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ピンポーン
たたた……と足音がして勢いよくドアが開く。
「こんにちは」
優斗が微笑む。
「いらっしゃいませ」
蓮が笑顔で迎える。
あの濃密なヒート期間から1週間ぶりの訪問である。2人ともお互いを見たり、赤くなったり、ニヤニヤしたりと間に挟まれた柊里には居心地の悪い状況である。お昼を食べ終わると早々に柊里は仕事部屋に逃げてしまった。
蓮は優斗を連れて急いで部屋に入る。部屋のドアを閉めるや否や、優斗は蓮を抱き締めた。蓮は軽く背伸びして優斗の唇を迎えにいく。唇が触れ合うと、蓮も優斗もすぐ口を開け、お互いの舌を絡め合った。夢中でキスし合う。今まで不足していた分を補った。
蓮は唇を離し「ベッド……行こ……」と誘う。奥のベッドに優斗を連れていく。そして、またキス。キスしながら優斗は蓮のシャツのボタンを外していく。シャツを脱がせて白い滑らかな肌の感触を楽しむ。ピンクの小さな胸の突起に指を軽く掠める。ビクンと蓮の体が震え、キスしてる唇が離れる。優斗は唇を今度は蓮の胸に寄せ、突起にキスを落とす。ビリビリした快感が走り「あ……ん……」と甘い声が出る。
(変な声出た)
蓮が慌てて口を覆う。優斗が蓮の口を覆った手にちゅっと口付ける。優斗の瞳は欲望でとろりと溶けている。見つめられると蓮の体の力が抜ける。力の抜けた蓮の手を口から除け、蓮の唇にちゅっと口付けた。蓮の手を押さえたまま優斗の顔は蓮の胸に降りる。蓮の胸の突起はすっかり尖ってしまっていた。右のピンクの突起を舌で転がす。左の突起は指で捏ねる。
「あ……両方しちゃ……!!」
蓮の下半身から甘い香りがする。胸の刺激で蜜を出してしまった。
「敏感なんだ。可愛い」と優斗はまた蓮に深いキスをする。キスしながらズボンのファスナーを降ろしズボンを脱がせる。唇を離すと蓮は少し涙目になりながら喘いでいる。
「僕ばっかり……。優斗も脱いで」
優斗はにこっと笑うと脱ぎ始めた。筋肉が綺麗についた肌を蓮はうっとりと眺める。腹筋をそっと触った。
「くすぐったい」
優斗は笑い、蓮を抱き締める。肌が直接触れ合い気持ち良かった。蓮は優斗にキスしながら、背中を撫で回した。優斗はしばらく蓮のしたいようにさせて自分の手を止めていたが、啄むような軽いキスやぎこちなく撫でられるのに煽られて我慢できなくなってきた。
「もう、いい?」
優斗が切羽詰まった顔で言う。気持ちが良くほわほわした蓮は(なにがいいんだろ?)とあまり理解できず、とろんとした顔でこくんと頷く。了承された途端、優斗は蓮に噛みつくようなキスをし出した。口の中を優斗の舌が動き回る。荒々しい動きに少しびっくりしたが、優斗の目が欲望で潤んでいるのを見て蓮も欲情する。
優斗はキスを止め頭を下に下げる。ディープキスで感じてしまった蓮の前が屹立している。先端をぺろんと舐めて、ぱくんと咥えた。急な刺激に蓮の体がびくつく。
「優斗、汚いよ」
優斗が蓮を下から見つめ口を離す。
「蓮の体に汚い所なんて無いよ」
また咥え、じゅぶじゅぶと舐め始める。口で奉仕する優斗は壮絶に色っぽく、蓮は視覚的にも、また前への直接の強い刺激であっという間にイカされそうになる。
「だめ……出ちゃう」
優斗は情け容赦なく吸った。
「ん……」
優斗の口の中に出してしまい、蓮の力は抜けた。優斗は口の中の蜜を手に受け、力の抜けた蓮の後孔に指を入れる。
「あ……ん……」
蓮はびくつくが後孔は快感で潤い始め、優斗の指を飲み込んでいく。指はゆっくりとうごめきながら入っていった。ある所を擦ると「きゃっ」と蓮の体が震えた。
「ここ気持ちいいね」
優斗は蓮の耳に囁きながら、指を2本に増やしトントンと刺激する。先ほど蜜を吐いた蓮の前がまたゆるりと力を持つ。気づいた優斗が前も同時に扱き始める。
「あ……両方しちゃ……だめ……」
蓮は強すぎる快感でくらくらした。
(すごい、すごすぎる。でも優斗は? 優斗は気持ちいいの?)
「ゆうとー」
蓮は優斗を見つめる。優斗は「蓮、好きだよ」と甘く囁く。
「ゆうと、すき」
蓮は甘い囁きにのぼせたようになる。優斗はまた蓮の愛撫に専念しようとしたのでぎゅっと抱きつく。
「ゆうともきもちよくなってほしい。ゆうとのちょうだい」と強請った。
優斗は真っ赤になって、蓮の後孔から指を抜いた。
「もう、ヒートじゃないから、きちんと解してからと思って我慢してるのに。そんなこと言われたら限界」
優斗はボクサーパンツを脱ぎ、ゴムを装着した。蓮をくるりと後ろ向きにして、後孔にずしりと重量感のある物体を当てがった。
(おおきい……はいるかな? がんばる。ゆうとにもきもちよくなってほしい)
ずんと後ろに重さがくる。蓮は緊張で目をきつく閉じ、息を止めていたようだ。
「蓮、目を開けて……ゆっくり呼吸して」
優斗の声に蓮は目を開けて振り向く。優斗が予想に反して余裕のない表情をしていた。蓮だけが必死で優斗は余裕なのかと勘違いしていた。優斗が必死で自分を欲していると分かると胸がきゅんきゅんと高なった。
(うけいれたい)
意識して力を緩めると、ぐーっと侵入される。お腹の中がいっぱいになり上手く呼吸できなくなる。優斗の動きが止まる。
「はいった?」と蓮が聞く。
「うん、半分くらい」
(え? はんぶん?)
蓮が驚く。優斗は微笑み「今日はこれで十分だよ」と優しく言う。
「そんなのいや」と蓮は自分の手でお尻をくぱあっと開いた。
(ゆうとにもきもちよくなってほしい)
その拍子に優斗のペニスが蓮の中の気持ちよい所に当たった。
「あ……ん……」
蓮はびくつく。優斗が気付き、そこをトントンと擦り始める。蓮は強い快感で喘ぎだした。後孔から粘液が溢れ出し、優斗のペニスが中に誘われる。気が付くと全部入っており、蓮は快感の渦にいた。優斗は蓮を気遣い動かずにいた。蓮の中はびくびくとうねり優斗のペニスを締め付けるので動かずに堪えるのが限界になってきた。
「蓮、ごめん」
優斗は蓮を抱きかかえ、強く腰を打ち付けた。優斗の荒い息と汗の雫を背中に感じると、蓮はさらに高まり自分も腰を動かしていた。
「!……」
優斗が強く腰を打ち付け、声にならない声を発し止まった。優斗の吐精をゴム超しに感じながら、蓮も蜜を吐いた。優斗は蓮の背中に頬を付け抱き締めた。優斗の肌は燃えるように熱く、荒い吐息も熱かった。
アルファの長い吐精が終わる。ゴムの処理をし、ティッシュで後始末して2人でまた横たわった。
「なんか、ごめん。がっついちゃって。もう蓮を見たらそのことしか考えられなくて」
「僕も。早くくっつきたかった」
腕を絡め合って、体を密着させた。お互いの体温を感じあえて嬉しい。
「俺、今度、公認会計士の資格とろうと思って」
「なんか難しそう」
「友人の会社に就職する予定なんだけど、ベンチャーだから、なんかあったとき資格あれば食っていけると思って。蓮に絶対苦労させたくないから」
蓮の頬にキスする。
「僕も優斗に相応しいと言われるように頑張る」
「Azu先生みたいに有名になったら俺の方が楽させてもらう立場になっちゃう。負けずに頑張るよ」
優斗は蓮の顔中にキスする。
「ところで、蓮って誕生日いつなの?」
「9月15日」
(9月15日? 聞いたことあるような、ないような)
「……て、もうすぐじゃん。ヨーロッパでは19歳の誕生日にシルバーのアクセサリーもらうと幸せな結婚できるんだって」
優斗は蓮の左手を掴む。
「この指に合う指輪贈ったら重いかな?」
薬指を撫でる。
「嬉しい」
「良かった。サイズ、分かる?」
「分かんない」
糸を借り、左手の薬指をくるりと結んで輪を作り切った。
「優斗はいつなの?」
「11月29日」
「21歳の誕生日の言い伝えはあるの?」
「たぶん、ないかな。いい肉の日だから、美味しいお肉を食べよう」
優斗が蓮のお尻をやわやわと揉むので、蓮は吹き出した。
あっという間の3時間で優斗は別れを告げて帰った。
歩きながら、9月15日は伊集院美月も誕生日だったと思い出した。奇妙な偶然だな、と不思議に思った。
たたた……と足音がして勢いよくドアが開く。
「こんにちは」
優斗が微笑む。
「いらっしゃいませ」
蓮が笑顔で迎える。
あの濃密なヒート期間から1週間ぶりの訪問である。2人ともお互いを見たり、赤くなったり、ニヤニヤしたりと間に挟まれた柊里には居心地の悪い状況である。お昼を食べ終わると早々に柊里は仕事部屋に逃げてしまった。
蓮は優斗を連れて急いで部屋に入る。部屋のドアを閉めるや否や、優斗は蓮を抱き締めた。蓮は軽く背伸びして優斗の唇を迎えにいく。唇が触れ合うと、蓮も優斗もすぐ口を開け、お互いの舌を絡め合った。夢中でキスし合う。今まで不足していた分を補った。
蓮は唇を離し「ベッド……行こ……」と誘う。奥のベッドに優斗を連れていく。そして、またキス。キスしながら優斗は蓮のシャツのボタンを外していく。シャツを脱がせて白い滑らかな肌の感触を楽しむ。ピンクの小さな胸の突起に指を軽く掠める。ビクンと蓮の体が震え、キスしてる唇が離れる。優斗は唇を今度は蓮の胸に寄せ、突起にキスを落とす。ビリビリした快感が走り「あ……ん……」と甘い声が出る。
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蓮が慌てて口を覆う。優斗が蓮の口を覆った手にちゅっと口付ける。優斗の瞳は欲望でとろりと溶けている。見つめられると蓮の体の力が抜ける。力の抜けた蓮の手を口から除け、蓮の唇にちゅっと口付けた。蓮の手を押さえたまま優斗の顔は蓮の胸に降りる。蓮の胸の突起はすっかり尖ってしまっていた。右のピンクの突起を舌で転がす。左の突起は指で捏ねる。
「あ……両方しちゃ……!!」
蓮の下半身から甘い香りがする。胸の刺激で蜜を出してしまった。
「敏感なんだ。可愛い」と優斗はまた蓮に深いキスをする。キスしながらズボンのファスナーを降ろしズボンを脱がせる。唇を離すと蓮は少し涙目になりながら喘いでいる。
「僕ばっかり……。優斗も脱いで」
優斗はにこっと笑うと脱ぎ始めた。筋肉が綺麗についた肌を蓮はうっとりと眺める。腹筋をそっと触った。
「くすぐったい」
優斗は笑い、蓮を抱き締める。肌が直接触れ合い気持ち良かった。蓮は優斗にキスしながら、背中を撫で回した。優斗はしばらく蓮のしたいようにさせて自分の手を止めていたが、啄むような軽いキスやぎこちなく撫でられるのに煽られて我慢できなくなってきた。
「もう、いい?」
優斗が切羽詰まった顔で言う。気持ちが良くほわほわした蓮は(なにがいいんだろ?)とあまり理解できず、とろんとした顔でこくんと頷く。了承された途端、優斗は蓮に噛みつくようなキスをし出した。口の中を優斗の舌が動き回る。荒々しい動きに少しびっくりしたが、優斗の目が欲望で潤んでいるのを見て蓮も欲情する。
優斗はキスを止め頭を下に下げる。ディープキスで感じてしまった蓮の前が屹立している。先端をぺろんと舐めて、ぱくんと咥えた。急な刺激に蓮の体がびくつく。
「優斗、汚いよ」
優斗が蓮を下から見つめ口を離す。
「蓮の体に汚い所なんて無いよ」
また咥え、じゅぶじゅぶと舐め始める。口で奉仕する優斗は壮絶に色っぽく、蓮は視覚的にも、また前への直接の強い刺激であっという間にイカされそうになる。
「だめ……出ちゃう」
優斗は情け容赦なく吸った。
「ん……」
優斗の口の中に出してしまい、蓮の力は抜けた。優斗は口の中の蜜を手に受け、力の抜けた蓮の後孔に指を入れる。
「あ……ん……」
蓮はびくつくが後孔は快感で潤い始め、優斗の指を飲み込んでいく。指はゆっくりとうごめきながら入っていった。ある所を擦ると「きゃっ」と蓮の体が震えた。
「ここ気持ちいいね」
優斗は蓮の耳に囁きながら、指を2本に増やしトントンと刺激する。先ほど蜜を吐いた蓮の前がまたゆるりと力を持つ。気づいた優斗が前も同時に扱き始める。
「あ……両方しちゃ……だめ……」
蓮は強すぎる快感でくらくらした。
(すごい、すごすぎる。でも優斗は? 優斗は気持ちいいの?)
「ゆうとー」
蓮は優斗を見つめる。優斗は「蓮、好きだよ」と甘く囁く。
「ゆうと、すき」
蓮は甘い囁きにのぼせたようになる。優斗はまた蓮の愛撫に専念しようとしたのでぎゅっと抱きつく。
「ゆうともきもちよくなってほしい。ゆうとのちょうだい」と強請った。
優斗は真っ赤になって、蓮の後孔から指を抜いた。
「もう、ヒートじゃないから、きちんと解してからと思って我慢してるのに。そんなこと言われたら限界」
優斗はボクサーパンツを脱ぎ、ゴムを装着した。蓮をくるりと後ろ向きにして、後孔にずしりと重量感のある物体を当てがった。
(おおきい……はいるかな? がんばる。ゆうとにもきもちよくなってほしい)
ずんと後ろに重さがくる。蓮は緊張で目をきつく閉じ、息を止めていたようだ。
「蓮、目を開けて……ゆっくり呼吸して」
優斗の声に蓮は目を開けて振り向く。優斗が予想に反して余裕のない表情をしていた。蓮だけが必死で優斗は余裕なのかと勘違いしていた。優斗が必死で自分を欲していると分かると胸がきゅんきゅんと高なった。
(うけいれたい)
意識して力を緩めると、ぐーっと侵入される。お腹の中がいっぱいになり上手く呼吸できなくなる。優斗の動きが止まる。
「はいった?」と蓮が聞く。
「うん、半分くらい」
(え? はんぶん?)
蓮が驚く。優斗は微笑み「今日はこれで十分だよ」と優しく言う。
「そんなのいや」と蓮は自分の手でお尻をくぱあっと開いた。
(ゆうとにもきもちよくなってほしい)
その拍子に優斗のペニスが蓮の中の気持ちよい所に当たった。
「あ……ん……」
蓮はびくつく。優斗が気付き、そこをトントンと擦り始める。蓮は強い快感で喘ぎだした。後孔から粘液が溢れ出し、優斗のペニスが中に誘われる。気が付くと全部入っており、蓮は快感の渦にいた。優斗は蓮を気遣い動かずにいた。蓮の中はびくびくとうねり優斗のペニスを締め付けるので動かずに堪えるのが限界になってきた。
「蓮、ごめん」
優斗は蓮を抱きかかえ、強く腰を打ち付けた。優斗の荒い息と汗の雫を背中に感じると、蓮はさらに高まり自分も腰を動かしていた。
「!……」
優斗が強く腰を打ち付け、声にならない声を発し止まった。優斗の吐精をゴム超しに感じながら、蓮も蜜を吐いた。優斗は蓮の背中に頬を付け抱き締めた。優斗の肌は燃えるように熱く、荒い吐息も熱かった。
アルファの長い吐精が終わる。ゴムの処理をし、ティッシュで後始末して2人でまた横たわった。
「なんか、ごめん。がっついちゃって。もう蓮を見たらそのことしか考えられなくて」
「僕も。早くくっつきたかった」
腕を絡め合って、体を密着させた。お互いの体温を感じあえて嬉しい。
「俺、今度、公認会計士の資格とろうと思って」
「なんか難しそう」
「友人の会社に就職する予定なんだけど、ベンチャーだから、なんかあったとき資格あれば食っていけると思って。蓮に絶対苦労させたくないから」
蓮の頬にキスする。
「僕も優斗に相応しいと言われるように頑張る」
「Azu先生みたいに有名になったら俺の方が楽させてもらう立場になっちゃう。負けずに頑張るよ」
優斗は蓮の顔中にキスする。
「ところで、蓮って誕生日いつなの?」
「9月15日」
(9月15日? 聞いたことあるような、ないような)
「……て、もうすぐじゃん。ヨーロッパでは19歳の誕生日にシルバーのアクセサリーもらうと幸せな結婚できるんだって」
優斗は蓮の左手を掴む。
「この指に合う指輪贈ったら重いかな?」
薬指を撫でる。
「嬉しい」
「良かった。サイズ、分かる?」
「分かんない」
糸を借り、左手の薬指をくるりと結んで輪を作り切った。
「優斗はいつなの?」
「11月29日」
「21歳の誕生日の言い伝えはあるの?」
「たぶん、ないかな。いい肉の日だから、美味しいお肉を食べよう」
優斗が蓮のお尻をやわやわと揉むので、蓮は吹き出した。
あっという間の3時間で優斗は別れを告げて帰った。
歩きながら、9月15日は伊集院美月も誕生日だったと思い出した。奇妙な偶然だな、と不思議に思った。
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