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第3章 組織編

第30話 朝ごはんを食べに!

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ん?そういえば、話し方なら…

「ねぇ、レイ。レイははじめあった時と話し方変わったよね?ほら、語尾に「っす」とかついた感じの口調だった」

「あー、それは何かあそこの隊員はそんな喋り方のやつが多いから馴染む為にやってただけだよ」

「なるほど」

そっか、確かにそんな喋り方の隊員ばっかだった気がする。でもそれでもまだ1つ疑問があるな、

「でもさ、エヴァンとか他の隊員に知らない奴が居たらわかるんじゃないの?」

「それは、魔法で認識をさせないようにしてるから大丈夫なんだ」

「そんな魔法もあるんだ」

「まぁ、あんまり知られてるものじゃないからね。それに、ナツの魔法の方が全然珍しいよ?」

「あー…そっか、そうだよね。」


この魔法について詳しく聞かれたらどうしようかと焦ったがその心配は必要なかった。何故なら



「ぐーーーーう」




「「………」」




「ふはは、…さてと、そろそろお腹空いたかな?ナツは昨日の夜から何も食べてないもんね?朝ごはん食べに行こっか?」

「…う、うん」

あーー!!恥ずかしー!空気読め!俺の腹!お陰で助かったけども!でも!でもさ!?何もそんな大きくならなくても良くない!?

俺はそうして真っ赤になりながらレイに連れられ朝ごはんを食べに向かった。





————————————————————————

ベッドがあった部屋から出ると、長い廊下だった。

何か悪の組織の本部とは思えぬ建物だと思った。とても綺麗で隅々まで掃除が行き届いていて、大きなお屋敷って感じだ。←語彙力

あとちょっと気になったのが、途中あった組織の人たちがみんなレイを見るなり怖いものでも見るような目でレイを見て挨拶をしていた。一体レイはどんな人物なのだろうか?俺にはめっちゃ優しいんだけどな、


そして朝ごはんを食べるとこに着いた。レイはいつもここで食事をしているらしい。

中に入るとそこには長テーブルがあり、それを囲んで座る4人の人がいた。

そしてその4人は俺が入るなり俺の方を向き、ものすごく驚いた顔をしてガン見してきた。

え!?何で俺ガン見されてんの!?ってまぁ知らない人がいたら見るとは思うけどその顔は何だ!?

「おい!お前らあんまナツを見んじゃねぇ!怖がってるだろうが!」

「あらぁー!その子ナツちゃんって言うの~?ちょ~~可愛いじゃないの!?あなたが探してるって言ってた子ってこの子ね~?黒い髪に黒い瞳なんて言うから、正直本当にいるなんて思わなかったわ~」 

そう言って近づいてきたのはラベンダー色の髪長い髪でエメラルドの瞳をした耳の尖った綺麗な人だった。俺は一瞬女の人かと思った。だがもちろんそんな訳はなく、声が野太かった…そして背が高く185はあるぐらいで肩幅も広くて女の人とは思えなかった。











どうもこひつじです!更新再開して二度目の更新となりましたが、何か凄い久しぶりな感じがします!実際は2週間ちょっとだったのですが、1ヶ月とかに感じました!いやー2週間ってこんなに長いか!?って早くテストが終わって欲しくて…( ̄▽ ̄)テスト期間って時間の流れが遅いんですよね…(TT)





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