落第組の呪いの子~ぼっちが転生した先は、転生者が処刑される世界だった。呪われた魔素の力で、魔法学園で成り上がる~

 レグ・ラスターは、転生者が処刑される世界に「呪いの子」として転生してしまった。彼はその強大すぎる呪いの魔素の所為で、三年後に命を落としてしまうという。
 呪われた運命を変える唯一の方法は、魔法学園ソロモンで優秀な成績を収め、学長に認めてもらうことだった。
 彼が入学したクラスは、落ちこぼれが集まる通称落第組。レグは自分が転生者だとバレないよう、学園生活を送ることとなる。
 そこで出会った、魔法が使えない落第魔女――エルマ・フィール。彼女は転生前の自分同様、他人と関わろうとしない「ぼっち」だった。
 エルマの自信を持った生き様に、レグは次第に惹かれていく。
 ぼっちだった自分を変えるため、呪われた運命に抗うため――そして何より、エルマを助けるため。

 レグ・ラスターは、呪いの力で成り上がる。
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