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第一章
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しおりを挟む最上階の部屋へと通され、中に入って行くと、そこには、ガラス張りの窓があった。そこから見る景色は、見慣れた景色を初めて見たような景色にかえた。
そこで空と眺めて待っていると
「遅れてごめんね。」
爽やかに入ってきた佐倉さんがいた。
白のポロシャッに真っ黒のパンツに右の耳にイヤリングをつけてそのピンク色の石がキラキラと光っている。
窓際に立っている僕たちを見てくすっと笑い
「窓際に立ってないで、ソファに座ってごらん。」
と、座ることを促され。
座った。
ソファは、今まで座ったことがないものを見つけたような。
今までと比べるのも躊躇するほど、ふかふかだった。
空は隣で
「フアフア…。」
心の声が漏れている。
多分当の本人は、気づいていないんだろう。
そこで空と眺めて待っていると
「遅れてごめんね。」
爽やかに入ってきた佐倉さんがいた。
白のポロシャッに真っ黒のパンツに右の耳にイヤリングをつけてそのピンク色の石がキラキラと光っている。
窓際に立っている僕たちを見てくすっと笑い
「窓際に立ってないで、ソファに座ってごらん。」
と、座ることを促され。
座った。
ソファは、今まで座ったことがないものを見つけたような。
今までと比べるのも躊躇するほど、ふかふかだった。
空は隣で
「フアフア…。」
心の声が漏れている。
多分当の本人は、気づいていないんだろう。
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