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9月27日 いっそすべてシャーペンで
しおりを挟むペンが好きだ。
手帳もノートも好きだ。
なのにどうもモヤモヤが続いている。
手帳会議を開いて、これから、来年、使う手帳について検討したり、新たなる書き方や、目にしたばかりのメソッドを試してみようと模索したり、楽しいことばかりのはずなのに、なぜかモヤモヤしている。
なぜだろう。。。
ノートに吹き出しをつなげて、気持ちを掘り下げていって、ポワッと出てきた気持ちは、
「もしかしてペンを考えるのが面倒くさい?」だった。
この紙にこのペンだと裏写りしちゃうんだよね。
このペンだと滑って書きにくい。
このペンだと乾きが遅くってこすっちゃう。
どのペンを使うかは、紙とペンの相性に左右される。
これっばかり使っているかも?
あっちはしばらく使っていないから乾いちゃうかも?
これはもう少しでインクが終わる。補充できるように、これを使うべきか。
ペンにはペンの問題がある。
今日はピンクがいいな。
ちょっとだけサクッと書きたい。
ゆっくり万年筆で書きたいな。
後から色付けできるよう、油性ペンがいい。
いつからか、こんなふうに思いつきの気持ちだけで、書きものができなくなっている。
今の私は、これが面倒なのかも。
もちろん、あれこれ悩んで、決めて、書く、というのが楽しいときもいっぱいある。いっぱいあった。
でも今は、そうじゃないらしい。
もういっそ、すべてシャーペンで書いたらいいんじゃないか。
すごろくノートならぬ、吹き出しノートに戻り、続く吹き出しに、私が自然と書いた言葉は、これだった。
ああ、そうかもしれない。
創作ノートはシャーペンをメインに使っている。気分で万年筆を使うこともあるけれど、練って、降ってきた言葉を書き留めて、というときはシャーペンしか使わない。もともとシャーペンも大好きだ。
そうだな、しばらくシャーペンにしようかな。
お気に入りのマグカップに立てられたカラフルなペンたちを眺めながら、そんなことを考えている。
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