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第69話 ミーニャの襲撃
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どうしてこうなった?
寝間着姿のミーニャがライに向けて短剣を振り抜き、左腕の切断面の皮膚を切るに留まったが、ライは突然ミーニャに斬りかかられ呆然とした。
時は10分程戻る。
「不束者ですが、宜しくお願い致します」
話が違う!と文句を言いたかったが、ライは弥生に背中から抱きつかれ、ミーニャを抱いて寝ていた。何故か3人で寝ていたのだ。
しかもひたすらミーニャに胸を揉まされていた。
「私毎日胸をマッサージして、大きくする為に努力をしているのですよ。ライと一緒に寝なければならないのですから、代わりにライが私の胸をマッサージする戯夢が有るのよ。だからちゃんと揉んでね!」
ライはミーニャに言われるがままに胸を揉んでいた。モミモミモミと。
ミーニャの胸を揉んでいたが、急に手をつねられ、目が覚めた。そう、揉んでと頼まれたのは夢だ。しかもミーニャと二人で布団に入っていた。
しかし何か柔らかいものを握っていた。
「この不埒者!何もしないと言ったのに何故胸を揉んでいるのですか?」
「だってミーニャがマッサージの為に揉んでと頼んだじゃないか!」
「そんな事を言う訳が無いでしょ!って何で嘘を言っていないのよ!ってどうせ夢を本当の事だと思ったのでしょ?違いまして?」
「ご、ごめん。そうだよな。ミーニャが俺にそんな事を言う訳がないよな。ごめんなさい」
「もう仕方がないわね。今回は許しますが、次はお仕置きですわよ」
「あっ!レベル5が開放された!そうか、胸を揉むのが条件だったようだよ」
「何でそんな条件になっているのよ!もう!」
「そうやってぷいぷいしているミーニャは可愛いな!」
「もう知らない!」
ライはミーニャのお腹に手を当ててぎゅっと抱きついた。
「もう、ずるいわよ。あっ?そうだ、ライのクリエイティブで人の体を作れないかしら?魂が無ければ行けたりしないかしら?」
「その発想はなかったな。なんに使うんだ?」
「ほら、私のマリオネットだけれども、まだ上手く使えないのだけれども、人形を操れるギフトなのよ。あれは5階層のギフトで文献にも無いからかなりのレアみたいなのよね。もしライが人の体を作れるのなら、その体を人形として操れないかと思ったのよ」
「よし、じゃあやってみますか!」
ライはミーニャを意識して、ミーニャの体を再現しようとしたが、無理だった。
「うーん、ミーニャの体を再現しようとしたけど、無理だったよ」
「ちょっと何言っているのよ!私の体を作ってイタズラする気じゃないでしょうね?」
「あっ!そういう使い方も出来るのか!ってやらないよ」
「なら良いけど、普通は先ずは自分の体で試さないかしら?」
「なる程ね。ヨシ!試しますか!」
ライは己の体を意識し作り出してみたが、見事に出来た。
「ごめん。失敗だわ!」
「驚いたわ。まさにライほのものじゃない。一体貰ってもよいかしら?抱いて寝たいわ。本物と違って間違って胸を揉んできたりなんかしないし。って何処が失敗なのよ?どう見ても瓜二つじゃないの!」
「ほら左腕が有るから」
「確かに。じゃあ切って!」
「ばか言うなよ。自分の腕を切れるかよ!」
「じゃあナイフを頂戴!」
ライは布団から出て短剣を渡したが、情け容赦なく左腕をライの失った所と同じ位置で切り裂いた。
いたたたと何故かつい唸った。
「ほら、ぼさっとしてないでヒールを掛けなさいよ。血が出ているでしょ!」
ライはクリエイティブで作った動かない自分の体にヒールを掛けていた。
「終わったぞ!ってチョッと待て!早まるな!さっき胸を揉んだ事は謝るから!な!」
「痛いのは少しの間だけだから大人しく私に斬らせて!動かれると手元が狂うから!」
そうしてミーニャが短剣を振り抜いた。
手元が狂ったのか、ライは実際には避ける必要がなかったが、咄嗟の事に固まってしまった。
幸い左腕の切断面の皮膚を切り取られるだけで済んだ。
ライは意味が判らなかった。先程まで一緒に寝ていたのに、急に自分に斬り掛かってきたからだ。
「ちょっと待て?危ないから短剣を下ろしてくれ。な、先ずは落着こうよ」
「私は至って冷静よ」
「な!た、頼むからやめてくれ?な?」
「そうですわね、もうこれは必要ないと思いますわ。さあ次に行きましょうか!?」
そうして情け容赦なくライの左腕というか、肩を掴み傷口を確認していたのであった。
寝間着姿のミーニャがライに向けて短剣を振り抜き、左腕の切断面の皮膚を切るに留まったが、ライは突然ミーニャに斬りかかられ呆然とした。
時は10分程戻る。
「不束者ですが、宜しくお願い致します」
話が違う!と文句を言いたかったが、ライは弥生に背中から抱きつかれ、ミーニャを抱いて寝ていた。何故か3人で寝ていたのだ。
しかもひたすらミーニャに胸を揉まされていた。
「私毎日胸をマッサージして、大きくする為に努力をしているのですよ。ライと一緒に寝なければならないのですから、代わりにライが私の胸をマッサージする戯夢が有るのよ。だからちゃんと揉んでね!」
ライはミーニャに言われるがままに胸を揉んでいた。モミモミモミと。
ミーニャの胸を揉んでいたが、急に手をつねられ、目が覚めた。そう、揉んでと頼まれたのは夢だ。しかもミーニャと二人で布団に入っていた。
しかし何か柔らかいものを握っていた。
「この不埒者!何もしないと言ったのに何故胸を揉んでいるのですか?」
「だってミーニャがマッサージの為に揉んでと頼んだじゃないか!」
「そんな事を言う訳が無いでしょ!って何で嘘を言っていないのよ!ってどうせ夢を本当の事だと思ったのでしょ?違いまして?」
「ご、ごめん。そうだよな。ミーニャが俺にそんな事を言う訳がないよな。ごめんなさい」
「もう仕方がないわね。今回は許しますが、次はお仕置きですわよ」
「あっ!レベル5が開放された!そうか、胸を揉むのが条件だったようだよ」
「何でそんな条件になっているのよ!もう!」
「そうやってぷいぷいしているミーニャは可愛いな!」
「もう知らない!」
ライはミーニャのお腹に手を当ててぎゅっと抱きついた。
「もう、ずるいわよ。あっ?そうだ、ライのクリエイティブで人の体を作れないかしら?魂が無ければ行けたりしないかしら?」
「その発想はなかったな。なんに使うんだ?」
「ほら、私のマリオネットだけれども、まだ上手く使えないのだけれども、人形を操れるギフトなのよ。あれは5階層のギフトで文献にも無いからかなりのレアみたいなのよね。もしライが人の体を作れるのなら、その体を人形として操れないかと思ったのよ」
「よし、じゃあやってみますか!」
ライはミーニャを意識して、ミーニャの体を再現しようとしたが、無理だった。
「うーん、ミーニャの体を再現しようとしたけど、無理だったよ」
「ちょっと何言っているのよ!私の体を作ってイタズラする気じゃないでしょうね?」
「あっ!そういう使い方も出来るのか!ってやらないよ」
「なら良いけど、普通は先ずは自分の体で試さないかしら?」
「なる程ね。ヨシ!試しますか!」
ライは己の体を意識し作り出してみたが、見事に出来た。
「ごめん。失敗だわ!」
「驚いたわ。まさにライほのものじゃない。一体貰ってもよいかしら?抱いて寝たいわ。本物と違って間違って胸を揉んできたりなんかしないし。って何処が失敗なのよ?どう見ても瓜二つじゃないの!」
「ほら左腕が有るから」
「確かに。じゃあ切って!」
「ばか言うなよ。自分の腕を切れるかよ!」
「じゃあナイフを頂戴!」
ライは布団から出て短剣を渡したが、情け容赦なく左腕をライの失った所と同じ位置で切り裂いた。
いたたたと何故かつい唸った。
「ほら、ぼさっとしてないでヒールを掛けなさいよ。血が出ているでしょ!」
ライはクリエイティブで作った動かない自分の体にヒールを掛けていた。
「終わったぞ!ってチョッと待て!早まるな!さっき胸を揉んだ事は謝るから!な!」
「痛いのは少しの間だけだから大人しく私に斬らせて!動かれると手元が狂うから!」
そうしてミーニャが短剣を振り抜いた。
手元が狂ったのか、ライは実際には避ける必要がなかったが、咄嗟の事に固まってしまった。
幸い左腕の切断面の皮膚を切り取られるだけで済んだ。
ライは意味が判らなかった。先程まで一緒に寝ていたのに、急に自分に斬り掛かってきたからだ。
「ちょっと待て?危ないから短剣を下ろしてくれ。な、先ずは落着こうよ」
「私は至って冷静よ」
「な!た、頼むからやめてくれ?な?」
「そうですわね、もうこれは必要ないと思いますわ。さあ次に行きましょうか!?」
そうして情け容赦なくライの左腕というか、肩を掴み傷口を確認していたのであった。
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