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129 触手お口責め
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今日もいつものように魔物を討伐していた小愛。
そんな彼女の元に忍び寄る影が……。
「そこ!!」
「グゲ」
しかしそう何度も同じやられ方をする小愛では無かった。
気配を感じ取った小愛は即座にナイフを投擲し、魔物を倒したのである。
「ふふん、流石にそう何度も同じ手はくらわないよ」
小さな胸を反らせながら、小愛はドヤ顔でそう言った。
だがその油断が、慢心が、彼女の決定的な弱点であり、駄目なところなのだ。
「ぅぁっ!?」
ナイフが突き刺さったままモゾモゾと動いている目の前の魔物に小愛は意識を奪われていたのである。
その隙に後ろから迫っていた魔物が小愛に飛び掛かり、彼女の小さな体を拘束したのだった。
「ま、待って……やめ……」
その魔物は触手を持っており、シュルシュルと小愛の体に巻き付いて行く。
あっという間に手足を拘束された小愛は身動きを取ることも出来なくなり、魔物のなすがままになっていた。
「んぶっ……!?」
そして彼女の体の自由を完全に消失させた魔物は、満を持して彼女の口の中へと触手をぶち込んだ。
ぬちゅ……ぐちゅ……。
そんな淫らな音をたてながら触手は小愛の口の中を丁寧に蹂躙していった。
(な、なんでこんなこと……)
今までの魔物は彼女を孕み袋にしたり栄養の補給のために体液を啜るなどを行うことが多かった。
そんな中、この魔物はひたすらに彼女の口の中をぐちゃぐちゃにするだけでそれ以上の事をする気が無さそうだったのだ。
そう言う事をされてしまうと思っていた小愛が困惑してしまうのも無理も無いことであった。
「んぅ゛っ……♡」
あまりにも触手による責めが煽情的なものであったために、小愛は口の中を弄られているだけなのにも関わらず蠱惑的な声を漏らしてしまう。
しかしここにきて小愛は触手の目的を感じ取ることに成功したようだ。
(この触手……もしかして私を気持ち良くしようとしてる……?)
魔物を相手にしているにしてはあまりにも荒唐無稽が過ぎるその考えだが、実際それは正しかった。
そう、触手の目的は繁殖でも食事でも無く、ただただ小愛を気持ち良くしようとしているだけなのだ。
何故このような妙な性質をこの魔物が持っているのか。
それは簡単。この魔物自体、そう言う風に作られた魔物だからである。
その昔、どこかのトンチキ研究者が「性器を弄らずとも対象に快楽を与える方法」を模索していた。
その時に考え出されたのが、粘膜組織で構成されていて敏感な部分の多い口内への刺激を得意とする存在だったのだ。
そしてその時に作られた試作品が逃げ出して野生で繁殖したのが言わずもがな、この触手魔物であった。
「んん゛っ♡ ぅ゛ぁ゛っ♡」
そう言う目的で作られたというだけあって、この魔物のテクは相当なものである。
対象の敏感で弱い部分を的確に狙い打つその精度は凄まじく、現に今、小愛の体はこれでもかと言う程に反応してしまっていた。
ある触手は舌に絡みつき、優しく締め上げている。
ある触手は口内をねっとりとした動きで撫で上げている。
ある触手は喉の方へと潜り込み、ズルズルと喉奥を刺激し続けている。
(これ、駄目になる……お口の中、壊れちゃうよぉ……)
触手による責めは止まることなく、小愛の脳を今なお快楽の炎で焼いていた。
常人であればとっくに失神したり、おかしくなってしまう程の刺激にも小愛ならば耐えられるのだ。
もっとも「耐えられている」だけであって「効果が無い」訳ではないのだが。
そうした強すぎる刺激によって小愛の可愛らしいサイズの乳首はビンビンに勃起し、秘部からは絶えず愛液が垂れ流されている。
そして低身長なその体には似合わない大きな腰はガクガクと震え、もはや立っていることすらままならない状態であった。
だがこの触手はあくまで口内への刺激に特化しているため、それ以外の部分に触れることは無い。
そう言う風に作られているのだ。
(気持ち良い……気持ち良いのに、イけなくて辛い……!)
全身を拘束されてしまっているせいで小愛は自身で性感帯を弄ることも出来ず、ただただ生殺しの状態となっていた。
その間も彼女の体は快楽を求めてありとあらゆる突起をビンビンに勃起させており、服と擦れるだけでも全身がビクビクと震えてしまう程であった。
だがそれでも、彼女には何も出来ない。
今の小愛に許されているのは触手による口内への刺激でイクことのみなのだ。
しかし触手による責めは決してガツンと来るような強いものではなく、ねっとりじっくりと、味のよく染みた煮物を作るかのように、ゆっくり……ゆ~っくりと刺激を与え続けるものなのだった。
その結果、小愛は体中が刺激を求めてしまっている状態で延々とお預けをされているようなものとなっている。
(お願い、イかせて……! もう限界なのに、刺激が優し過ぎてイけないの辛いのぉっ……!)
小愛は今にも気が狂ってしまいそうな程に欲情し、強い刺激を心の底から懇願していた。
だが残念ながら触手の魔物にそれが伝わることは無い。
絶頂をひたすらに望み続けたまま、口の中を触手の魔物にぐっちゅぐっちゅと犯され続けるのだ。
それがどれだけ幸せで、どれだけ苦しいことなのか。
当事者でなければ想像することも出来ないだろう。
そんな彼女の元に忍び寄る影が……。
「そこ!!」
「グゲ」
しかしそう何度も同じやられ方をする小愛では無かった。
気配を感じ取った小愛は即座にナイフを投擲し、魔物を倒したのである。
「ふふん、流石にそう何度も同じ手はくらわないよ」
小さな胸を反らせながら、小愛はドヤ顔でそう言った。
だがその油断が、慢心が、彼女の決定的な弱点であり、駄目なところなのだ。
「ぅぁっ!?」
ナイフが突き刺さったままモゾモゾと動いている目の前の魔物に小愛は意識を奪われていたのである。
その隙に後ろから迫っていた魔物が小愛に飛び掛かり、彼女の小さな体を拘束したのだった。
「ま、待って……やめ……」
その魔物は触手を持っており、シュルシュルと小愛の体に巻き付いて行く。
あっという間に手足を拘束された小愛は身動きを取ることも出来なくなり、魔物のなすがままになっていた。
「んぶっ……!?」
そして彼女の体の自由を完全に消失させた魔物は、満を持して彼女の口の中へと触手をぶち込んだ。
ぬちゅ……ぐちゅ……。
そんな淫らな音をたてながら触手は小愛の口の中を丁寧に蹂躙していった。
(な、なんでこんなこと……)
今までの魔物は彼女を孕み袋にしたり栄養の補給のために体液を啜るなどを行うことが多かった。
そんな中、この魔物はひたすらに彼女の口の中をぐちゃぐちゃにするだけでそれ以上の事をする気が無さそうだったのだ。
そう言う事をされてしまうと思っていた小愛が困惑してしまうのも無理も無いことであった。
「んぅ゛っ……♡」
あまりにも触手による責めが煽情的なものであったために、小愛は口の中を弄られているだけなのにも関わらず蠱惑的な声を漏らしてしまう。
しかしここにきて小愛は触手の目的を感じ取ることに成功したようだ。
(この触手……もしかして私を気持ち良くしようとしてる……?)
魔物を相手にしているにしてはあまりにも荒唐無稽が過ぎるその考えだが、実際それは正しかった。
そう、触手の目的は繁殖でも食事でも無く、ただただ小愛を気持ち良くしようとしているだけなのだ。
何故このような妙な性質をこの魔物が持っているのか。
それは簡単。この魔物自体、そう言う風に作られた魔物だからである。
その昔、どこかのトンチキ研究者が「性器を弄らずとも対象に快楽を与える方法」を模索していた。
その時に考え出されたのが、粘膜組織で構成されていて敏感な部分の多い口内への刺激を得意とする存在だったのだ。
そしてその時に作られた試作品が逃げ出して野生で繁殖したのが言わずもがな、この触手魔物であった。
「んん゛っ♡ ぅ゛ぁ゛っ♡」
そう言う目的で作られたというだけあって、この魔物のテクは相当なものである。
対象の敏感で弱い部分を的確に狙い打つその精度は凄まじく、現に今、小愛の体はこれでもかと言う程に反応してしまっていた。
ある触手は舌に絡みつき、優しく締め上げている。
ある触手は口内をねっとりとした動きで撫で上げている。
ある触手は喉の方へと潜り込み、ズルズルと喉奥を刺激し続けている。
(これ、駄目になる……お口の中、壊れちゃうよぉ……)
触手による責めは止まることなく、小愛の脳を今なお快楽の炎で焼いていた。
常人であればとっくに失神したり、おかしくなってしまう程の刺激にも小愛ならば耐えられるのだ。
もっとも「耐えられている」だけであって「効果が無い」訳ではないのだが。
そうした強すぎる刺激によって小愛の可愛らしいサイズの乳首はビンビンに勃起し、秘部からは絶えず愛液が垂れ流されている。
そして低身長なその体には似合わない大きな腰はガクガクと震え、もはや立っていることすらままならない状態であった。
だがこの触手はあくまで口内への刺激に特化しているため、それ以外の部分に触れることは無い。
そう言う風に作られているのだ。
(気持ち良い……気持ち良いのに、イけなくて辛い……!)
全身を拘束されてしまっているせいで小愛は自身で性感帯を弄ることも出来ず、ただただ生殺しの状態となっていた。
その間も彼女の体は快楽を求めてありとあらゆる突起をビンビンに勃起させており、服と擦れるだけでも全身がビクビクと震えてしまう程であった。
だがそれでも、彼女には何も出来ない。
今の小愛に許されているのは触手による口内への刺激でイクことのみなのだ。
しかし触手による責めは決してガツンと来るような強いものではなく、ねっとりじっくりと、味のよく染みた煮物を作るかのように、ゆっくり……ゆ~っくりと刺激を与え続けるものなのだった。
その結果、小愛は体中が刺激を求めてしまっている状態で延々とお預けをされているようなものとなっている。
(お願い、イかせて……! もう限界なのに、刺激が優し過ぎてイけないの辛いのぉっ……!)
小愛は今にも気が狂ってしまいそうな程に欲情し、強い刺激を心の底から懇願していた。
だが残念ながら触手の魔物にそれが伝わることは無い。
絶頂をひたすらに望み続けたまま、口の中を触手の魔物にぐっちゅぐっちゅと犯され続けるのだ。
それがどれだけ幸せで、どれだけ苦しいことなのか。
当事者でなければ想像することも出来ないだろう。
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