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二人しか知らない秘密・前編(柊山視点)
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浴室内のボディソープ等が置いてあるラックの中に、濡れてしまわないように潤滑剤のボトルとコンドームの箱を置いた。
――ここに置くと……生々しいなあ。これから使うっていうのが、はっきり分かるっていうか……
目の前には裸の遥君が目を泳がせながら立っている。多少イチャつきながらお互いに体を洗い合っていたので、僕も遥君も体は濡れてしまっていた。
「……寝室以外でするのって、新鮮ですよね」
「そうだね……」
「……たまには、こういうのも、良いかなと思ったんですが……」
「うん、すごく、良いと思うよ……」
内心、色々と切羽詰まっていた。遥君が体の方を準備している間に、浴室でどんな風に彼を抱こうかと考えていたくらいだ。
「じゃあ……こっちに来て、遥君」
「は、はい」
遥君も僕も妙に緊張している。以前、浴室で触りあったけれど、その時とは違った興奮がある。
――あの時は、二人でシャワーを浴びるという建前があったけれど……今回は、遥君をここで抱いてしまって良いんだものなあ……
遥君が僕に近づいて来たので、手を伸ばして抱き寄せ唇を少し強引に重ねた。
「ぁ、むぅ……はぁ……」
唇の隙間から舌を侵入させると、遥君も舌を絡めてくれたので水音を立てながら吸い付いた。そのまま、彼の尻臀を両手で揉みしだくと声にならない悲鳴が彼の吐息に混じった。
「ぁんっ……んんっ……」
「はぁ……君の体、触るの……気持ち良いなぁ……」
「ん、はぁ……ぁ、んっ……」
密着している腰から、彼のものが硬くなっていくのが分かった。僕のものも十分な程に昂ぶっていたので、前を合わせるように腰を擦り付け、尻臀を掴むように揉んだ。
「ぁあっ……んっ、気持ち良い……!」
遥君は甘い声を出して、僕の背中にキツく抱きついた。
「……ぁ、ん、んんッ……」
しばらくの間、お互いのものを擦り付けて尻臀を撫で回したり、舌を吸ったりしていると、彼は体が切なくなったのか濡れたような声を出し始めた。焦らすように窄まり周辺の際どい部分を触ると、彼の足がビクッと震えた。
「……遥君、中、広げるね」
「は、はい……」
遥君は僕の舌を吸い上げ、震えながら返事をした。僕は尻臀から手を離すと、ラックにある潤滑剤に手を伸ばした。中身を手になじませ、遥君の窄まりの入口に指を滑らせる。
「ぁ、んンッ……んっ」
指を彼の中に沈めると、内壁がヒクヒクと蠢いて指を飲み込んで行く。遥君の体が僕を受け入れたがっているのが分かり、ゴクリと喉が鳴ってしまった。そのまま浅い部分を広げるようにじわじわと指を動かした。
「ん……ぁ、はぁ……た、敬久さん、声、響くから……あんまり、焦らさないで…………早く、欲しい……」
遥君は腰を揺らしながら喘いだ。浴室に声が反響するのが恥ずかしいようだ。僕も荒くなった息を吐き出した、
「……ああ、でも、広げないと…遥君が、辛い思いをするから……」
「……う」
「僕は、君が気持ち良さそうにしている所を、見るの好きだから……」
「……ぅう、はい……」
遥君が僕から唇を離すと、僕の肩に顔を埋めた。彼は僕に中を広げられると、すぐイキそうになると言っていたので、声を抑えながら耐えていた。
「……辛くなったら、肩、噛んで良いからね」
「……痕が、残っちゃうから……」
「大丈夫だよ。丁度、君に痕をつけられたかったんだ……ダメかな?」
「……ッ……分かりました」
遥君は僕にお願いされると断れないのを知っていて、そんな風に言った。彼は躊躇いがちに僕の肩にカプッと噛み付いた。甘噛みするように優しく噛まれていて、くすぐったかった。
「指、増やすね……」
「ん……んっ!」
ヌルヌルと滑りが良くなった彼の中に、指を増やして侵入させた。掻き回すように優しく動かすと、収縮しながら段々と広がって行くのが分かる。
「ん……ぅんッ……」
遥君の前も後ろもクチュクチュと水っぽい音を立ててしまっている。彼のものを刺激しすぎたかなと腰を少しだけ離すと、遥君が追いかけるように腰を密着させて来るのがいやらしかった。
指を更に増やし、収縮する入口に潤滑剤を飲み込ませた。遥君の入口は柔らかくなってきており、指をパクパクと咥え込んでいる。もう挿れても大丈夫かなと考えながら、前側にある彼の良い所をトントンと触ると、遥君は抱きついたまま身をよじった。
「……ぁう……そ、そこ……トントンしちゃダメです……ぅンッ……」
遥君が絞り出すように言った。そこを撫でるように触ると遥君は僕の肩をギュッと噛んだ。
「遥君、もっと噛んで良いよ……」
「……んッ……ぅん……」
遥君が息を荒くしながら一層強く歯を立てた。興奮していたので痛みより心地良さの方が勝ってしまっている。
――遥君が切羽詰まって、こんな風に噛み付いてくるの……何だろう……ゾクゾクしてしまう…………ダメだ、また、嗜好がおかしな感じになっている……
「……ん……ぅ……た、敬久さん……もっ……挿れてください……」
遥君が肩から顔を離して、僕の顔を見つめながら懇願してきた。目が生理的な涙で濡れている。指で攻め立てるのを楽しみ過ぎていたようだ。
「ごめんね……遥君」
「ん……ぁあっ……」
僕は遥君の髪に唇を落とし、チュポンと指を引き抜いた。彼は指が抜け出ていく感触が堪らないのか身を震わせた。
「じゃあ、挿れるから……後ろ向きになってもらって良いかな?」
「はい……」
僕が目元の涙をチュッと吸い取ると、彼は呼吸を整えてから壁に手を付いた。
「……早く……敬久さんの欲しいです……」
顔をこちらに向けて、切なそうに言った。腰を突き出すような姿勢になり、潤滑剤で濡れそぼった入口がヒクヒクと動いているのが見えてしまっている。
「……うん」
僕はコンドームをラックから取り出し、袋を破ると自分のものに着けた。そのまま彼の入口に押し当て、ゆっくりと中に沈ませた。
「あぁッ、ぁあ……ヤバい……ぅん……んッ……」
遥君は小さな悲鳴を上げて、片手を口元に当てた。
「……はぁ……全部、入ったよ……」
彼の中は、指を入れた時よりも締め付けが強くなっていた。
「動くからね……」
「ゔ……んっ、あッ、やっ……」
彼の腰に手を添えて抽挿を繰り返すと、押し殺したような喘ぎ声が浴室に響いた。
「ぅ、あっ……ダ、ダメ……きもちい……んんッ」
「……僕も、気持ち良いよ……」
尻臀を揉みながら腰を打ち付けると、遥君の足がフルフルと震えだした。この体勢が辛いのかもしれない。
「遥君……体勢変えようか……すごく、震えて……」
「……ゃ、やめないで……大丈夫です……奥、当たって……震えちゃって……」
遥君が泣きそうな声でそんな風に言うので、彼が立っていられなくなるまで突いてしまいたかったけれど、何とか踏み止まった。
「……じゃあ、こうしようか」
「……ぅあっ!」
僕は遥君の体に腕を回して、壁に押し付けるように密着した。
「はぁ……僕が支えているから……」
「ぁ……あなたが、近くて……嬉しいです……」
遥君は壁にすがるように手を当て、熱い息を吐きながら微笑んでくれた。
「……んッ、あっ、んっ、んっ……」
そのまま腰をグッと押し付けるように抽挿すると、遥君は手の甲を口元に当てた。
「んっ、んっ……ぁうッ……ゃ、ダメです……」
彼の体に回している腕を、起き上がった彼のものや、ぷっくりと硬くなった胸の先端に滑らせてスリスリと撫でた。
「……そんな、全部一緒にされたら……ぁ、んっ!んっ……」
遥君の体が快感に震えながら跳ねた。
「ゃ……あッ……んっ、んっ……」
「ッ……はぁ……」
遥君が喘ぐ度に繋がっている部分がギュッと締まっていく。音を立てて腰をぶつけながら、胸やカリ首をグリグリと強めに擦り上げた。遥君のくぐもった嬌声に神経が昂ぶっていく。
「ひぁッ……ぁ、あ、あッ……ダメッ……」
胸の先端をギュッと押し潰すと、遥君の中が更に締まった。
「……く……、遥君、そんな、締め付けられたら、動けないよ……」
「だ、だって……もぅ、中も前も、切なくて苦しい……」
「はぁ……ごめんね……いっぱい、触り過ぎちゃったね……」
「ぅ、うぅ……」
遥君の胸や下から手を離して、後ろからギュウギュウと抱きしめた。
「敬久さんので……中、擦られて……イキたいです……」
「うん、分かった……いっぱいしようね……」
「……はい……イカせてください……」
遥君が赤い顔をこちらに向けた。そんな顔で「イカせて」と言われると、愛情と劣情がないまぜになってしまう。僕は抱きしめていた腕を片方離して、彼の顎を持ち上げて唇を合わせた。
「んっ……ぁ、あっ……はぁ……オレの気持ち良い所、いっぱい……ゴリゴリして欲しい……」
「うん……」
遥君があられもないことを言い始めたので、もう、だいぶ限界が近いようだ。舌を吸いながら彼の中に出し入れし、遥君の良い所に当たるように擦った。
「はぁ……」
「ぁ、ゔッ、はぁ……ぁむ……気持ち良いです……」
お互いの息遣いと肌がぶつかる音が卑猥で、気を抜くと、そのまま果ててしまいそうになる。
「……ん、んっ……好きっ……敬久さん……好きです……」
「ん……はぁ……好きだ……遥君……」
「……ぁ、んッ……ゃ……」
遥君の嬌声が切羽詰まってきたので、腰を強めに打ち付けると、遥君もねだるように腰を揺らした。
「ぁ……も、ダメ……んッ、んんっ!」
「く……僕も……」
「ぅ……んッ……来ちゃう……ダメッ……あッ……ぁ……~~~~ッ」
遥君がビクンと痙攣して体液を吐き出した。僕も震える遥君の体を抱きしめて、収縮する彼の中にグッと入り込み、そのまま達した。
――ここに置くと……生々しいなあ。これから使うっていうのが、はっきり分かるっていうか……
目の前には裸の遥君が目を泳がせながら立っている。多少イチャつきながらお互いに体を洗い合っていたので、僕も遥君も体は濡れてしまっていた。
「……寝室以外でするのって、新鮮ですよね」
「そうだね……」
「……たまには、こういうのも、良いかなと思ったんですが……」
「うん、すごく、良いと思うよ……」
内心、色々と切羽詰まっていた。遥君が体の方を準備している間に、浴室でどんな風に彼を抱こうかと考えていたくらいだ。
「じゃあ……こっちに来て、遥君」
「は、はい」
遥君も僕も妙に緊張している。以前、浴室で触りあったけれど、その時とは違った興奮がある。
――あの時は、二人でシャワーを浴びるという建前があったけれど……今回は、遥君をここで抱いてしまって良いんだものなあ……
遥君が僕に近づいて来たので、手を伸ばして抱き寄せ唇を少し強引に重ねた。
「ぁ、むぅ……はぁ……」
唇の隙間から舌を侵入させると、遥君も舌を絡めてくれたので水音を立てながら吸い付いた。そのまま、彼の尻臀を両手で揉みしだくと声にならない悲鳴が彼の吐息に混じった。
「ぁんっ……んんっ……」
「はぁ……君の体、触るの……気持ち良いなぁ……」
「ん、はぁ……ぁ、んっ……」
密着している腰から、彼のものが硬くなっていくのが分かった。僕のものも十分な程に昂ぶっていたので、前を合わせるように腰を擦り付け、尻臀を掴むように揉んだ。
「ぁあっ……んっ、気持ち良い……!」
遥君は甘い声を出して、僕の背中にキツく抱きついた。
「……ぁ、ん、んんッ……」
しばらくの間、お互いのものを擦り付けて尻臀を撫で回したり、舌を吸ったりしていると、彼は体が切なくなったのか濡れたような声を出し始めた。焦らすように窄まり周辺の際どい部分を触ると、彼の足がビクッと震えた。
「……遥君、中、広げるね」
「は、はい……」
遥君は僕の舌を吸い上げ、震えながら返事をした。僕は尻臀から手を離すと、ラックにある潤滑剤に手を伸ばした。中身を手になじませ、遥君の窄まりの入口に指を滑らせる。
「ぁ、んンッ……んっ」
指を彼の中に沈めると、内壁がヒクヒクと蠢いて指を飲み込んで行く。遥君の体が僕を受け入れたがっているのが分かり、ゴクリと喉が鳴ってしまった。そのまま浅い部分を広げるようにじわじわと指を動かした。
「ん……ぁ、はぁ……た、敬久さん、声、響くから……あんまり、焦らさないで…………早く、欲しい……」
遥君は腰を揺らしながら喘いだ。浴室に声が反響するのが恥ずかしいようだ。僕も荒くなった息を吐き出した、
「……ああ、でも、広げないと…遥君が、辛い思いをするから……」
「……う」
「僕は、君が気持ち良さそうにしている所を、見るの好きだから……」
「……ぅう、はい……」
遥君が僕から唇を離すと、僕の肩に顔を埋めた。彼は僕に中を広げられると、すぐイキそうになると言っていたので、声を抑えながら耐えていた。
「……辛くなったら、肩、噛んで良いからね」
「……痕が、残っちゃうから……」
「大丈夫だよ。丁度、君に痕をつけられたかったんだ……ダメかな?」
「……ッ……分かりました」
遥君は僕にお願いされると断れないのを知っていて、そんな風に言った。彼は躊躇いがちに僕の肩にカプッと噛み付いた。甘噛みするように優しく噛まれていて、くすぐったかった。
「指、増やすね……」
「ん……んっ!」
ヌルヌルと滑りが良くなった彼の中に、指を増やして侵入させた。掻き回すように優しく動かすと、収縮しながら段々と広がって行くのが分かる。
「ん……ぅんッ……」
遥君の前も後ろもクチュクチュと水っぽい音を立ててしまっている。彼のものを刺激しすぎたかなと腰を少しだけ離すと、遥君が追いかけるように腰を密着させて来るのがいやらしかった。
指を更に増やし、収縮する入口に潤滑剤を飲み込ませた。遥君の入口は柔らかくなってきており、指をパクパクと咥え込んでいる。もう挿れても大丈夫かなと考えながら、前側にある彼の良い所をトントンと触ると、遥君は抱きついたまま身をよじった。
「……ぁう……そ、そこ……トントンしちゃダメです……ぅンッ……」
遥君が絞り出すように言った。そこを撫でるように触ると遥君は僕の肩をギュッと噛んだ。
「遥君、もっと噛んで良いよ……」
「……んッ……ぅん……」
遥君が息を荒くしながら一層強く歯を立てた。興奮していたので痛みより心地良さの方が勝ってしまっている。
――遥君が切羽詰まって、こんな風に噛み付いてくるの……何だろう……ゾクゾクしてしまう…………ダメだ、また、嗜好がおかしな感じになっている……
「……ん……ぅ……た、敬久さん……もっ……挿れてください……」
遥君が肩から顔を離して、僕の顔を見つめながら懇願してきた。目が生理的な涙で濡れている。指で攻め立てるのを楽しみ過ぎていたようだ。
「ごめんね……遥君」
「ん……ぁあっ……」
僕は遥君の髪に唇を落とし、チュポンと指を引き抜いた。彼は指が抜け出ていく感触が堪らないのか身を震わせた。
「じゃあ、挿れるから……後ろ向きになってもらって良いかな?」
「はい……」
僕が目元の涙をチュッと吸い取ると、彼は呼吸を整えてから壁に手を付いた。
「……早く……敬久さんの欲しいです……」
顔をこちらに向けて、切なそうに言った。腰を突き出すような姿勢になり、潤滑剤で濡れそぼった入口がヒクヒクと動いているのが見えてしまっている。
「……うん」
僕はコンドームをラックから取り出し、袋を破ると自分のものに着けた。そのまま彼の入口に押し当て、ゆっくりと中に沈ませた。
「あぁッ、ぁあ……ヤバい……ぅん……んッ……」
遥君は小さな悲鳴を上げて、片手を口元に当てた。
「……はぁ……全部、入ったよ……」
彼の中は、指を入れた時よりも締め付けが強くなっていた。
「動くからね……」
「ゔ……んっ、あッ、やっ……」
彼の腰に手を添えて抽挿を繰り返すと、押し殺したような喘ぎ声が浴室に響いた。
「ぅ、あっ……ダ、ダメ……きもちい……んんッ」
「……僕も、気持ち良いよ……」
尻臀を揉みながら腰を打ち付けると、遥君の足がフルフルと震えだした。この体勢が辛いのかもしれない。
「遥君……体勢変えようか……すごく、震えて……」
「……ゃ、やめないで……大丈夫です……奥、当たって……震えちゃって……」
遥君が泣きそうな声でそんな風に言うので、彼が立っていられなくなるまで突いてしまいたかったけれど、何とか踏み止まった。
「……じゃあ、こうしようか」
「……ぅあっ!」
僕は遥君の体に腕を回して、壁に押し付けるように密着した。
「はぁ……僕が支えているから……」
「ぁ……あなたが、近くて……嬉しいです……」
遥君は壁にすがるように手を当て、熱い息を吐きながら微笑んでくれた。
「……んッ、あっ、んっ、んっ……」
そのまま腰をグッと押し付けるように抽挿すると、遥君は手の甲を口元に当てた。
「んっ、んっ……ぁうッ……ゃ、ダメです……」
彼の体に回している腕を、起き上がった彼のものや、ぷっくりと硬くなった胸の先端に滑らせてスリスリと撫でた。
「……そんな、全部一緒にされたら……ぁ、んっ!んっ……」
遥君の体が快感に震えながら跳ねた。
「ゃ……あッ……んっ、んっ……」
「ッ……はぁ……」
遥君が喘ぐ度に繋がっている部分がギュッと締まっていく。音を立てて腰をぶつけながら、胸やカリ首をグリグリと強めに擦り上げた。遥君のくぐもった嬌声に神経が昂ぶっていく。
「ひぁッ……ぁ、あ、あッ……ダメッ……」
胸の先端をギュッと押し潰すと、遥君の中が更に締まった。
「……く……、遥君、そんな、締め付けられたら、動けないよ……」
「だ、だって……もぅ、中も前も、切なくて苦しい……」
「はぁ……ごめんね……いっぱい、触り過ぎちゃったね……」
「ぅ、うぅ……」
遥君の胸や下から手を離して、後ろからギュウギュウと抱きしめた。
「敬久さんので……中、擦られて……イキたいです……」
「うん、分かった……いっぱいしようね……」
「……はい……イカせてください……」
遥君が赤い顔をこちらに向けた。そんな顔で「イカせて」と言われると、愛情と劣情がないまぜになってしまう。僕は抱きしめていた腕を片方離して、彼の顎を持ち上げて唇を合わせた。
「んっ……ぁ、あっ……はぁ……オレの気持ち良い所、いっぱい……ゴリゴリして欲しい……」
「うん……」
遥君があられもないことを言い始めたので、もう、だいぶ限界が近いようだ。舌を吸いながら彼の中に出し入れし、遥君の良い所に当たるように擦った。
「はぁ……」
「ぁ、ゔッ、はぁ……ぁむ……気持ち良いです……」
お互いの息遣いと肌がぶつかる音が卑猥で、気を抜くと、そのまま果ててしまいそうになる。
「……ん、んっ……好きっ……敬久さん……好きです……」
「ん……はぁ……好きだ……遥君……」
「……ぁ、んッ……ゃ……」
遥君の嬌声が切羽詰まってきたので、腰を強めに打ち付けると、遥君もねだるように腰を揺らした。
「ぁ……も、ダメ……んッ、んんっ!」
「く……僕も……」
「ぅ……んッ……来ちゃう……ダメッ……あッ……ぁ……~~~~ッ」
遥君がビクンと痙攣して体液を吐き出した。僕も震える遥君の体を抱きしめて、収縮する彼の中にグッと入り込み、そのまま達した。
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