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発売するたびに思うこと
しおりを挟む電子書籍でも紙の本でも、どちらを選ぼうとも、ただの好みの問題だと思うよ。
電子書籍で本を販売しています。
ふーん、電子書籍ね。本は紙って決めているから。(なにかほかにも言いた気)
こういうの、地味にダメージを受ける。
モヤッとする。
電子書籍だったらダメなの?
私だって本が好きだ。読書が好きだ。紙の本も好きだし、購入する。電子書籍もおなじ。
割合で言ったら半々くらい。電子書籍でしかないものは電子書籍で読むし、紙の本でしかないものは紙の本で読む。家族で共有したい本は紙の本と決めているけれど、それ以外はケースバイケース。いますぐに欲しいってときはポチッとすれば即座に読める電子書籍にするし、本屋さんを探検して出会った本はそのとき紙の本で買う。
だからどちらを選ぶかは利便性だったり、価格だったり、もろもろを勘定に入れた好みの問題でしょ、って思ってる。
それを、紙じゃなきゃ読まないとか、紙だったら読んだのにとか、紙で出せないから電子書籍なんでしょ、とか、わざわざ言うことのなんというか、暗に込められた気持ちみたいなものがにじむ感じが、どうにも好きになれない。
きのこ派とたけのこ派の争いもしかり。
作品に興味がない、読みたいって思えない、それならそれでいいのに。
それを紙だ、電子だ、の問題にすり替えられることにモヤッとする。
嬉しいことに、楽しみにして読んでくださる人もいる。読む読まないも好みの問題だと思っている。紙の本が出せれば嬉しいだろうけれど、紙の本が出せなくちゃイヤだとか思ってないし、どちらであろうと、文章を書きたい人は書きたいように書くのだと思う。少なくとも私はそうだ。電子書籍が作れること、読んでくださる人がいることがとても嬉しい。
私個人の作品が好みか好みでないかを、まるで電子書籍ぜんぶが良くないみたいに聞こえる言い方で言わないでほしい。
本好きとしてモヤッとするから。
そういうことじゃない。もしそうであるなら(そのほうが嬉しいけれど)、電子書籍でも紙の本でも、どちらを選ぼうとも、ただの好みの問題だと思うよ。紙もあったら嬉しいな、電子書籍もあったら嬉しいな、くらいにしておいてくれるとありがたい。
紙の本も電子書籍も好きなものとして勘ぐりで病まずに済むから。
なにであっても、好みは人それぞれ。
好きは大きく発信したらいいけれど、キライはほどほどがいいね。
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