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第四章
第六話 クリープとお風呂の中で
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突然浴室に入って来たクリープの姿を見て、俺は思わず飛び上がってしまった。
彼女と目が合ったその瞬間、眼球が下に動かされ、直ぐに視線を逸らされる。そして顔を一気に赤らめた。
クリープの行動から察した俺は、俯いて視線を下げる。
立ち上がったことで、俺のムスコが湯船から出て、その姿を曝け出していた。
直ぐに浴槽の中に入り、体をお湯の中に隠す。
「おい、どうして入ってきた」
「だって、これもシャカール君を良い子にするために、必要なことなんですよ。背中を流して裸の付き合いをすれば、シャカール君が心を開いて、良い子になってくれるはずなんです」
浴室に入って来た理由をクリープが述べ、俺は頭痛を感じつにはいられなくなった。
どうしてそんな発想に至る。そこまでして俺を良い子にする必要がないじゃないか。
「そんなことはいい。早く出て行ってくれ」
「いやです。シャカール君がママに甘えて愛情をたっぷりに受けて、良い子になると誓ってくれるのなら、話しは変わりますが」
「分かった。誓おう。だから早く浴室から出て行ってくれ」
「分かりました。では、これに宣言をしてください」
一度扉を開けて彼女は何かを取り出す。それはルーナから貰った録音機だ。いつの間にか、俺の部屋から持ち込んだらしい。
「そして『俺、シャカールは、クリープママにたくさん甘えて良い子になります。今まで悪いことをしてごめんなさい』と言っていただいたのなら、ここから出て行きます。明日、この言葉を全校生徒に聞かせますので」
「そんな恥ずかしいこと言えるか!」
思わず声を上げてしまう。でも仕方がないことだ。誰だって感情的になれば、声を荒げてしまう。
「では、ママがお背中を流しますね。さぁ、こちらに来てください」
両手を広げ、受け入れる体勢を取りながら、クリープは俺が浴槽から出て来るのを待つ。
こうなったら仕方がない。全校生徒の前で恥を晒すくらいなら、この時間だけ恥を晒した方がマシだ。
クリープに背を向けて立ち上がり、持って来ていたタオルを腰に巻く。そして湯船から出ると椅子に座った。
「それでは始めますね」
浴室内にある石鹸にクリープが手を伸ばす。すると、その数秒後には背中に何かが当てられ、体に擦り付けてくる。
体から伝わるこの感じからして、タオルで擦られているのだろう。
「シャカール君、どこか痒いところとかありますか?」
「股間が痒いな」
「ごめんなさい。言葉が足りませんでしたね。背中の中で痒いところはありますか?」
冗談で言ってみると、クリープは普段と変わらないおっとりとした口調で言葉を訂正する。
実際には、別に股間は痒くはない。どんな反応をするのか興味本意で言ってみた。もし、これがタマモなら、俺を罵倒してゴミを見るような視線を送っていただろう。
「なぁ、裸エプロンはしないとか言っておきながら、バスタオル1枚でいる姿で平然といるのはおかしくないか? 両方とも一枚の布を纏っているだけじゃないか」
「裸エプロンは変態のすることです。ですが、バスタオル姿は誰もがするので、おかしくはありません。だから別に変でもないですし、恥ずかしくもありません」
なるほど、そんな境界線が合ったのか。どおりで、バスタオル姿の時は平然としているなと思った。
「お背中終わりましたよ。では、次に腕を洗いますね」
背中が終わり、今度は腕を洗うと宣言すると、彼女は泡だったタオルで腕を洗う。
「脇の方もしっかりと洗いますので、腕を上げてくださいね」
腕を洗うと言われ、彼女の言う通りにする。タオルが脇を擦ると、くすぐったく感じてしまった。
ほとんどの部分を彼女に洗って貰ったが、股間の部分だけはノータッチだった。そこは自分でしろと言うことなのだろう。
「ほら、タオルを貸せよ。あそこは自分でする」
「ありがとうございます。さすがにあそこはデリケートな部分なので、変に触って握り潰したら大変ですので」
彼女の言葉に血の気が引く。クリープはウサギの耳と尻尾を除けば、普通の人間の女の子と殆ど変わらない。だが、ケモノ族である以上、力などは人間よりも強い。彼女の言う通り、力加減を間違えれば、俺のムスコは骨折することになる。
意外かもしれないが、男性器は骨折するのだ。膨張した状態で過度な力が加わると、海綿体などの内部の組織が断裂してしまう。その結果、著しい変形をしたり、出血して腫れ上がったりするのだ。
しかも放置をしてしまうと、男性機能の後遺症が残る場合もあり、排尿することもままならない。
本当にデリケートな部分は、俺自身がするのが一番。素早く洗い終える。
「洗い終わったぞ。流してくれ」
「分かりました。では、今から流しますね」
洗面器をクリープが掴み、浴槽の中にあるお湯を掬うと背中に流される。
「はい。終わりました。綺麗になりましたよ」
「サンキュ。俺は十分に体が温まったから、出て行く。クリープも入るのなら入っていけば良い」
風呂場から出ることを告げると、俺は急いで扉を開けて浴室から出て行く。
脱衣場に出ると、置いてあったタオルを掴み、濡れた体を拭く。続いて寝巻きに着替えようとすると、隣に置いてあった下着類が視界に入った。
女性の下着だ。年相応のブラとパンツが置かれてある。
俺のことを信用してくれているのかもしれないが、できることなら視界に入るようなところには置いて欲しくない。
今視界に入ったことはなるべく早く忘れるように心がけ、脱衣所から出ると部屋に戻る。
「ふぅ、良いお湯でした。入れてくださりありがとうございます」
風呂場から出て来たようで、クリープが寝室の中に入って来る。彼女は花柄の寝巻きに着替えていたが、サイズが合っていないのか、それとも熱いからなのか、一番上のボタンが閉じておらず、開いている。そのせいで、若干胸の谷間が見えてしまった。
「シャカール君は、この後はどうするのですか?」
「今日はもう寝る。家に帰っても、中々心休まれなかったからな。早く寝て良い夢でも見るさ。クリープは早く女子寮に戻れ」
ベッドの上に横になり、彼女に背を向ける。するとベッドが軋む音が聞こえ、振り向いた。すると、なぜかクリープまでが俺のベッドに潜り込む。
「おい、これはいったい何の冗談だ?」
「冗談ではありません。ママはいつでも全力です。シャカール君が良い子になってくれるように、添い寝をしてあげます。そして子守唄を歌いなから、体をポンポンしてあげます」
「良いから帰れ、お前がいたら――」
ベッドから出て行くように促すと、いつの間にかクリープは瞼を閉じ、寝息を立てていた。
「まったく、俺が良い子にしようとするから疲れが溜まるんだ。どうしてくれるんだよ。お前が塞いでいるせいで、ベッドから出られなくなってしまったじゃないか」
反対側と頭側は壁になっている。そして足元側も壁だ。だから降りるには、クリープの上を乗り越えるしかない。
だけど気持ち良さそうに寝息を立てている彼女を見ると、ベッドの軋む振動で起こしてしまうのも憚れた。
結局俺は、クリープと同じベッドで一夜を明かし、明日が来るのを待つしかなかった。
彼女と目が合ったその瞬間、眼球が下に動かされ、直ぐに視線を逸らされる。そして顔を一気に赤らめた。
クリープの行動から察した俺は、俯いて視線を下げる。
立ち上がったことで、俺のムスコが湯船から出て、その姿を曝け出していた。
直ぐに浴槽の中に入り、体をお湯の中に隠す。
「おい、どうして入ってきた」
「だって、これもシャカール君を良い子にするために、必要なことなんですよ。背中を流して裸の付き合いをすれば、シャカール君が心を開いて、良い子になってくれるはずなんです」
浴室に入って来た理由をクリープが述べ、俺は頭痛を感じつにはいられなくなった。
どうしてそんな発想に至る。そこまでして俺を良い子にする必要がないじゃないか。
「そんなことはいい。早く出て行ってくれ」
「いやです。シャカール君がママに甘えて愛情をたっぷりに受けて、良い子になると誓ってくれるのなら、話しは変わりますが」
「分かった。誓おう。だから早く浴室から出て行ってくれ」
「分かりました。では、これに宣言をしてください」
一度扉を開けて彼女は何かを取り出す。それはルーナから貰った録音機だ。いつの間にか、俺の部屋から持ち込んだらしい。
「そして『俺、シャカールは、クリープママにたくさん甘えて良い子になります。今まで悪いことをしてごめんなさい』と言っていただいたのなら、ここから出て行きます。明日、この言葉を全校生徒に聞かせますので」
「そんな恥ずかしいこと言えるか!」
思わず声を上げてしまう。でも仕方がないことだ。誰だって感情的になれば、声を荒げてしまう。
「では、ママがお背中を流しますね。さぁ、こちらに来てください」
両手を広げ、受け入れる体勢を取りながら、クリープは俺が浴槽から出て来るのを待つ。
こうなったら仕方がない。全校生徒の前で恥を晒すくらいなら、この時間だけ恥を晒した方がマシだ。
クリープに背を向けて立ち上がり、持って来ていたタオルを腰に巻く。そして湯船から出ると椅子に座った。
「それでは始めますね」
浴室内にある石鹸にクリープが手を伸ばす。すると、その数秒後には背中に何かが当てられ、体に擦り付けてくる。
体から伝わるこの感じからして、タオルで擦られているのだろう。
「シャカール君、どこか痒いところとかありますか?」
「股間が痒いな」
「ごめんなさい。言葉が足りませんでしたね。背中の中で痒いところはありますか?」
冗談で言ってみると、クリープは普段と変わらないおっとりとした口調で言葉を訂正する。
実際には、別に股間は痒くはない。どんな反応をするのか興味本意で言ってみた。もし、これがタマモなら、俺を罵倒してゴミを見るような視線を送っていただろう。
「なぁ、裸エプロンはしないとか言っておきながら、バスタオル1枚でいる姿で平然といるのはおかしくないか? 両方とも一枚の布を纏っているだけじゃないか」
「裸エプロンは変態のすることです。ですが、バスタオル姿は誰もがするので、おかしくはありません。だから別に変でもないですし、恥ずかしくもありません」
なるほど、そんな境界線が合ったのか。どおりで、バスタオル姿の時は平然としているなと思った。
「お背中終わりましたよ。では、次に腕を洗いますね」
背中が終わり、今度は腕を洗うと宣言すると、彼女は泡だったタオルで腕を洗う。
「脇の方もしっかりと洗いますので、腕を上げてくださいね」
腕を洗うと言われ、彼女の言う通りにする。タオルが脇を擦ると、くすぐったく感じてしまった。
ほとんどの部分を彼女に洗って貰ったが、股間の部分だけはノータッチだった。そこは自分でしろと言うことなのだろう。
「ほら、タオルを貸せよ。あそこは自分でする」
「ありがとうございます。さすがにあそこはデリケートな部分なので、変に触って握り潰したら大変ですので」
彼女の言葉に血の気が引く。クリープはウサギの耳と尻尾を除けば、普通の人間の女の子と殆ど変わらない。だが、ケモノ族である以上、力などは人間よりも強い。彼女の言う通り、力加減を間違えれば、俺のムスコは骨折することになる。
意外かもしれないが、男性器は骨折するのだ。膨張した状態で過度な力が加わると、海綿体などの内部の組織が断裂してしまう。その結果、著しい変形をしたり、出血して腫れ上がったりするのだ。
しかも放置をしてしまうと、男性機能の後遺症が残る場合もあり、排尿することもままならない。
本当にデリケートな部分は、俺自身がするのが一番。素早く洗い終える。
「洗い終わったぞ。流してくれ」
「分かりました。では、今から流しますね」
洗面器をクリープが掴み、浴槽の中にあるお湯を掬うと背中に流される。
「はい。終わりました。綺麗になりましたよ」
「サンキュ。俺は十分に体が温まったから、出て行く。クリープも入るのなら入っていけば良い」
風呂場から出ることを告げると、俺は急いで扉を開けて浴室から出て行く。
脱衣場に出ると、置いてあったタオルを掴み、濡れた体を拭く。続いて寝巻きに着替えようとすると、隣に置いてあった下着類が視界に入った。
女性の下着だ。年相応のブラとパンツが置かれてある。
俺のことを信用してくれているのかもしれないが、できることなら視界に入るようなところには置いて欲しくない。
今視界に入ったことはなるべく早く忘れるように心がけ、脱衣所から出ると部屋に戻る。
「ふぅ、良いお湯でした。入れてくださりありがとうございます」
風呂場から出て来たようで、クリープが寝室の中に入って来る。彼女は花柄の寝巻きに着替えていたが、サイズが合っていないのか、それとも熱いからなのか、一番上のボタンが閉じておらず、開いている。そのせいで、若干胸の谷間が見えてしまった。
「シャカール君は、この後はどうするのですか?」
「今日はもう寝る。家に帰っても、中々心休まれなかったからな。早く寝て良い夢でも見るさ。クリープは早く女子寮に戻れ」
ベッドの上に横になり、彼女に背を向ける。するとベッドが軋む音が聞こえ、振り向いた。すると、なぜかクリープまでが俺のベッドに潜り込む。
「おい、これはいったい何の冗談だ?」
「冗談ではありません。ママはいつでも全力です。シャカール君が良い子になってくれるように、添い寝をしてあげます。そして子守唄を歌いなから、体をポンポンしてあげます」
「良いから帰れ、お前がいたら――」
ベッドから出て行くように促すと、いつの間にかクリープは瞼を閉じ、寝息を立てていた。
「まったく、俺が良い子にしようとするから疲れが溜まるんだ。どうしてくれるんだよ。お前が塞いでいるせいで、ベッドから出られなくなってしまったじゃないか」
反対側と頭側は壁になっている。そして足元側も壁だ。だから降りるには、クリープの上を乗り越えるしかない。
だけど気持ち良さそうに寝息を立てている彼女を見ると、ベッドの軋む振動で起こしてしまうのも憚れた。
結局俺は、クリープと同じベッドで一夜を明かし、明日が来るのを待つしかなかった。
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