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第1章 入試篇
第52話 リトライ
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ラティスは結局フォルクスを見逃す事にした。
一度だけ、一度だけ見逃して欲しいと土下座をされたからだ。
ノ・ゾ・キ・ア・ナの場所はラティスは把握しているが、他の者は知らない。
何食わぬ顔をしてラティスは風呂に入ったが湯けむりで前が見えないから危ないと冷水を巻き、換気をして湯けむりを少なくしていた。
だが、フォルクスが見ているとラティスは分かっていたから、恥ずかしさから乳首に石鹸を付けてぎりぎり見えなくし、アッカンベーをしてからずっと背中を向け、肝心なフォルクスが見たい所を隠していた。ただ、シーラとカーラはもろに見られていた。途中で意識を取り戻したユリアがソニアと入って来て、素晴らしい裸体を堪能し、フォルクスの興奮度はマックスだった。
そんな中、ラティスも話し掛けられ、会話が弾んでしまいフォルクスが覗いているという事をすっかり忘れてしまっていた。普通に体についた石鹸を洗い流し、覗き穴の前に裸体を晒す事になってしまっていた。湯船に浸かってからハッとなり、覗き穴がある事に気が付いた。そこに裸体を晒してしまったという事に気が付き、真っ赤になっていた。フォルクスは全員の裸体を堪能したのだ。そして密かにジェスロがやって来てあるものを渡していた。袋に入ったそれはカサカサこそこそと動く生き物だった。そう、Gである。また、覗き穴を塞ぐ石材も持って来て説明を始めた。
「これを入れるのです。そして悲鳴が上がったら何食わぬ顔をし、何があったと剣を抜き助けに行く振りをして堂々と覗くのです。これぞ男のロマンですじゃ」
フォルクスは何の疑いもなくその案を受け入れ、Gと塞ぎ材を手に取った。そして穴にGを入れ、塞ぎ材で穴を塞いだ。そうすると自然とGが浴室の中に押し出されるのだ。そして急ぎ風呂の裏側から出て屋敷の中を歩いていた。
すると間もなくキャーという悲鳴が聞こえて来た。ジェスロと二人して歩いていたが、
「今ですじゃ」
その一言でフォルクスは廊下を掛け抜け、脱衣場を疾風の如く通り過ぎ、風呂の扉を開けた。そして洗い場に剣を構えながら入った。そしてぬけぬけと
「どうした?皆無事か?敵は何処だ?」
血相を変えたフォルクスが飛び出してきたのだが、女性達は自分達が裸であるという事を忘れ、必死にGの方を指差し
「で、で、出たー!」
と叫んでいた。フォルクスは顔の笑みが崩れないように皆の裸を堪能しつつ、Gを追い掛け、無事捕まえた。Gが入っていた袋を何気に持っており、素手で掴まないようにしていた。
フォルクス様ありがとうとか流石フォル君、素敵等と言われた。そしてフォルクスは慌てた振りをし、ごめんといい風呂場を出て行った。勿論至近距離で見るところを堪能してからである。
風呂を出てきた女性陣達に感謝をされまくっていたが、はっとなったラティスがちょっといいですかとフォルクスを引っ張っていった。
「やはりあれはフォル殿の仕業であろう?」
「何の事かな?」
フォルクスはラティスの目を見れなかった。目をそらしてのおどおどしての返事だった。
そしてため息をつきながらラティスが聞いてきた。
「やっはり私のも見ましたよね?」
くねくねしながらラティスが言っていたが
「うん、とても綺麗で堪能させてもらったよ。ラティスの胸って思ったより大きいんだね。それでいて綺麗な形に驚いたよ。ポイントもしっかり貯まったし!初覗き成功記念ポイントとかいうのがしっかり付いていたよ。ありがとうラティス」
「あのう、出来ればもう二度と覗かないで欲しいのだ。覗きなんて情けなくて仕方ないぞ」
更に腕を組み、今度はラティスがフォルクスから視線を外し、言いにくそうにしていた
「そ、それに感謝は態度で示してくれないと困るのだ」
ラティスはそっぽを向いてしまった。
そんなラティスの後ろに回り
、スカートを捲りお尻をなでなでした。
「な、な、な、何をしているのだ!」
「うん。お礼をって言ったから、お尻をサワサワしてみたんだ。ラティスのお尻はキュッと上向きでかっこいいよね。一度触ってみたかったんだよな」
「私のは格好良いのか?お尻が小さくて気にしてたのだが、本当なのか?」
「うんそんな事はないよ。小さくてキュッとしまっていて格好の良いお尻だよ。ほらラティスって鍛えているじゃないか」
ラティスはフォルクスにお尻を触られた事をすっかり忘れ、お尻が格好いいと言われた事が嬉しくて、ついフォルクスに抱きつき、
「ありがとうフォル殿。そうか、私のお尻は格好良いのか。フォル殿は私のお尻が好きなのだな!」
そんな事を聞いていたのであった。
ボーイッシュな感じの美少女である。勿論大好きだとフォルクスは言いつつ、あまりしつこいと嫌われると思いそれ以上はお触りを止めたが、しっかりと初スカート捲りゲットポイントとかの変なポイントをゲットしたのが分かった。
実はラティスは女性に人気が有る。フォルクスと知り合って直ぐは丁寧な言葉を心掛けていたが、本来はそういう言葉はあまり使わないのだ。段々と地が出てきていて、口調も本来の己の口調に戻りつつある。まだ混ざってはいるのだが。
また男装させれば、胸の大きいのを除き、男装の麗人といった感じで、例えるならば、今風で言うと宝塚の女性を彷彿とさせる。
また、シーラの場合はゴスロリ少女、又は幼女とも言う。
カーラはインテリロリっ娘。ラティスが男装の似合うボクっ娘である。
最も髪は男性に比べれば長いので、胸を中心としてそれなりに女性らしさもあるが、中身は男性がする行動を取る事が多い。騎士の家系の出だからであろう。
そしてソニアは優しさ溢れる隙の無い正統派美少女。そしてユリアは男子の憧れるお姉さんというような感じの美女である。
そして問題はシルフである。今は完全に子供であり、どう見ても幼女である。カーラ、シーラ、シルフ、この2人と1精霊は幼く見えるので、ジェスロがフォルクスを見て幼女使いと言ったのだ。
この2人と1体が付き従っている様に周りからは見え、フォルクスをして幼女使いと言わしめる所以であった。この後、何故かフォルクスの2つ名が幼女使いと定着していく。この日ついに幼女使いが誕生したのであった。ジェスロには何度も訂正や別の言い方を頼むんだが、頑として拒否をされ、周りからは揶揄されるのであった。命令はしたくない為、フォルクスは諦めざるを得なかった。勿論シーラとカーラは自分達の容姿からそう言わしめているとは認めないのであった。
一度だけ、一度だけ見逃して欲しいと土下座をされたからだ。
ノ・ゾ・キ・ア・ナの場所はラティスは把握しているが、他の者は知らない。
何食わぬ顔をしてラティスは風呂に入ったが湯けむりで前が見えないから危ないと冷水を巻き、換気をして湯けむりを少なくしていた。
だが、フォルクスが見ているとラティスは分かっていたから、恥ずかしさから乳首に石鹸を付けてぎりぎり見えなくし、アッカンベーをしてからずっと背中を向け、肝心なフォルクスが見たい所を隠していた。ただ、シーラとカーラはもろに見られていた。途中で意識を取り戻したユリアがソニアと入って来て、素晴らしい裸体を堪能し、フォルクスの興奮度はマックスだった。
そんな中、ラティスも話し掛けられ、会話が弾んでしまいフォルクスが覗いているという事をすっかり忘れてしまっていた。普通に体についた石鹸を洗い流し、覗き穴の前に裸体を晒す事になってしまっていた。湯船に浸かってからハッとなり、覗き穴がある事に気が付いた。そこに裸体を晒してしまったという事に気が付き、真っ赤になっていた。フォルクスは全員の裸体を堪能したのだ。そして密かにジェスロがやって来てあるものを渡していた。袋に入ったそれはカサカサこそこそと動く生き物だった。そう、Gである。また、覗き穴を塞ぐ石材も持って来て説明を始めた。
「これを入れるのです。そして悲鳴が上がったら何食わぬ顔をし、何があったと剣を抜き助けに行く振りをして堂々と覗くのです。これぞ男のロマンですじゃ」
フォルクスは何の疑いもなくその案を受け入れ、Gと塞ぎ材を手に取った。そして穴にGを入れ、塞ぎ材で穴を塞いだ。そうすると自然とGが浴室の中に押し出されるのだ。そして急ぎ風呂の裏側から出て屋敷の中を歩いていた。
すると間もなくキャーという悲鳴が聞こえて来た。ジェスロと二人して歩いていたが、
「今ですじゃ」
その一言でフォルクスは廊下を掛け抜け、脱衣場を疾風の如く通り過ぎ、風呂の扉を開けた。そして洗い場に剣を構えながら入った。そしてぬけぬけと
「どうした?皆無事か?敵は何処だ?」
血相を変えたフォルクスが飛び出してきたのだが、女性達は自分達が裸であるという事を忘れ、必死にGの方を指差し
「で、で、出たー!」
と叫んでいた。フォルクスは顔の笑みが崩れないように皆の裸を堪能しつつ、Gを追い掛け、無事捕まえた。Gが入っていた袋を何気に持っており、素手で掴まないようにしていた。
フォルクス様ありがとうとか流石フォル君、素敵等と言われた。そしてフォルクスは慌てた振りをし、ごめんといい風呂場を出て行った。勿論至近距離で見るところを堪能してからである。
風呂を出てきた女性陣達に感謝をされまくっていたが、はっとなったラティスがちょっといいですかとフォルクスを引っ張っていった。
「やはりあれはフォル殿の仕業であろう?」
「何の事かな?」
フォルクスはラティスの目を見れなかった。目をそらしてのおどおどしての返事だった。
そしてため息をつきながらラティスが聞いてきた。
「やっはり私のも見ましたよね?」
くねくねしながらラティスが言っていたが
「うん、とても綺麗で堪能させてもらったよ。ラティスの胸って思ったより大きいんだね。それでいて綺麗な形に驚いたよ。ポイントもしっかり貯まったし!初覗き成功記念ポイントとかいうのがしっかり付いていたよ。ありがとうラティス」
「あのう、出来ればもう二度と覗かないで欲しいのだ。覗きなんて情けなくて仕方ないぞ」
更に腕を組み、今度はラティスがフォルクスから視線を外し、言いにくそうにしていた
「そ、それに感謝は態度で示してくれないと困るのだ」
ラティスはそっぽを向いてしまった。
そんなラティスの後ろに回り
、スカートを捲りお尻をなでなでした。
「な、な、な、何をしているのだ!」
「うん。お礼をって言ったから、お尻をサワサワしてみたんだ。ラティスのお尻はキュッと上向きでかっこいいよね。一度触ってみたかったんだよな」
「私のは格好良いのか?お尻が小さくて気にしてたのだが、本当なのか?」
「うんそんな事はないよ。小さくてキュッとしまっていて格好の良いお尻だよ。ほらラティスって鍛えているじゃないか」
ラティスはフォルクスにお尻を触られた事をすっかり忘れ、お尻が格好いいと言われた事が嬉しくて、ついフォルクスに抱きつき、
「ありがとうフォル殿。そうか、私のお尻は格好良いのか。フォル殿は私のお尻が好きなのだな!」
そんな事を聞いていたのであった。
ボーイッシュな感じの美少女である。勿論大好きだとフォルクスは言いつつ、あまりしつこいと嫌われると思いそれ以上はお触りを止めたが、しっかりと初スカート捲りゲットポイントとかの変なポイントをゲットしたのが分かった。
実はラティスは女性に人気が有る。フォルクスと知り合って直ぐは丁寧な言葉を心掛けていたが、本来はそういう言葉はあまり使わないのだ。段々と地が出てきていて、口調も本来の己の口調に戻りつつある。まだ混ざってはいるのだが。
また男装させれば、胸の大きいのを除き、男装の麗人といった感じで、例えるならば、今風で言うと宝塚の女性を彷彿とさせる。
また、シーラの場合はゴスロリ少女、又は幼女とも言う。
カーラはインテリロリっ娘。ラティスが男装の似合うボクっ娘である。
最も髪は男性に比べれば長いので、胸を中心としてそれなりに女性らしさもあるが、中身は男性がする行動を取る事が多い。騎士の家系の出だからであろう。
そしてソニアは優しさ溢れる隙の無い正統派美少女。そしてユリアは男子の憧れるお姉さんというような感じの美女である。
そして問題はシルフである。今は完全に子供であり、どう見ても幼女である。カーラ、シーラ、シルフ、この2人と1精霊は幼く見えるので、ジェスロがフォルクスを見て幼女使いと言ったのだ。
この2人と1体が付き従っている様に周りからは見え、フォルクスをして幼女使いと言わしめる所以であった。この後、何故かフォルクスの2つ名が幼女使いと定着していく。この日ついに幼女使いが誕生したのであった。ジェスロには何度も訂正や別の言い方を頼むんだが、頑として拒否をされ、周りからは揶揄されるのであった。命令はしたくない為、フォルクスは諦めざるを得なかった。勿論シーラとカーラは自分達の容姿からそう言わしめているとは認めないのであった。
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