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最終章 果たされた約束
76話 重なる想い⑸
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まさかその場所にキスを贈られるなど思ってもみなかったレインリットは、熱く柔らかなエドガーの唇を感じて息を飲んだ。
「あ……エドガー、様、そんな」
「赤く色付いていて綺麗だよ……中は、蕩けそうに熱いのかな?」
「は、ああぁぁんっ」
ぴちゃり、と音を立てながら吸われ、レインリットはあられもなく頭を振り乱して悲鳴を上げた。目の奥に星のような瞬きがチカチカして、身体中の神経が秘密の場所に集まったかのように感じられる。なおも執拗に唇を蠢かして舌で巧みに突いてくるエドガーが、レインリットの太腿を掴んで益々貪ってきた。
「感じているのか……蜜が溢れてくるよ」
「わかっ、りませっ、あっ、んんっ」
「本当に、蜜のように甘い……な」
「ひぁぁぁっ」
じゅるりと吸われた場合が、ジンジンと熱くなる。レインリットの秘密の場所に顔を押し付けているエドガーの鼻が、あの一番感じる場所を刺激してレインリットの腰が浮き上がった。
「やっ、エドガーさまっ、わた、し、はぁんっ」
「私に身を委ねて……大丈夫、一度いくんだ」
「あつ、い、あっ、あっ、んあっ」
いくとはどういうことなのかわからないレインリットは、秘密の場所からお腹の奥へと迫り上がってくる何かを持て余していた。それは身悶えるように熱い痺れで、触れられる度に声が出てしまうくらいの刺激だ。
「エドガーさまっ、たすけ、て、ああっ」
「集まった熱を解放するんだ。我慢しないで」
「やあっ、何か、入って」
「さあ、レイン」
「あっ、あっ、ひゃんっ」
エドガーの熱い舌なのか、それとも指なのか。秘密の場所に何かが入ってくる感覚に、レインリットの脚がピンと伸びる。中をかき混ぜられているような気がして思わず手を伸ばすと、指先がエドガーの髪に触れた。
「痛くはないか?」
「わからなっ、あんっ」
「解しておかないと、この先の行為が辛いかもしれないんだ」
「この、さき?」
その瞬間、はっきりとエドガーの指が入っていることがわかった。グイグイと押し広げたり、トントンと中を突いたり、レインリットはそう理解しただけで、新たな快感を得る。
「エドガーさま、エドガーさま、あ、あ、ああぁぁぁーーっ!」
ついに耐えきれなくなったレインリットは、いきなり弾け飛んだ熱と刺激に頭が真っ白になった。まるでそこに心臓があるみたいにズクズクと脈打つような、切なくなるような痺れに満たされる。秘密の場所は自分意思に関係なくビクンビクンと痙攣し、まだ続いているエドガーのキスに甘い蜜を溢す。
「きちんといけたね」
「身体が、んっ、熱くて……エドガーさま、私」
「ああ、君のここはすっかり蕩けてる」
エドガーの指はまだ中に入っている。動かす度に水音が鳴るので、レインリットはそれが恥ずかしくて目を潤ませた。
「私、どうなるんですっ、ふぁっ」
「私を迎え入れてほしい」
レインリットは手を掴まれ、エドガーの腰の真ん中にその手を導かれる。そこは硬く盛り上がっていて、あまりの熱さに驚いた。
「きゃっ」
「君が熱くなっているように、私も熱いんだ……ほら、見てみるかい?」
エドガーが素早く服を脱いでいく。自分とは違う逞しさにドキドキしたレインリットは、晒された身体に目を奪われた。シャナス公国海軍の軍人たちが海で水練をしている姿を遠目に見たことがあったが、異性の裸体をまじまじと見るのは淑女として恥ずべきことだ。しかし、均整の取れた美しいエドガーの身体からは、目を離すことができそうにない。
「……素敵です」
「そうかい? まあ、鍛えている方だからね」
上を脱ぎ終えたエドガーは、続けて下の方も脱ぎ去った。レインリットと同じ、すっかり裸になったエドガーの腰の真ん中には、自分にはない雄々しいものがそそり勃っている。
「これが、君のここに入るんだよ」
少し色濃く、興奮していることがよくわかる大きさだった。本には詳しくは描かれていなかったが、レインリットにはそれが男性の昂まりだとすぐにわかる。将来の夫となるべき人のみが入ることを許されたその場所に、エドガーが昂まりを充てがってきた。
「レイン、愛してる……私の花嫁になってくれ、結婚しよう」
「エドガー様、私の将来の旦那様。愛しています、愛しています」
銀色の溶けた瞳と緑色の濡れた瞳がお互いを映し、二人の視線が絡まり合う。それからゆっくりゆっくりと、レインリットの反応を窺うかのようにエドガーの昂まりが押し入ってきた。
「っ……!」
「痛むか。少し、深呼吸をして」
「だいじょ、ぶ、です」
押し広げられてズキズキとするが、それすらも愛おしく、レインリットはエドガーの首に手を回す。裸の身体が密着し、その温かさをもっと感じたくなった。その間にも、昂まりがじわじわと侵入してくる。不意に、エドガーが指を差し入れてきてあの敏感な場所を押してくると、レインリットは快感に息を吸い込んだ。
「レイン、レイン……もう少しだよ」
「あんっ、それ、は、ああっ、駄目、なのっ!」
一際鋭い痛みと、小刻みに動かされる指からの快感が合わさって、レインリットは唇を噛んで耐えた。ヒリヒリするような痛みは、エドガーを迎え入れることができた証でもある。レインリットは優しい手つきで額を撫でてくるエドガーに、甘えるように擦り寄った。
「ありがとう、レインリット」
「私、きちんとできましたか?」
「ああ、君の奥深くに入ったよ。ほら、わかるかい?」
レインリットの柔らかく平らなお腹の上に、エドガーが手を押し当ててくる。そこはジンジンとした痺れを伝えてくる場所と同じところで、この奥にエドガーの昂まりがあるのかと思うと幸せだった。そう思った瞬間、レインリットのお腹の奥がキュンと甘く引き攣れる。エドガーに対する愛しさが急激に膨れ上がってきたレインリットは、痛みすらも疼きに変えてエドガーを求めた。
「んっ、くはっ……レイン、そんなに締めつけるとっ」
「わ、わかりません、あっ、エドガー様、動かしては、あんっ」
じわじわと広がっていくのは、痛みではなく甘い痺れだ。銀色の瞳をギラつかせたエドガーは、何かに耐えるような顔になり、レインリットの唇を貪ってくる。愛しくて切なくて、どうしようもない想いを乗せて、レインリットはキスに応えた。そして、嵐のようなキスの合間に囁かれたのは、謝罪と嘆願の言葉だ。
「すまない、レイン……君を愛させてくれ」
「あ……エドガー、様、そんな」
「赤く色付いていて綺麗だよ……中は、蕩けそうに熱いのかな?」
「は、ああぁぁんっ」
ぴちゃり、と音を立てながら吸われ、レインリットはあられもなく頭を振り乱して悲鳴を上げた。目の奥に星のような瞬きがチカチカして、身体中の神経が秘密の場所に集まったかのように感じられる。なおも執拗に唇を蠢かして舌で巧みに突いてくるエドガーが、レインリットの太腿を掴んで益々貪ってきた。
「感じているのか……蜜が溢れてくるよ」
「わかっ、りませっ、あっ、んんっ」
「本当に、蜜のように甘い……な」
「ひぁぁぁっ」
じゅるりと吸われた場合が、ジンジンと熱くなる。レインリットの秘密の場所に顔を押し付けているエドガーの鼻が、あの一番感じる場所を刺激してレインリットの腰が浮き上がった。
「やっ、エドガーさまっ、わた、し、はぁんっ」
「私に身を委ねて……大丈夫、一度いくんだ」
「あつ、い、あっ、あっ、んあっ」
いくとはどういうことなのかわからないレインリットは、秘密の場所からお腹の奥へと迫り上がってくる何かを持て余していた。それは身悶えるように熱い痺れで、触れられる度に声が出てしまうくらいの刺激だ。
「エドガーさまっ、たすけ、て、ああっ」
「集まった熱を解放するんだ。我慢しないで」
「やあっ、何か、入って」
「さあ、レイン」
「あっ、あっ、ひゃんっ」
エドガーの熱い舌なのか、それとも指なのか。秘密の場所に何かが入ってくる感覚に、レインリットの脚がピンと伸びる。中をかき混ぜられているような気がして思わず手を伸ばすと、指先がエドガーの髪に触れた。
「痛くはないか?」
「わからなっ、あんっ」
「解しておかないと、この先の行為が辛いかもしれないんだ」
「この、さき?」
その瞬間、はっきりとエドガーの指が入っていることがわかった。グイグイと押し広げたり、トントンと中を突いたり、レインリットはそう理解しただけで、新たな快感を得る。
「エドガーさま、エドガーさま、あ、あ、ああぁぁぁーーっ!」
ついに耐えきれなくなったレインリットは、いきなり弾け飛んだ熱と刺激に頭が真っ白になった。まるでそこに心臓があるみたいにズクズクと脈打つような、切なくなるような痺れに満たされる。秘密の場所は自分意思に関係なくビクンビクンと痙攣し、まだ続いているエドガーのキスに甘い蜜を溢す。
「きちんといけたね」
「身体が、んっ、熱くて……エドガーさま、私」
「ああ、君のここはすっかり蕩けてる」
エドガーの指はまだ中に入っている。動かす度に水音が鳴るので、レインリットはそれが恥ずかしくて目を潤ませた。
「私、どうなるんですっ、ふぁっ」
「私を迎え入れてほしい」
レインリットは手を掴まれ、エドガーの腰の真ん中にその手を導かれる。そこは硬く盛り上がっていて、あまりの熱さに驚いた。
「きゃっ」
「君が熱くなっているように、私も熱いんだ……ほら、見てみるかい?」
エドガーが素早く服を脱いでいく。自分とは違う逞しさにドキドキしたレインリットは、晒された身体に目を奪われた。シャナス公国海軍の軍人たちが海で水練をしている姿を遠目に見たことがあったが、異性の裸体をまじまじと見るのは淑女として恥ずべきことだ。しかし、均整の取れた美しいエドガーの身体からは、目を離すことができそうにない。
「……素敵です」
「そうかい? まあ、鍛えている方だからね」
上を脱ぎ終えたエドガーは、続けて下の方も脱ぎ去った。レインリットと同じ、すっかり裸になったエドガーの腰の真ん中には、自分にはない雄々しいものがそそり勃っている。
「これが、君のここに入るんだよ」
少し色濃く、興奮していることがよくわかる大きさだった。本には詳しくは描かれていなかったが、レインリットにはそれが男性の昂まりだとすぐにわかる。将来の夫となるべき人のみが入ることを許されたその場所に、エドガーが昂まりを充てがってきた。
「レイン、愛してる……私の花嫁になってくれ、結婚しよう」
「エドガー様、私の将来の旦那様。愛しています、愛しています」
銀色の溶けた瞳と緑色の濡れた瞳がお互いを映し、二人の視線が絡まり合う。それからゆっくりゆっくりと、レインリットの反応を窺うかのようにエドガーの昂まりが押し入ってきた。
「っ……!」
「痛むか。少し、深呼吸をして」
「だいじょ、ぶ、です」
押し広げられてズキズキとするが、それすらも愛おしく、レインリットはエドガーの首に手を回す。裸の身体が密着し、その温かさをもっと感じたくなった。その間にも、昂まりがじわじわと侵入してくる。不意に、エドガーが指を差し入れてきてあの敏感な場所を押してくると、レインリットは快感に息を吸い込んだ。
「レイン、レイン……もう少しだよ」
「あんっ、それ、は、ああっ、駄目、なのっ!」
一際鋭い痛みと、小刻みに動かされる指からの快感が合わさって、レインリットは唇を噛んで耐えた。ヒリヒリするような痛みは、エドガーを迎え入れることができた証でもある。レインリットは優しい手つきで額を撫でてくるエドガーに、甘えるように擦り寄った。
「ありがとう、レインリット」
「私、きちんとできましたか?」
「ああ、君の奥深くに入ったよ。ほら、わかるかい?」
レインリットの柔らかく平らなお腹の上に、エドガーが手を押し当ててくる。そこはジンジンとした痺れを伝えてくる場所と同じところで、この奥にエドガーの昂まりがあるのかと思うと幸せだった。そう思った瞬間、レインリットのお腹の奥がキュンと甘く引き攣れる。エドガーに対する愛しさが急激に膨れ上がってきたレインリットは、痛みすらも疼きに変えてエドガーを求めた。
「んっ、くはっ……レイン、そんなに締めつけるとっ」
「わ、わかりません、あっ、エドガー様、動かしては、あんっ」
じわじわと広がっていくのは、痛みではなく甘い痺れだ。銀色の瞳をギラつかせたエドガーは、何かに耐えるような顔になり、レインリットの唇を貪ってくる。愛しくて切なくて、どうしようもない想いを乗せて、レインリットはキスに応えた。そして、嵐のようなキスの合間に囁かれたのは、謝罪と嘆願の言葉だ。
「すまない、レイン……君を愛させてくれ」
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