38 / 87
第一章
37
しおりを挟む
二店舗目は、FURSという洋服店だ。
僕は、このお店を知っている。
なぜかというと、碧が服を買うならここ。と言っていたのを聞いたことがある。
それに、おしゃれをしたいならここに来ればいいとも言っていた。
夏海くんは、普通に入っていく。
僕なら絶対に遠慮したい。そう思いながら、ついていく。
中に入ると、たくさんのキラキラとした服が並ぶ。すごくおしゃれだ。
それに、いろんなコーナーがあり。全部見るのにも苦労しそうなほど広く、種類が豊富だ。
夏海くんが、止まった先は、白を基調とした大人っぽい服があるところだった。
確かに、佐久先輩が着るなら、女の子が大変なことになりそうなぐらい似合いそう。
「彩人。これ着てみて。」
と、膝丈ぐらいの黒と青の色が入っているシャツと白のズボン一式を渡された。
「佐久先輩はそのサイズじゃ、入らないと思うけど。」
「いや、いや、違うこれは。彩人の分。僕が、払いたいから来てみてよ。」
「いや。買う予定ない。」
「だ、か、ら。僕が買いんだよ。」
「いや。」
「いや、じゃない。」
と、半ば強引に着替えさせられた。
そして、悔しいけど過去一似合っていた。
僕は、このお店を知っている。
なぜかというと、碧が服を買うならここ。と言っていたのを聞いたことがある。
それに、おしゃれをしたいならここに来ればいいとも言っていた。
夏海くんは、普通に入っていく。
僕なら絶対に遠慮したい。そう思いながら、ついていく。
中に入ると、たくさんのキラキラとした服が並ぶ。すごくおしゃれだ。
それに、いろんなコーナーがあり。全部見るのにも苦労しそうなほど広く、種類が豊富だ。
夏海くんが、止まった先は、白を基調とした大人っぽい服があるところだった。
確かに、佐久先輩が着るなら、女の子が大変なことになりそうなぐらい似合いそう。
「彩人。これ着てみて。」
と、膝丈ぐらいの黒と青の色が入っているシャツと白のズボン一式を渡された。
「佐久先輩はそのサイズじゃ、入らないと思うけど。」
「いや、いや、違うこれは。彩人の分。僕が、払いたいから来てみてよ。」
「いや。買う予定ない。」
「だ、か、ら。僕が買いんだよ。」
「いや。」
「いや、じゃない。」
と、半ば強引に着替えさせられた。
そして、悔しいけど過去一似合っていた。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる