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カトリーナと神様に捧げる歌 2♡
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思い出せ! JKの恋のリアル!
経験豊富なJKのおねえさんたちの恋の……ついでに性の体験談、そして指南が載っていたあの特集ページがカトリーナの頭の中でめくられた。
はじめに浮かんだのはイラストだ。
フランクフルトを咥えたカワイイJKに、
『上下に動かすんだよ!』
と吹き出しがついている。
フランクフルトではなく、あれを、咥え……
むりむりむりむり!
ハイレベルすぎる!
いったいあの雑誌なんだったの? マイマイ!?
『ファーストキスは観覧車でした♡』
すてき!
『バイト先で出会いました♡』
すてき!
『学校で手でしてあげました♡』
やめて!
いや、でも、これだ!
手!
マリアンもフレッドくんがかたくなったらなでなでしてあげるって言ってたし!
カトリーナは脳内のJKの恋のリアルを閉じ、ヒューにそっと身を寄せた。
「ヒュー、いままで、がまんしていた?気づかなくてごめんね」
おそるおそる、ヒューのかたいものに右手をのばした。
ちょん、と触れるとヒューはびくりと身を震わせる。
「か、カトリーナ?」
なでなで、なでなで。
優しくなでなでするとヒューのかたいものが大きくなった。
「うっ……、な、なにを….」
ヒューの息が乱れる。
シーツをぎゅっと握ったのを目の端に捉えた。
「痛い? ヒューもきもちよくなるかと思って……」
なでなでする手を止める。
手でするってこうじゃなかったかな?
「い、いや、……きもちいいよカトリーナ……きみにそんなことさせて、いいの……?」
「いつもきもちよくしてくれるヒューだもん。でも、は、初めてするから、あの、痛かったら……おしえて?」
ヒューが頷いたのでなでなでを再開する。
なでなで、なでなで。
一心になでていると、
『上下に動かすんだよ!』
カワイイJKのイラストが思い浮かんだ。
そうだ、咥えて有効なら手でも有効だろう。
JKの恋のリアル、読んでいてよかった!
カトリーナはヒューのかたいものをてのひらでそっと包むと、上下に大きく動かした。
「えっ! か、かとりー、な、……ふっ、ん、ん!」
何度か上下すると、ヒューの体がびくびくとはね、てのひらに布ごしに濡れた感触が伝わった。
ヒューがくたりと力を抜き、カトリーナによりかかる。
「ヒュー、きもちよかった?」
「うん……すごく……ありがとうカトリーナ……」
おそらくアレだろう液体でべちょっとしているので、ヒューに『きれいになあれ』をする。
くっついたまま、ヒューの髪や背中を撫で、神様に捧げる歌を小さな声でくちずさんだ。
なんだか心が満たされて、歌になってあふれていた。
ランプの火がゆらりゆらり、と揺らめいた気がした。
あとがき
ヒューはあっけなくイかされてうつろです。
経験豊富なJKのおねえさんたちの恋の……ついでに性の体験談、そして指南が載っていたあの特集ページがカトリーナの頭の中でめくられた。
はじめに浮かんだのはイラストだ。
フランクフルトを咥えたカワイイJKに、
『上下に動かすんだよ!』
と吹き出しがついている。
フランクフルトではなく、あれを、咥え……
むりむりむりむり!
ハイレベルすぎる!
いったいあの雑誌なんだったの? マイマイ!?
『ファーストキスは観覧車でした♡』
すてき!
『バイト先で出会いました♡』
すてき!
『学校で手でしてあげました♡』
やめて!
いや、でも、これだ!
手!
マリアンもフレッドくんがかたくなったらなでなでしてあげるって言ってたし!
カトリーナは脳内のJKの恋のリアルを閉じ、ヒューにそっと身を寄せた。
「ヒュー、いままで、がまんしていた?気づかなくてごめんね」
おそるおそる、ヒューのかたいものに右手をのばした。
ちょん、と触れるとヒューはびくりと身を震わせる。
「か、カトリーナ?」
なでなで、なでなで。
優しくなでなでするとヒューのかたいものが大きくなった。
「うっ……、な、なにを….」
ヒューの息が乱れる。
シーツをぎゅっと握ったのを目の端に捉えた。
「痛い? ヒューもきもちよくなるかと思って……」
なでなでする手を止める。
手でするってこうじゃなかったかな?
「い、いや、……きもちいいよカトリーナ……きみにそんなことさせて、いいの……?」
「いつもきもちよくしてくれるヒューだもん。でも、は、初めてするから、あの、痛かったら……おしえて?」
ヒューが頷いたのでなでなでを再開する。
なでなで、なでなで。
一心になでていると、
『上下に動かすんだよ!』
カワイイJKのイラストが思い浮かんだ。
そうだ、咥えて有効なら手でも有効だろう。
JKの恋のリアル、読んでいてよかった!
カトリーナはヒューのかたいものをてのひらでそっと包むと、上下に大きく動かした。
「えっ! か、かとりー、な、……ふっ、ん、ん!」
何度か上下すると、ヒューの体がびくびくとはね、てのひらに布ごしに濡れた感触が伝わった。
ヒューがくたりと力を抜き、カトリーナによりかかる。
「ヒュー、きもちよかった?」
「うん……すごく……ありがとうカトリーナ……」
おそらくアレだろう液体でべちょっとしているので、ヒューに『きれいになあれ』をする。
くっついたまま、ヒューの髪や背中を撫で、神様に捧げる歌を小さな声でくちずさんだ。
なんだか心が満たされて、歌になってあふれていた。
ランプの火がゆらりゆらり、と揺らめいた気がした。
あとがき
ヒューはあっけなくイかされてうつろです。
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