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第二十四話

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いつになったら香奈姉ちゃんは、ちゃんと服を着てくれるんだろうか。
おっぱいに貼った絆創膏を見ていると、変なことを想像してしまい、またしても発情してあそこが勃ってしまう。
今の香奈姉ちゃんは、ノーブラどころか上半身が裸の状態で僕の目の前にいるのである。
替えのズボンとパンツが、またダメになってしまいかねない。

「香奈姉ちゃん」
「ん? なに?」

香奈姉ちゃんは、思案げな表情で僕を見てくる。
今の香奈姉ちゃんは、色々な意味で破壊力バツグンだ。
どこの箇所を見ても、僕が今抑えている気持ちを刺激してくる。

「いつ服を着てくれるの?」
「さぁ。いつでしょう? 弟くん次第かと思うけど」
「僕次第? それって──」
「私は、いつでも準備オッケーなんだよ」
「一体、なんのことを言ってるの?」

僕は、なんのことなのかまったくわけがわからず首を傾げてしまう。
すると香奈姉ちゃんは、ムッとした表情で言ってくる。

「お風呂場での続きだよ。まさか忘れたわけじゃないでしょ! まだあそこが疼いているんだから、ちゃんと最後までやってくれないと──」
「裸でいた理由って、それだったの? さすがに動機が不純すぎるよ!」
「だって……。あんなに激しくされたら。誰だって続きを期待しちゃうじゃない!」
「あれは……。お互いに裸だったし。あんなに挑発されたら、誰だって──」
「ふ~ん。そっか。弟くんは、そんなこと言っちゃうんだ? なるほどねぇ」

一体、なにを期待してしまうんだろう。
あれ以上のスキンシップは、たぶん僕の部屋ではできないと思うし。
それに、ゴムは使い切っちゃったから、もう無いし。
香奈姉ちゃんは、なにを思ったのか僕に寄り添ってくる。
上の方はともかく、下の方はしっかりとミニスカートを穿いているので、まったくの全裸というわけではない。
ただ、目のやり場に困ることには変わりはないが……。
それを意識してのことなのか、香奈姉ちゃんは片脚を上げてスカートの中の下着を見せつけてくる。
発情してるのか、下着は若干濡れていた。

「香奈姉ちゃん? 一体、なにを?」
「決まっているじゃない。お風呂場での続きだよ。弟くんは、断らないよね?」

よもやスキンシップを強行してくるのか。
そんなことされたら僕の方は──
どうやら香奈姉ちゃん自身も、我慢できなくなっているみたいだ。

「いや……。ちょっと待って。まだ気持ちの整理が……」
「大丈夫だよ。私が、少しずつ気持ちをほぐしていってあげるから──」
「あっ。ちょっ……」

僕は手を伸ばし、つい抵抗してしまう。
手を伸ばした先には、香奈姉ちゃんのおっぱいがあった。
ちょうど絆創膏を貼った箇所だ。
僕は、そのまま香奈姉ちゃんのおっぱいを揉みしだいてしまう。

「んっ」

香奈姉ちゃんは、頬を赤くして声を漏らす。
絆創膏は、もう剥がれそうになっていた。
貼り直さないといけないか。
香奈姉ちゃんは、覆い被さるように僕に抱きついてきた。
その勢いでやってきたものだから、香奈姉ちゃんが上の状態で騎乗位になる。

「やっぱり絆創膏はダメだね。気休めにもならないみたい」

そう言って、香奈姉ちゃんはおっぱいに貼られている絆創膏をゆっくりと剥がす。

「ちょっ……。香奈姉ちゃん。さすがにそれは──」

できるならおっぱいの先端部なんて、もう見たくはないんだけど……。
そこまでオープンにされたら、僕も我慢できない。

「うん! やっぱり何も無い方が開放感があっていいかも!」

香奈姉ちゃんは、そう言って自分のおっぱいを僕に晒す。
大きくて形が良いから、なんとも言えない。
先端部もしっかりしてるから、文句なしである。
色については、個人差があると思うので秘密にしておく。
そもそもの話、本来なら、こんなところは他人さまには見せないだろうし。

「あの……。下着はどうするつもりなの?」
「下着? そんなの自分の家に帰るまで我慢するに決まってるでしょ。そんなことよりも、今は弟くんとのスキンシップが先だよ。──ほら。はやくやろうよ」
「わっ。香奈姉ちゃん」

僕は、ふいに香奈姉ちゃんのおっぱいに手を添えてそのまま揉みしだく。
向こうからやってきたのだから、しょうがない。
ちょっとだけ突き出た先端部が気になって仕方がないが、今はそれが限界だった。

「んっ。くすぐったいよ、弟くん。もう少し優しくしてよ」

香奈姉ちゃんは、嬉しそうにそう言って僕に迫ってくる。
このままいったら、確実にスキンシップどころじゃなくなってしまうけど……。いいのかな?
僕は、慎重に香奈姉ちゃんのおっぱいの先端部を指で摘みゆっくりと撫でくりまわす。
硬いけど弾力がある。とても不思議な箇所だ。

「なんだか少し硬いね。なにかあったの?」
「それはね。変に触られて気持ちいいものだから、勃ってるんだよ。弟くんの手つきがあまりにも良いから」
「そうなんだ。てっきり嫌なのかなって思ってたけど」
「嫌なわけがないじゃない。ただ、ちょっとだけ変な気持ちになってる感じかな」
「どんな感じなの?」

僕は、うかつにも興味本位でそんなことを訊いていた。
女の子の性感帯のことを訊くなんて、デリカシーがないとしか思えない。
香奈姉ちゃんは、恥ずかしそうな表情を浮かべる。

「そんなこと……。本当に聞きたいの?」
「あー。いや……。無理にとは言わないよ。言いたくないなら別にいいよ」

香奈姉ちゃんのそんな顔を見たら、やっぱり聞きたくないかも。
それでも、僕の指先は香奈姉ちゃんのおっぱいの先端部を弄っていた。
それでも香奈姉ちゃんは、嫌がる素振りを見せない。

「んー。そうだなぁ。表現しにくいけど、急所をいきなり攻められたような感覚…かな。今も、かなり感じちゃってるけど、弟くん以外の人にやられたら嫌かもね」
「そうなんだ。それなら、やめた方がいいのかな?」
「絶対にやめないでよね。むしろ弟くんの手つきが気持ち良すぎてクセになりそうなんだから!」

そう言い切ってしまう香奈姉ちゃんって、一体……。
やめないでって言われてしまうと、よけいに萎縮してしまう。
でも香奈姉ちゃんのおっぱいの感触は、とても柔らかくて気持ちいいし。
僕が変わらずおっぱいの先端部を弄っていると、香奈姉ちゃんは気持ち良さそうな表情を浮かべる。

「んっ。ちょっと敏感になってきたかな。今なら、なにかが『出そう』な気がする」
「『出る』って、なにが? もしかして──」
「たぶん弟くんが考えてるとおりのものだと思うよ」

──いやいや。
そんなものが出るわけがない。
ただそこの箇所に熱が集まっただけだと思う。
やっぱり、あまり触らない方がよかったかな。
僕は、香奈姉ちゃんのおっぱいから手を離す。しかし──

「何してるの、弟くん。手を離しちゃダメだよ。せっかく勃ってるんだから、最後までやってよ」
「でも……。出ちゃうかもしれないんでしょ? そんなところをいつまでも触っているわけには──」
「もし出ちゃったら、弟くん専用のものにしちゃえばいいから。なにも心配いらないよ」

香奈姉ちゃんは、うっとりした表情でそう言った。
そこは心配しようよ。
今の香奈姉ちゃんに、なにを言っても無駄なんだろうな。
僕は、そんなことを思いながら香奈姉ちゃんのおっぱいを優しく弄っていた。
──ああ、もう。
どうしてこんなに触り心地が良いんだ。
どうか出ませんように。

「あんっ」

香奈姉ちゃんの気持ち良さそうな喘ぎ声を聞くと、僕のあそこが反応してしまう。
さっきズボンとパンツを取り替えたばっかりなのに。
また洗濯物行きにならないか心配だ。
香奈姉ちゃんは、そのまま僕の方に倒れ込むように身を預けてきた。
その反動で、僕は香奈姉ちゃんの左右にある両方のおっぱいを揉みしだくことになった。

「あ、ちょっ……。待って」
「待たないよ。責任をもって、しっかりと受け止めなさい」

香奈姉ちゃんは、恍惚とした表情で僕を見てくる。
香奈姉ちゃんのおっぱいは、大きくて僕の手には少し余るくらいだった。
こんなことして、ホントにいいのかな。
なんか背徳感というか申し訳なさがハンパない。
それでも僕の手は、香奈姉ちゃんのおっぱいをにぎにぎと揉みしだいていた。
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