10 / 42
09
しおりを挟む
「おっし!!!」
祝、初ゴブリン討伐。あれから食事を終え森に向かった俺はゴブリンを探した。ようやく見つけたゴブリンとの死闘を繰り広げ、初討伐を成した。
今とても達成感が凄い。これはそう、前世でいうところの初体験を終えた次の日のような感覚で、世界の全てを許してあげれるような幸福感がある。
「いててて……」
2発くらい、いいのを貰った。あぶない、身体強化がなかったら死んでいたかもしれない。攻撃を貰いながらごり押ししたら勝てた。ゴブリンのくせに生命力がそこまで高くなく、2~3発切りつけたら絶命した。
そういえば何匹倒すとレベルがあがるんだろう。前世の記憶だと勇者は1から2レベルにあがるのに2~3匹倒せば上がっていたから、それくらいだろうか。
よし、どうせならもう2~3匹倒そう
少し森を歩くと川沿いに2匹のゴブリンを見つけた。ふむ、2匹か。まあ大丈夫だろう。1匹倒したことによる油断が、特になにも考えずに戦いを挑む。
「ぐっっ――!」
脇腹に鈍痛が来る。2匹のゴブリンに戦いを挑んだ俺は早くも後悔をしている。2匹のゴブリンは1匹が俺の攻撃を凌ぎ、その隙にもう1匹が攻撃を仕掛けるという連携をしてくる。こんな単純な連携でさえ手も足も出なくなる。前世の中学の授業で数時間剣道をやっただけの俺では、全然太刀打ちできない。
まずいまずいまずいまずい―――!
ゴブリンに飛びつき組み伏せる、後ろから殴られるがおかまいなしだ。前世でいう柔道? レスリング? そんな綺麗なものではないががむしゃらに1匹に攻撃を仕掛ける。思っていたよりゴブリンは脆く、なんとか1匹を倒し切る。ボロボロになりながら2匹目をなんとか倒し切った。
「はあーはあーはあー」
背中が、足が、腕が、痛くないところがないくらい体全体が痛い。やばい舐めてた異世界。
祝、初ゴブリン討伐。あれから食事を終え森に向かった俺はゴブリンを探した。ようやく見つけたゴブリンとの死闘を繰り広げ、初討伐を成した。
今とても達成感が凄い。これはそう、前世でいうところの初体験を終えた次の日のような感覚で、世界の全てを許してあげれるような幸福感がある。
「いててて……」
2発くらい、いいのを貰った。あぶない、身体強化がなかったら死んでいたかもしれない。攻撃を貰いながらごり押ししたら勝てた。ゴブリンのくせに生命力がそこまで高くなく、2~3発切りつけたら絶命した。
そういえば何匹倒すとレベルがあがるんだろう。前世の記憶だと勇者は1から2レベルにあがるのに2~3匹倒せば上がっていたから、それくらいだろうか。
よし、どうせならもう2~3匹倒そう
少し森を歩くと川沿いに2匹のゴブリンを見つけた。ふむ、2匹か。まあ大丈夫だろう。1匹倒したことによる油断が、特になにも考えずに戦いを挑む。
「ぐっっ――!」
脇腹に鈍痛が来る。2匹のゴブリンに戦いを挑んだ俺は早くも後悔をしている。2匹のゴブリンは1匹が俺の攻撃を凌ぎ、その隙にもう1匹が攻撃を仕掛けるという連携をしてくる。こんな単純な連携でさえ手も足も出なくなる。前世の中学の授業で数時間剣道をやっただけの俺では、全然太刀打ちできない。
まずいまずいまずいまずい―――!
ゴブリンに飛びつき組み伏せる、後ろから殴られるがおかまいなしだ。前世でいう柔道? レスリング? そんな綺麗なものではないががむしゃらに1匹に攻撃を仕掛ける。思っていたよりゴブリンは脆く、なんとか1匹を倒し切る。ボロボロになりながら2匹目をなんとか倒し切った。
「はあーはあーはあー」
背中が、足が、腕が、痛くないところがないくらい体全体が痛い。やばい舐めてた異世界。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
悪役令嬢は王太子の妻~毎日溺愛と狂愛の狭間で~
一ノ瀬 彩音
恋愛
悪役令嬢は王太子の妻になると毎日溺愛と狂愛を捧げられ、
快楽漬けの日々を過ごすことになる!
そしてその快感が忘れられなくなった彼女は自ら夫を求めるようになり……!?
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)
幻田恋人
恋愛
夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。
でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。
親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。
童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。
許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…
僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる