ももか

naku0519

文字の大きさ
上 下
1 / 5

ももか

しおりを挟む
♂くが

♀ももか(=あさぎ)

 

も「くがくんんんんお茶入れてー」

く「自分でやれよ

も「あたしもう動けない~~だるいよくがくんんんん

く「・・・動かないと太るぞももか

も「ううう。。手厳しいなくがっち。

く「()」何かナレーション

も「そういえば・・・」

く「ん?」

も「くがくんが芸能の世界来た理由ってなんなの?

く「あ?」

も「アタシはんもうキャラ的にあれだけど~・・・くがくん地味だし馬鹿だし才能ないし芸能生きてくって感じの人間じゃなくない?」

く「さらりと酷いこと言うなよ・・・」

も「だって~・・・」

く「そだな・・・昔、学校とかバイトとか何もかも上手くいってなくて落ち込んでた頃の話なんだけどさ。

 

路上ライブ

道端を歩いている。

く「・・・」

あ「♪」

く「ん?」ちらっと音の方向を追ってしまう

あ「♪」←なんか歌ってる

く「(路上ライブか・・・

あ「♪」←なんか歌ってる

く「・・・」しばらく聞いてる

歓声

あ「皆いつも応援ありがとう!」

く「・・・」暗い表情をしながら

ちらっと見てからその場を去ろうとする

あ「ん?」くがの視線に気づく

観「次のライブは

あ「ごめん皆ちょっと」

たったったった。。くがにかけよる

あ「君」

く「え」

あ「こんにちは♪ 」

く「え、えっと・・・」

あ「私あさぎ。君は?」

く「・・・くが」

あ「何か暗い顔してたから、気になって」

く「・・・ごめんなさい」

あ「謝らなくていいよ。声かけたのも私の勝手だし」

く「・・・」

あ「どうかしたの?

く「・・・完全に愚痴なんだけどさ」

あ「うん」

く「俺・・・落ちこぼれでさ。学校、諦めちゃったんだ。

あ「・・・」

く「その後も何も上手くいってなくて。したいことっていうのかな。何もなくて、気付いてりゃ何もせず時間が過ぎてって・・・何のために生活してるんだろうな?とか思い始めちゃって。・・・こんなんなら、小さいうちに夢でもつくっておけばよかったって。」

く「・・・」

あ「よしじゃあ

く「?

あ「歌歌ってあげる」

く「え」

あ「演奏は手持ちのテープで悪いけど、一応私路上ライブとかやってる身でさ。今もその帰りなんだ。」

く「い、いや

あ「元気出る! 元気出るからさ!

く「・・・」

あ「じゃあ、歌うね すうううううう」



く「(一気に魅了されてしまった。以下略)」

あ「私もさー。こう、色々やんなっちゃうこととかあるけど。つまらないことばかりじゃないよ。夢がないならつくりゃいい。君の事応援してる人も沢山いるから」

あ「君が夢を見つけられること。・・・いのってるから頑張れ^^/」抱きしめ

く「・・・」

あ「今日でここでの活動も終わりなんだ。最後に君に会えてよかった」

く「・・・また会える?」

あ「どうだろう。でも、君がどうしていくのか凄い楽しみだな」

く「・・・忘れない。俺、あさぎさんのこと忘れないから」

あ「wwありがと(笑)」

・・・

・・



く「こんなことがあってさ」

も「へええwwろまんちっくじゃああん><///」

く「それが俺が芸能界目指した理由かな」

も「愛すればこそ・・・愛が。。。愛があああああ//////ももか~そういうのゾクゾクしちゃうよ///」

く「ww つってもなあ。たまたま路上ライブであっただけなんだ。もう正直顔も憶えてない」

も「ふうん? くがくん、そのお姉さんに今でも会いたいと思ってるの?」

く「出来ればな。お礼が言いたいんだ。俺、何もかも逃げ出してた時期でさ。あの人に出会って変われたんだ。」

も「え~。ももか嫉妬しちゃうなああああ!」

く「wwももかさんにもいつか紹介してやるよ。」

も「いつかっていつ~wwwwももかまちくたびれちゃううううwwww ちょ、くがくんまってよおおおwwwww」

(・・・知ってるよ。ずっと見てたよ。私の本当の芸名は・・・「あさぎ」なんだ。

 ~回想~

あ(も)「君の心、アンロック♪」

く「なんだアンタ・・・俺は暇じゃないんだ

あ(も「

あ(も「アタシも入れてほしいなメンバw

く「!!!!まじかΣ」

あ(も「困ってるようだしねwwももか、頑張っちゃうよ?ww」

く「助かる!!メンバーいなくて困ってたんだ!!あんた、弾ける楽器なんかあるか!?」

あ「マイク!!」

 ~完~

あ(も「・・・」

(君が芸能に来たって知った時は飛び出してきちゃったよ。成長できたね。君が私を追い求めて頑張ってたことも薄々だけど気づいてた。

く「ん? どしたももかさん?」

あ(も「ううんww会えるといいねその愛しのあさぎさんにww」

く「ば、、、、ばばっきゃろ別に俺は

あ(も「あははww顔真っ赤」

く「おいっ ももかさん!!

あ(も「あはははwww」

(まぁ、今は君の成長見守るのも悪くないかなって思って黙ってるけどねw


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

壁の薄いアパートで、隣の部屋から喘ぎ声がする

サドラ
恋愛
最近付き合い始めた彼女とアパートにいる主人公。しかし、隣の部屋からの喘ぎ声が壁が薄いせいで聞こえてくる。そのせいで欲情が刺激された両者はー

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

車の中で会社の後輩を喘がせている

ヘロディア
恋愛
会社の後輩と”そういう”関係にある主人公。 彼らはどこでも交わっていく…

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

男性向け(女声)シチュエーションボイス台本

しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。 関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください ご自由にお使いください。 イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました

処理中です...