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第67話 ニースの初潮
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弥生の状態を見たパトリシアは慌てて弥生を抱きかかえた。
そしてミーニャがライに告げた。
「ライ、その、不用意に触れてはいけません。ライはクリーンだけを掛けてあげてください。後は私達がやりますから、見ないであげてください」
弥生はやはり涎を垂らしながらビクンビクンと体を震わせていた。ライはうんと言いながらその肩に手をやると弥生はああああ!と呻いた。ライは驚きつつも言われた通りにクリーンを掛けた。
弥生に触れようとしていたのでパトリシアはライを引き離した。
「ライ、見ないであげて」
「だ、大丈夫なのか?弥生に一体何があったんだ?」
「ライ、そのな」
話しづらそうにクラウディアが来た。
「その、性的な快楽が凄まじく入って来たんだ。まだあたいも敏感な状態だが、女としてイッタんだ。分かるよな?」
ライは真っ赤になりながらうんうんと頷いた。
「その、弥生の事を嫌いにならないでやってくれ」
「当たり前だろ!その、クラウディアは大丈夫なんだな?」
「ああ。怖いくらいの感覚だったがもう大丈夫だ。ただ、触れるのは少し待って欲しい。段々と落ち着いてきているから心配しないでくれ」
ライは頷いたが、さて困ったなとなった。ニースの方を見てどうするかと悩んだ。ニースはライが悩んでいて、付与を中止するのではないかと思った。
「お兄様、大丈夫です。恥ずかしいですが、私はお兄様の足枷にはなりたくありませんし、私が生き残る為に必要な事ですからお願いします!」
ライは頷き、メアリーにニースの事を頼んだ。メアリーは昔からニースの事を妹のように可愛がっていた。
パトリシアは膝をカクカクしていてまだ立ち上がれない弥生をベッドに運び、そして寝かせていた。
弥生は顔を真っ赤にしながら恥ずかしそうに申し訳ありませんと謝っていたが、布団に入ると一言ライ様の匂いがすると言って体を丸くし縮こまっていた。
そしていよいよ皆が見守る中、ニースの番が来た。ニースは覚悟していますと言って目を瞑り、真っ赤になりながら舌を突き出していた。はっとなったライはハンカチに穴を開け、舌だけが見えるようにし、万が一に備えた。もしふらついたりして唇が触れたとしても、布越しだから直接触れない。また、メアリーがニースを抱きかかえる形だ。
そしてライは舌を突き出し、ニースの舌と己の舌を合わせた。そして付与するスキルを二つイメージしたが、どうやらいけそうなので、二つ共付与した。
スキルを付与した途端にニースの体は一瞬ピクンとなったが、それだけだった。一番驚いていたのはニース自身だった。クラウディアと弥生の様を見ていたが、自分には特に何もない。いや一つあった。
腹部に違和感があったのだ。腹部からというか、お股から血が混じった何かが滲んできて、下着を濡らし、脚に少し垂れた。
ハッとなったメアリーがライを突き飛ばした。
「ライ、後生だから見ないであげて!」
へ?と思ったが先ずはクリーンを掛けていった。
「ニースちゃん、恥ずかしがらずにちゃんと答えてね。貴女まだ女の子の日を迎えていなかったの?それとも今日あたり女の子の日だった?」
「うん。まだ女の子の日は迎えてません。でもお股から血が出てるよ。私どうしたのかな?メア姉?」
「大丈夫だから、うんちょっと待ってね」
もう一度ライに背中を向けるようにメアリーは告げ、下着を脱がせるから絶対に見ないでと念を押した。
メアリーはニースの下着を脱がせ、お股を確認していた。そしてタオルで脚を拭いてあげたり、お股に何かをしていた。
「ニースちゃんおめでとう。貴女は無事に女の子になったのよ!」
「えっ!私もついに来たの!友達はみんな来ているのに私だけまだだったから心配だったの」
「うんそうよ。これがそうなのよ」
つまりニースはまだ初潮を迎えていなかった。だが今回のスキル付与によって強制的に初潮を迎えたのだ。ライはもう一度クリーンを掛けてから大丈夫なのかと聞いた。
「うん。もう処置をしたから大丈夫だから。あのねライ、デリケートな話なの。その、彼女は怪我や不測の事態じゃないから心配しなくても良いのよ。スキル付与によって多分女の子の日を迎えちゃったの。まだそのね、ニースちゃんは女の子の日を迎えていなかったの。だから戸惑っていたのよ」
「ははは。そ、そうか。ニースが初潮を迎えたんだね。おめでとうニース」
ニースは初めての言葉にホエーとなっていたのであった。
そしてミーニャがライに告げた。
「ライ、その、不用意に触れてはいけません。ライはクリーンだけを掛けてあげてください。後は私達がやりますから、見ないであげてください」
弥生はやはり涎を垂らしながらビクンビクンと体を震わせていた。ライはうんと言いながらその肩に手をやると弥生はああああ!と呻いた。ライは驚きつつも言われた通りにクリーンを掛けた。
弥生に触れようとしていたのでパトリシアはライを引き離した。
「ライ、見ないであげて」
「だ、大丈夫なのか?弥生に一体何があったんだ?」
「ライ、そのな」
話しづらそうにクラウディアが来た。
「その、性的な快楽が凄まじく入って来たんだ。まだあたいも敏感な状態だが、女としてイッタんだ。分かるよな?」
ライは真っ赤になりながらうんうんと頷いた。
「その、弥生の事を嫌いにならないでやってくれ」
「当たり前だろ!その、クラウディアは大丈夫なんだな?」
「ああ。怖いくらいの感覚だったがもう大丈夫だ。ただ、触れるのは少し待って欲しい。段々と落ち着いてきているから心配しないでくれ」
ライは頷いたが、さて困ったなとなった。ニースの方を見てどうするかと悩んだ。ニースはライが悩んでいて、付与を中止するのではないかと思った。
「お兄様、大丈夫です。恥ずかしいですが、私はお兄様の足枷にはなりたくありませんし、私が生き残る為に必要な事ですからお願いします!」
ライは頷き、メアリーにニースの事を頼んだ。メアリーは昔からニースの事を妹のように可愛がっていた。
パトリシアは膝をカクカクしていてまだ立ち上がれない弥生をベッドに運び、そして寝かせていた。
弥生は顔を真っ赤にしながら恥ずかしそうに申し訳ありませんと謝っていたが、布団に入ると一言ライ様の匂いがすると言って体を丸くし縮こまっていた。
そしていよいよ皆が見守る中、ニースの番が来た。ニースは覚悟していますと言って目を瞑り、真っ赤になりながら舌を突き出していた。はっとなったライはハンカチに穴を開け、舌だけが見えるようにし、万が一に備えた。もしふらついたりして唇が触れたとしても、布越しだから直接触れない。また、メアリーがニースを抱きかかえる形だ。
そしてライは舌を突き出し、ニースの舌と己の舌を合わせた。そして付与するスキルを二つイメージしたが、どうやらいけそうなので、二つ共付与した。
スキルを付与した途端にニースの体は一瞬ピクンとなったが、それだけだった。一番驚いていたのはニース自身だった。クラウディアと弥生の様を見ていたが、自分には特に何もない。いや一つあった。
腹部に違和感があったのだ。腹部からというか、お股から血が混じった何かが滲んできて、下着を濡らし、脚に少し垂れた。
ハッとなったメアリーがライを突き飛ばした。
「ライ、後生だから見ないであげて!」
へ?と思ったが先ずはクリーンを掛けていった。
「ニースちゃん、恥ずかしがらずにちゃんと答えてね。貴女まだ女の子の日を迎えていなかったの?それとも今日あたり女の子の日だった?」
「うん。まだ女の子の日は迎えてません。でもお股から血が出てるよ。私どうしたのかな?メア姉?」
「大丈夫だから、うんちょっと待ってね」
もう一度ライに背中を向けるようにメアリーは告げ、下着を脱がせるから絶対に見ないでと念を押した。
メアリーはニースの下着を脱がせ、お股を確認していた。そしてタオルで脚を拭いてあげたり、お股に何かをしていた。
「ニースちゃんおめでとう。貴女は無事に女の子になったのよ!」
「えっ!私もついに来たの!友達はみんな来ているのに私だけまだだったから心配だったの」
「うんそうよ。これがそうなのよ」
つまりニースはまだ初潮を迎えていなかった。だが今回のスキル付与によって強制的に初潮を迎えたのだ。ライはもう一度クリーンを掛けてから大丈夫なのかと聞いた。
「うん。もう処置をしたから大丈夫だから。あのねライ、デリケートな話なの。その、彼女は怪我や不測の事態じゃないから心配しなくても良いのよ。スキル付与によって多分女の子の日を迎えちゃったの。まだそのね、ニースちゃんは女の子の日を迎えていなかったの。だから戸惑っていたのよ」
「ははは。そ、そうか。ニースが初潮を迎えたんだね。おめでとうニース」
ニースは初めての言葉にホエーとなっていたのであった。
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