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第1章[日本]異世界に行きたい‼︎
第3話 これが俺の日常2
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稽古を終え、準備を整えると俺は学校に向かった。(俺の高校は土曜も授業があるぞ)
教室に入る直前、クラスで目立っている男子が話しかけてきた。
「お前明日神楽で女装するんだって?」
「え!?マジで!?そうなの⁉︎俺見たいんだけど!!」
「こいつも見たいって言ってることだし、明日お前の神楽見に行ってやるよ!」
えっと、何なのこいつら?見に来て何て誰も頼んでねーし!
一番始めに話しかけてきたやつが瀬戸で、もう一人はえーっと、確か田中だ。
瀬戸は二年になって初めて知り合ったのだが、何故か俺が巫女やってるって知っているようだ。そして今日、このことを田中に教えて、二人で俺の女装姿を笑いに来るつもりだろう。
そうはさせるか!
「いえ、わざわざあなた方の時間を割いてまで見に来ていただかなくて結構ですよ」
「あ?俺が行くっつったら行くんだよ、お前は俺がくるのを楽しみにしとけばいいんだよ!」
そう瀬戸がいい捨てると、瀬戸たちは離れていった。
…え?俺が遠回しに来んじゃねーよ!お前ら暇かよ!っていったのがわかんないのかよ!あークソっ!
そして次の日…
――――「それでは桜宮神社の巫女による伝統の神楽です」
そして辺りが静かになり、笛の音が響き渡る
そうすると俺は神楽殿の上手からゆっくりと歩を進め、登場する。そして舞いを始め、歌を歌う。ここからは神楽殿を囲む何千の人々、そして前の方に瀬戸とその仲間たちが見えた。こっちを見ながら何か話しているようだ。
はぁ…
そう言えば、みんな忘れてたかもしれないけど俺は腐男子である。
と言っても親父が嫌いなため、スマホは持っていない。だからネットでBLを見ることは出来ないからいつも学校の帰りとかでBL本を買って、どこかで読んでそのままブッ〇オフに直行してすぐに売ると言う方法でBLを摂取している。
お金がもったいないと思うかもしれないが、こうでもしないと親父にバれる。
あー!神様~!どうか俺をBL を自由に見まくれる世界に行かせて下さい!俺だって素敵な腐男子ライフを送りたいんだ!
そしていつも通りに神楽を終えると盛大な拍手に包まれる中、俺は退場した。
その後、俺は着替えに向かう途中で呼び止められた。そう言わずもがな、瀬戸である。何故か瀬戸一人のようだ。
「おい!お前ちょっとこい!!」
そう言うと瀬戸は俺の腕を掴んで引っ張っていった
俺は何処につれていかれるんだ?
ま、まさか…ボコられる!?嘘だろっ!?俺なんかしたか?そんなの嫌だ!!
「ちょっと!やめて下さい!離してください!」
そう言って手を振りほどこうとしたが、びくともしなかった。自分のひ弱さに泣けてくるよ…トホホ
そしてそのまま俺がつれてかれた場所は神社の奥にある人気のない竹林だった。
どうもこひつじです!投稿頻度は土日祝日は2話以上、平日は多くて1日1話、少なくて3日に1話とかのつもりです!不定期ですみません!本当に!
教室に入る直前、クラスで目立っている男子が話しかけてきた。
「お前明日神楽で女装するんだって?」
「え!?マジで!?そうなの⁉︎俺見たいんだけど!!」
「こいつも見たいって言ってることだし、明日お前の神楽見に行ってやるよ!」
えっと、何なのこいつら?見に来て何て誰も頼んでねーし!
一番始めに話しかけてきたやつが瀬戸で、もう一人はえーっと、確か田中だ。
瀬戸は二年になって初めて知り合ったのだが、何故か俺が巫女やってるって知っているようだ。そして今日、このことを田中に教えて、二人で俺の女装姿を笑いに来るつもりだろう。
そうはさせるか!
「いえ、わざわざあなた方の時間を割いてまで見に来ていただかなくて結構ですよ」
「あ?俺が行くっつったら行くんだよ、お前は俺がくるのを楽しみにしとけばいいんだよ!」
そう瀬戸がいい捨てると、瀬戸たちは離れていった。
…え?俺が遠回しに来んじゃねーよ!お前ら暇かよ!っていったのがわかんないのかよ!あークソっ!
そして次の日…
――――「それでは桜宮神社の巫女による伝統の神楽です」
そして辺りが静かになり、笛の音が響き渡る
そうすると俺は神楽殿の上手からゆっくりと歩を進め、登場する。そして舞いを始め、歌を歌う。ここからは神楽殿を囲む何千の人々、そして前の方に瀬戸とその仲間たちが見えた。こっちを見ながら何か話しているようだ。
はぁ…
そう言えば、みんな忘れてたかもしれないけど俺は腐男子である。
と言っても親父が嫌いなため、スマホは持っていない。だからネットでBLを見ることは出来ないからいつも学校の帰りとかでBL本を買って、どこかで読んでそのままブッ〇オフに直行してすぐに売ると言う方法でBLを摂取している。
お金がもったいないと思うかもしれないが、こうでもしないと親父にバれる。
あー!神様~!どうか俺をBL を自由に見まくれる世界に行かせて下さい!俺だって素敵な腐男子ライフを送りたいんだ!
そしていつも通りに神楽を終えると盛大な拍手に包まれる中、俺は退場した。
その後、俺は着替えに向かう途中で呼び止められた。そう言わずもがな、瀬戸である。何故か瀬戸一人のようだ。
「おい!お前ちょっとこい!!」
そう言うと瀬戸は俺の腕を掴んで引っ張っていった
俺は何処につれていかれるんだ?
ま、まさか…ボコられる!?嘘だろっ!?俺なんかしたか?そんなの嫌だ!!
「ちょっと!やめて下さい!離してください!」
そう言って手を振りほどこうとしたが、びくともしなかった。自分のひ弱さに泣けてくるよ…トホホ
そしてそのまま俺がつれてかれた場所は神社の奥にある人気のない竹林だった。
どうもこひつじです!投稿頻度は土日祝日は2話以上、平日は多くて1日1話、少なくて3日に1話とかのつもりです!不定期ですみません!本当に!
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