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68 密室監禁お漏らし
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今日もいつものようにダンジョンへと依頼をこなしに来ていた小愛。
そんな彼女は気付けばある部屋に閉じ込められていた。
「あれ、出口が……無い?」
その部屋は真っ白な壁と床に天井で構成されており、どこか非現実的な雰囲気の空間であった。
それまで彼女がいたはずの石造のダンジョンの姿はそこには無く、何かしらのトラップにはまったのだという事だけが彼女のわかることだった。
「と、とりあえず出口を探さなきゃ……」
小愛は何の手がかりも無い真っ白で真っ平な壁を見回す。しかしそこに出口と言えるものは無い。
それどころか一切の隙間も無いのだ。手で触っても一切のざらつきも無く、まるで磨き上げられた大理石のようにツルツルスベスベであった。
「どうしようか、これ」
小愛は途方に暮れてしまった。
と、そこで一つの手に出た。
「仕方が無い。こうなったら壊すしか無いよね……!」
そう言って小愛はアイテムボックスから剣を取り出して壁へと振り下ろした。
しかし剣はいとも容易く弾かれてしまう。さらには、高威力の一撃を与えたにも関わらず壁には一切の傷が付いていなかった。
「そんな……、いや、まだ斬撃に耐性があるだけかもしれないし……せぃ!」
剣をアイテムボックスに戻した小愛は今度は素手で壁を殴り始めた。
ドスドスと壁を攻撃し続けた小愛だが、それでも壁はびくともしなかった。
それならばと今度は魔法を放ち始めた。
炎、水、土、光、多種多様な属性の魔法を壁にぶつけるものの、その全てが意味を為さずに霧散してしまった。
もはや彼女になすすべはなかった。
「はぁ、はぁ、そんな……うそでしょ……?」
こんなことなど今までに無かったために小愛は焦りを見せ始める。
そんな彼女は背後に妙な気配を感じて振り向いた。
「……え?」
そこには先ほどまでなかったはずの机とティーカップが存在していた。
一切の装飾の無い真っ白で殺風景な部屋とは違い、煌びやかで絢爛な装飾がされているそれは逆に異質であった。
「なんでいきなり……それにこれ、紅茶?」
机の上にあるティーカップには半透明の赤い液体が入っている。
警戒しながらそれを覗き込む小愛は、匂いからそれが紅茶の類であることに気付いたのだった。
「どうしていきなりこんなものが……やっぱりここって魔術的な何かなのかな……。それなら解除方法があるはず」
諦めかけていた小愛だったが、突然現れたティーカップからここが魔術的な結界である可能性を見出し、再び出る方法を考え始めた。
そして一時間程が経ち、結局彼女は一切の手がかりを手に入れることは出来ずにいた。
「ここに来てからどれだけ経ったんだろう……喉が渇いてきた……けど」
小愛はティーカップの方を見る。
「あれを飲んでいいのかもわからないし……毒とか入ってたらどうしよう……」
得体のしれないティーカップの中に注がれた紅茶。それを飲むにはまだ抵抗があった。
思ったよりも彼女の意思は強く一日は耐えたのだが、さすがの小愛でもとうとう限界が来たのだった。
「はぁ……はぁ……駄目、そろそろ水分補給しないと、本格的に不味い……」
小愛は体が水を欲していることを理解していた。それでも理性で抑えていたのだが、とうとうティーカップを手に取り口の中に流し込んだ。
「んぐっ、んぐっ……」
小愛のカラカラの喉を紅茶が潤していく。あまりにも体が水分を欲していたからか味を楽しむ余裕は彼女には無かった。
「ぷはっ、はぁ……はぁ……。少なくとも即効性の毒は無いみたい……?」
小愛は自身の体になんの異常も無いことを確認しつつ、ティーカップを観察し始めた。
「見た目は本当にただのティーカップ……けど、何か脱出のための鍵があるかもしれない」
小愛はティーカップを隅々まで観察して脱出の手がかりを探した。だが残念ながら全く情報は得られなかった。
「はぁ、やっぱりここにも手がかりはないか……けど、紅茶は美味しかったな」
ひとまず水分補給が出来たため少し落ち着いてきた小愛は先程飲んだ紅茶に思いを馳せ始めた。
「程よい甘さにいい香り。きっと良い茶葉を使ってるんだろうな。しばらく食べ物を食べてないから温かいのも助かる……ん? 温かい……?」
その時、小愛は再び異常に気付いた。
「何であんなに時間が経ってるのに温かいままなの……? もしかして私以外の時間が動いてない……?」
何かを思いついたのか小愛はティーカップを机に置き、水魔法で生み出した水を氷魔法で凍らせようとした。
しかし、水はいつまで経っても凍ることは無く液体のままだった。
「そんな……私以外の時間が動いてないんだとしたらもしかして結界の外も……」
小愛の血の気が引いて行く。仮に結界の外の時間が止まっているのだとしたら、彼女が帰らないことに気付いたフタナやメルトが助けに来ることは絶対に無いのだ。
つまりは自分自身で何とかしなければならない。だが今の彼女は全く手がかりを見つけられていない。
まさに絶望だった。
「そ、そんな……私いつまでここに……あれ?」
そんな時、小愛はティーカップの中に再び紅茶が注がれていることに気付いた。
「また注がれてる……少なくともこの結界は私をすぐに殺すつもりは無い……?」
少なくとも水分の補給は無制限に行ってくれるかもしれない。小愛はそう考えた。
人間は一般的に水分が無い状態が続くと数日で死んでしまうが、食べ物を食べなくとも水分さえあれば一週間ちょっとくらいは生き延びれるのだ。
ましてや紅茶には砂糖が含まれており、生き延びれる時間はさらに延びるだろう。
しかしそうなると彼女の中に一つの疑問が浮き出た。
「じゃあこの空間の目的は一体……」
目的がわからないのだ。
閉じ込めて殺すのが目的で有れば、わざわざ紅茶を出すなどという敵に塩を送る行為をする必要は無い。
「じゃあやっぱり何かしらの条件で外に出られるんだ……!」
最終的に小愛はその答えに帰結した。いや、そう思い込んだ。そうしなければ精神が壊れてしまいかねないのだ。
それからまた数時間が経った頃。小愛の体に異常が起こり始める。と言っても変な物では無くただの生理現象……尿意だ。
もっとも、今この状況においてそれはある意味で死活問題となるわけだが。
「不味い、水分補給できるのは良いけど……この部屋トイレが無いよ」
ここに来て小愛をまた新たな危機が襲うこととなった。
殺風景なこの部屋には当然トイレなどあるはずも無く、用を足す場合は垂れ流しという事になる。
それがどれだけ人間の精神にダメージを与えるのか。想像に難くは無いだろう。
「けど、このままじゃ……」
刻一刻とその時は迫る。小愛がどう思おうと尿意は増していく。
もちろんこの世界に来てから何度も屋外での排泄はしている。だが外で草むらに隠れてするとかならまだしも、仮にも人工的な風味を持つ部屋の中でするとなると、そのハードルは段違いだった。
「あ、だめ……これ本当にだめなやつだ……」
膀胱の余裕が徐々に無くなって行く。小愛の下腹部は徐々に張っていき、いつ決壊してもおかしくはない状態だった。
それでも耐えられているのは彼女の精神がそれだけ強いということだろう。
だがそれも限界。とうとう彼女は覚悟を決めたのだった。
「少しずつ、少しずつなら大丈夫だから……」
そう言って小愛は自分に言い聞かせる。少しでも気休めになればと部屋の角へと移動した彼女は、下着を下ろしゆっくりとその場にしゃがみ込んだ。
「……ぁ、でちゃっ」
少しずつ出そうとした小愛だが、その意思もむなしく彼女の膀胱はためにため込んだ尿を勢いよく吐き出し始めた。
ジョボジョボと音を立てながら排出されていく尿を小愛はうるんだ目で見つめ続ける。形容しがたい羞恥心が頭の中を支配していき、それに反応するように頬は染まり息は荒くなっていく。
そして数分が経ち、彼女の膀胱は落ち着いたのだった。
「出し、終わった……?」
今にも泣きそうな声で小愛はそう呟く。しかしそんな彼女の中に妙な感情が芽生え始めていた。
「ぅぅ……嫌なのに、部屋の中でおしっこするの……気持ちよく感じちゃうなんて……」
彼女はトイレ以外の室内で用を足す背徳感に魅入られてしまったのだ。
と、その瞬間彼女の周りの空間が歪んでいき……彼女は気付いたら元居たダンジョンに戻っていた。
「戻って来た……? 脱出できたの!?」
何が何だかわからない小愛だったが、見覚えのある光景に安心した小愛はここがダンジョンの中であることを忘れて安堵していた。
そんな彼女の中である欲求がふつふつと湧いて行く。
「やっと出られたんだ私……けど、少しだけ……もう少ししてから帰ろう……」
小愛はまだしばらくダンジョンの中にいることにしたのだった。
尿意が溜まり、ダンジョン内で再び用を足すために。
ちなみに彼女がかかったトラップは『排尿しないと出られない部屋』という質が悪くも清々しい欲求を感じる領域結界でした。
そんな彼女は気付けばある部屋に閉じ込められていた。
「あれ、出口が……無い?」
その部屋は真っ白な壁と床に天井で構成されており、どこか非現実的な雰囲気の空間であった。
それまで彼女がいたはずの石造のダンジョンの姿はそこには無く、何かしらのトラップにはまったのだという事だけが彼女のわかることだった。
「と、とりあえず出口を探さなきゃ……」
小愛は何の手がかりも無い真っ白で真っ平な壁を見回す。しかしそこに出口と言えるものは無い。
それどころか一切の隙間も無いのだ。手で触っても一切のざらつきも無く、まるで磨き上げられた大理石のようにツルツルスベスベであった。
「どうしようか、これ」
小愛は途方に暮れてしまった。
と、そこで一つの手に出た。
「仕方が無い。こうなったら壊すしか無いよね……!」
そう言って小愛はアイテムボックスから剣を取り出して壁へと振り下ろした。
しかし剣はいとも容易く弾かれてしまう。さらには、高威力の一撃を与えたにも関わらず壁には一切の傷が付いていなかった。
「そんな……、いや、まだ斬撃に耐性があるだけかもしれないし……せぃ!」
剣をアイテムボックスに戻した小愛は今度は素手で壁を殴り始めた。
ドスドスと壁を攻撃し続けた小愛だが、それでも壁はびくともしなかった。
それならばと今度は魔法を放ち始めた。
炎、水、土、光、多種多様な属性の魔法を壁にぶつけるものの、その全てが意味を為さずに霧散してしまった。
もはや彼女になすすべはなかった。
「はぁ、はぁ、そんな……うそでしょ……?」
こんなことなど今までに無かったために小愛は焦りを見せ始める。
そんな彼女は背後に妙な気配を感じて振り向いた。
「……え?」
そこには先ほどまでなかったはずの机とティーカップが存在していた。
一切の装飾の無い真っ白で殺風景な部屋とは違い、煌びやかで絢爛な装飾がされているそれは逆に異質であった。
「なんでいきなり……それにこれ、紅茶?」
机の上にあるティーカップには半透明の赤い液体が入っている。
警戒しながらそれを覗き込む小愛は、匂いからそれが紅茶の類であることに気付いたのだった。
「どうしていきなりこんなものが……やっぱりここって魔術的な何かなのかな……。それなら解除方法があるはず」
諦めかけていた小愛だったが、突然現れたティーカップからここが魔術的な結界である可能性を見出し、再び出る方法を考え始めた。
そして一時間程が経ち、結局彼女は一切の手がかりを手に入れることは出来ずにいた。
「ここに来てからどれだけ経ったんだろう……喉が渇いてきた……けど」
小愛はティーカップの方を見る。
「あれを飲んでいいのかもわからないし……毒とか入ってたらどうしよう……」
得体のしれないティーカップの中に注がれた紅茶。それを飲むにはまだ抵抗があった。
思ったよりも彼女の意思は強く一日は耐えたのだが、さすがの小愛でもとうとう限界が来たのだった。
「はぁ……はぁ……駄目、そろそろ水分補給しないと、本格的に不味い……」
小愛は体が水を欲していることを理解していた。それでも理性で抑えていたのだが、とうとうティーカップを手に取り口の中に流し込んだ。
「んぐっ、んぐっ……」
小愛のカラカラの喉を紅茶が潤していく。あまりにも体が水分を欲していたからか味を楽しむ余裕は彼女には無かった。
「ぷはっ、はぁ……はぁ……。少なくとも即効性の毒は無いみたい……?」
小愛は自身の体になんの異常も無いことを確認しつつ、ティーカップを観察し始めた。
「見た目は本当にただのティーカップ……けど、何か脱出のための鍵があるかもしれない」
小愛はティーカップを隅々まで観察して脱出の手がかりを探した。だが残念ながら全く情報は得られなかった。
「はぁ、やっぱりここにも手がかりはないか……けど、紅茶は美味しかったな」
ひとまず水分補給が出来たため少し落ち着いてきた小愛は先程飲んだ紅茶に思いを馳せ始めた。
「程よい甘さにいい香り。きっと良い茶葉を使ってるんだろうな。しばらく食べ物を食べてないから温かいのも助かる……ん? 温かい……?」
その時、小愛は再び異常に気付いた。
「何であんなに時間が経ってるのに温かいままなの……? もしかして私以外の時間が動いてない……?」
何かを思いついたのか小愛はティーカップを机に置き、水魔法で生み出した水を氷魔法で凍らせようとした。
しかし、水はいつまで経っても凍ることは無く液体のままだった。
「そんな……私以外の時間が動いてないんだとしたらもしかして結界の外も……」
小愛の血の気が引いて行く。仮に結界の外の時間が止まっているのだとしたら、彼女が帰らないことに気付いたフタナやメルトが助けに来ることは絶対に無いのだ。
つまりは自分自身で何とかしなければならない。だが今の彼女は全く手がかりを見つけられていない。
まさに絶望だった。
「そ、そんな……私いつまでここに……あれ?」
そんな時、小愛はティーカップの中に再び紅茶が注がれていることに気付いた。
「また注がれてる……少なくともこの結界は私をすぐに殺すつもりは無い……?」
少なくとも水分の補給は無制限に行ってくれるかもしれない。小愛はそう考えた。
人間は一般的に水分が無い状態が続くと数日で死んでしまうが、食べ物を食べなくとも水分さえあれば一週間ちょっとくらいは生き延びれるのだ。
ましてや紅茶には砂糖が含まれており、生き延びれる時間はさらに延びるだろう。
しかしそうなると彼女の中に一つの疑問が浮き出た。
「じゃあこの空間の目的は一体……」
目的がわからないのだ。
閉じ込めて殺すのが目的で有れば、わざわざ紅茶を出すなどという敵に塩を送る行為をする必要は無い。
「じゃあやっぱり何かしらの条件で外に出られるんだ……!」
最終的に小愛はその答えに帰結した。いや、そう思い込んだ。そうしなければ精神が壊れてしまいかねないのだ。
それからまた数時間が経った頃。小愛の体に異常が起こり始める。と言っても変な物では無くただの生理現象……尿意だ。
もっとも、今この状況においてそれはある意味で死活問題となるわけだが。
「不味い、水分補給できるのは良いけど……この部屋トイレが無いよ」
ここに来て小愛をまた新たな危機が襲うこととなった。
殺風景なこの部屋には当然トイレなどあるはずも無く、用を足す場合は垂れ流しという事になる。
それがどれだけ人間の精神にダメージを与えるのか。想像に難くは無いだろう。
「けど、このままじゃ……」
刻一刻とその時は迫る。小愛がどう思おうと尿意は増していく。
もちろんこの世界に来てから何度も屋外での排泄はしている。だが外で草むらに隠れてするとかならまだしも、仮にも人工的な風味を持つ部屋の中でするとなると、そのハードルは段違いだった。
「あ、だめ……これ本当にだめなやつだ……」
膀胱の余裕が徐々に無くなって行く。小愛の下腹部は徐々に張っていき、いつ決壊してもおかしくはない状態だった。
それでも耐えられているのは彼女の精神がそれだけ強いということだろう。
だがそれも限界。とうとう彼女は覚悟を決めたのだった。
「少しずつ、少しずつなら大丈夫だから……」
そう言って小愛は自分に言い聞かせる。少しでも気休めになればと部屋の角へと移動した彼女は、下着を下ろしゆっくりとその場にしゃがみ込んだ。
「……ぁ、でちゃっ」
少しずつ出そうとした小愛だが、その意思もむなしく彼女の膀胱はためにため込んだ尿を勢いよく吐き出し始めた。
ジョボジョボと音を立てながら排出されていく尿を小愛はうるんだ目で見つめ続ける。形容しがたい羞恥心が頭の中を支配していき、それに反応するように頬は染まり息は荒くなっていく。
そして数分が経ち、彼女の膀胱は落ち着いたのだった。
「出し、終わった……?」
今にも泣きそうな声で小愛はそう呟く。しかしそんな彼女の中に妙な感情が芽生え始めていた。
「ぅぅ……嫌なのに、部屋の中でおしっこするの……気持ちよく感じちゃうなんて……」
彼女はトイレ以外の室内で用を足す背徳感に魅入られてしまったのだ。
と、その瞬間彼女の周りの空間が歪んでいき……彼女は気付いたら元居たダンジョンに戻っていた。
「戻って来た……? 脱出できたの!?」
何が何だかわからない小愛だったが、見覚えのある光景に安心した小愛はここがダンジョンの中であることを忘れて安堵していた。
そんな彼女の中である欲求がふつふつと湧いて行く。
「やっと出られたんだ私……けど、少しだけ……もう少ししてから帰ろう……」
小愛はまだしばらくダンジョンの中にいることにしたのだった。
尿意が溜まり、ダンジョン内で再び用を足すために。
ちなみに彼女がかかったトラップは『排尿しないと出られない部屋』という質が悪くも清々しい欲求を感じる領域結界でした。
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