルのボスよく倒せたな」
「タイガ、ホブゴブリンに苦戦してたの?あんなの、直ぐ倒せるじゃない!」
「もしかして、ステータス振り忘れてるんじゃないの?」
そう思えば、忘れてたな...
あれ?今なんて?
「もみじさん、さっきなんて言った?」
「えっ?ステータス振って戦ったら簡単だった?」
「違う、何と戦ったって?」
「ホブゴブリンのこと?」
ホブゴブリン?俺が戦ったのは鬼だぞ、何か条件があるのか?
話がややこしくなるから、仮面のことは黙っておこう。
「そんなこと聞くって事は、タイガは違ったの?」
「え、あぁ...俺は鬼だったよ」
「鬼!?あんたとんでもない敵引き当てたわね」
楓は爆笑しながら言った。
「で、強かったの?」
「強いってレベルじゃなかったよ、多分攻撃が直撃すれば即死だと思う、掠っただけでHPは3分の1も、もっていかれたし...」
まぁ、ステータス振ってなかった俺も悪いんだけどな。
「ただ、俺の攻撃も信じられないほど高火力だったから、何とか倒せたよ」
その分クールタイム長かったけど...
「ふーん、倒せたんだぁ」
やばい、せっかく治ってきた機嫌がまた悪くなったか?
「と、とりあえずこれからどうする?お互いの強さを確認しに、フィールドに出てみるか?」
「いわね!私の戦い方を把握してもらいたいし、それに!EX職業の強さも見たいしね!っとその前に、弾薬の補充だけしていい?残り少なくてさー」
よかった怒ってないみたいだ、それにしても買い足すほどって、どんだけ撃ったんだよ。
「俺は、街の出入り口で待ってるよ」
「オッケー、買い終わったら直ぐ行くね!」
少し調べたいこともあったが、終わってから調べる事にしよう。
{ごめん、結構時間かかっちゃった}
{今から入るけどまだやってる?}
タイミングが悪い!とりあえず返信しないと。
{ついさっき辞めたところ}
{チュートリアルはもう終わらせといた}
{1時間後くらいにもう1回入るから、先チュートリアル終わらせといて~}
返信後直ぐ返事がきた。
{了解~}
1時間で俺は、食事と入浴を済ませ、再びログインした。
「えーと、楓は?」
フレンド欄から楓を探そうと思ったら、パーティー申請が飛んできた。
「申請飛ばすのが早いよ、監視してた?」
「そんなわけないでしょ!たまたまよ、たまたま!!」
たまたまにしては、早すぎるだろ...
「そんな事より、どうよ!私のキャラクター!」
楓は自身あり気に、キャラクターを見せてきた。
「銃剣士か、遠距離やりたいって言ってたから、てっきりガンナー辺りを選ぶと思ってた」
「私も最初はそのつもりだったんだけどね、距離詰められた時、銃や弓だけじゃしんどいなーと思って、それより!タイガはちゃんとタンクにしてくれた?」
やっぱりその話になるか。隠してもどーせバレるし、ここは話しておこう。
「実はな、タンクはタンクなんだけど...」
俺は、自分の職業の事を濁しながら話した。
「えー!!タイガのとこに赤文字が出たの!?しかもそれ選んじゃったんだ」
「しょうがないだろ、この世界で一人だけの職業なんて、選ばないほうがおかしいだろ!」
「じゃあ、誰が私を護ってくれるのよ!タンク無しの後衛ってかなりキツいんだからね!」
「それは大丈夫、一応カバースキルあったから」
「でも、盾無いんでしょ?盾以外に何で攻撃を受け止めるのよ」
「見てからのお楽しみ的な?」
「何が「的な?」よ!」
納得がいってない様子だったので、話を切り替えた。
「ところで、プレイヤーネームって何にしたんだよ?俺はいつも通りだけど楓のは知らないし」
「私が楓だから『もみじ』よ」
シンプルな名前だ事...
「なに?文句あんの?」
「いえ、何も!」
怒らせたら怖いんだよな楓
「そ、それより、チュートリアルのボスよく倒せたな」
「タイガ、ホブゴブリンに苦戦してたの?あんなの、直ぐ倒せるじゃない!」
「もしかして、ステータス振り忘れてるんじゃないの?」
そう思えば、忘れてたな...
あれ?今なんて?
「もみじさん、さっきなんて言った?」
「えっ?ステータス振って戦ったら簡単だった?」
「違う、何と戦ったって?」
「ホブゴブリンのこと?」
ホブゴブリン?俺が戦ったのは鬼だぞ、何か条件があるのか?
話がややこしくなるから、仮面のことは黙っておこう。
「そんなこと聞くって事は、タイガは違ったの?」
「え、あぁ...俺は鬼だったよ」
「鬼!?あんたとんでもない敵引き当てたわね」
楓は爆笑しながら言った。
「で、強かったの?」
「強いってレベルじゃなかったよ、多分攻撃が直撃すれば即死だと思う、掠っただけでHPは3分の1も、もっていかれたし...」
まぁ、ステータス振ってなかった俺も悪いんだけどな。
「ただ、俺の攻撃も信じられないほど高火力だったから、何とか倒せたよ」
その分クールタイム長かったけど...
「ふーん、倒せたんだぁ」
やばい、せっかく治ってきた機嫌がまた悪くなったか?
「と、とりあえずこれからどうする?お互いの強さを確認しに、フィールドに出てみるか?」
「いわね!私の戦い方を把握してもらいたいし、それに!EX職業の強さも見たいしね!っとその前に、弾薬の補充だけしていい?残り少なくてさー」
よかった怒ってないみたいだ、それにしても買い足すほどって、どんだけ撃ったんだよ。
「俺は、街の出入り口で待ってるよ」
「オッケー、買い終わったら直ぐ行くね!」
少し調べたいこともあったが、終わってから調べる事にしよう。
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