つぶやくように書く／わたし暮らし／そぞろなり

うーん、なにを書こう

たしかに我が家の暮らしには、ネタにしたらいいようなことがいっぱいあるような気がする。


パッと閃いて書くこともあれば、なにを書いたらいいのかわからず、書かねばという焦燥に打ちのめされるだけのこともある。

そんなときにうちの旦那さまは、少し前にあった小さな出来事をネタにしたらいいと言う。また別の日、ちょっとしたハプニングに笑った後、今のをネタに掌編を書いて、と言うこともある。

その度に、無理だよって思ったり、そう返事をしたりするのだけれど、思い返してみれば、たしかにクスッと笑えたり、馬鹿馬鹿しかったり、ちょっとへんなことが多くっていいかもしれない、と思う。恥ずかしさや、文字にするのは難しい、という問題もあるのだけれど。

いや、最大の問題はそこではないな。記憶力だ。

よしっ、って書いてみようという気になったとき、書くべき詳細が思い出せない。なにがどうなって笑ったんだっけ。おもしろかったんだっけ。なにを書きたかったのだろう。ちょっとおもしろかった、ということはしっかり覚えているのだけれど。


書こうと思ったのに書けないって、なんだか悔しい。思い出せなくって、損したような気持ちにもなる。そして、日々ってこんなふうに流れていってしまうんだなって、諸行無常感にも襲われる。

だったら忘れる前に、もっと気軽に、つぶやいたり書いたりしていこう。

私の中には反省する私もいるのだけれど、ま、そういう忘れっぽいダメなところが私らしいって、そこまででワンセットのお話でしょう、って思う私もいる。


まあ、そうね。いろいろある。けど、どちらにしろ、したいことは一つだ。
日々を楽しく。