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第1章
第64話 side 弘幸1
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何だよ!何なんだよ!俺が何をしたっていうんだよ!
何だこれ?ありえねーぞ!
それにあいつ何だよ!瑞希と一緒って、ふざけんな!もし瑞希をコマしていたらぶっ殺す!ぜってー殺す!
折角瑞希をコマしてやる段取りが出来たのに横取りしやがって。
あいつの奴隷だって?ざけんなよ!
変な膜?の中で飛んでいるようだが、早くしやがれ!どこに飛ばしやがったんだよ!
くそが!
佐東 弘幸(さとう ひろゆき)
栃朗の転送により飛んでいる最中だった。
ラグビー部に所属し、オラオラ系の典型的な脳筋の勘違い野郎だ。
3年生になった時に、瑞希に告白するも、歳上にしか興味がないと言われ轟沈し、逆恨みから修学旅行中に仲間と瑞希を回す(強姦)計画を立てていた。自由行動の時に拉致って・・・
横恋慕の逆恨みである。
周りを見ると、みーちゃんと同じで何かが複数同じ方向に飛んでいるのが分かる。
誰だよ?
そう唸る。
1時間位飛んだだろうか、ふと降下し始めたのが分かった。
そこは何処かの屋敷で、ざわざわしていた。一緒に飛んでいた奴等がいる。ついニンマリする。拳志郎達、いつもつるんでいる仲間が4人共そこにいたのだ。
そしてそこには、怪しげな仮面を着けた奴等がパーティーをしているようで、こちらに気が付くと、私兵?傭兵?とにかく警護の者達が俺達を囲み、槍やら剣を突き付けて来やがった。本物だろう。
「動くな!貴様らどこから湧いてきやがった!それに何者だ?」
コスプレイベントではないのは、剣を突き付けて来た奴等から殺気が伝わり、流石の俺も冷や汗が出た。取り敢えず何か言わないと不味いな。切り抜けられるか?舌先三寸でやらないとだが、4人は・・・駄目だな。腰を抜かしてやがる。
「お前ら何なんだよ?俺達も訳が分からないんだ。知らねぇ奴の魔法か何かで飛ばされたんだ。で、偶々ここに降りたんだよ」
「隊長、構わぬ。剣をしまえ。儂が話を聞こう。それと今日はお開きだ。くくく。これはこれは、珍しい異界からの客人だな」
中年の男が護衛の者達を退けた。
「侯爵様、畏まりました」
侯爵と言われた者は執事服を来た者に何やら指示をしていた。
「皆様方、大変申し訳ありませんが、侯爵様がお開きにすると仰せでございます。後日この埋め合わせをしてくださりますので、今日の所はお帰りください。シュトライク様はこちらに」
客人達は残念そうに引き上げていく。
各々セクシーなドレス等を着た女を連れてきており、それらと共に引き上げていく。
シュトライクと言われた男は首輪を着けた女達を複数連れてきており、何人かと商談をしていたようだな。
先程の執事服を着た者が俺の前に立ち、お辞儀をした。
「侯爵様がお話をされます。案内します故、こちらに」
後ろにはさっきの奴等が武器に手を掛けていて、どうやら俺等に拒否権はなさそうだ。服もそうだが、あのおっさんがこの中で1番偉い奴だろう。ムカつくけど、この侯爵とかいうおっさん次第で俺等の命がどうなるか分からん。だが媚びへつらうつもりはねえよ。
でも、逆らってもどうにもならないのだけは分かるから、今は大人しくして成り行きを見守る事にするぜ。
何だこれ?ありえねーぞ!
それにあいつ何だよ!瑞希と一緒って、ふざけんな!もし瑞希をコマしていたらぶっ殺す!ぜってー殺す!
折角瑞希をコマしてやる段取りが出来たのに横取りしやがって。
あいつの奴隷だって?ざけんなよ!
変な膜?の中で飛んでいるようだが、早くしやがれ!どこに飛ばしやがったんだよ!
くそが!
佐東 弘幸(さとう ひろゆき)
栃朗の転送により飛んでいる最中だった。
ラグビー部に所属し、オラオラ系の典型的な脳筋の勘違い野郎だ。
3年生になった時に、瑞希に告白するも、歳上にしか興味がないと言われ轟沈し、逆恨みから修学旅行中に仲間と瑞希を回す(強姦)計画を立てていた。自由行動の時に拉致って・・・
横恋慕の逆恨みである。
周りを見ると、みーちゃんと同じで何かが複数同じ方向に飛んでいるのが分かる。
誰だよ?
そう唸る。
1時間位飛んだだろうか、ふと降下し始めたのが分かった。
そこは何処かの屋敷で、ざわざわしていた。一緒に飛んでいた奴等がいる。ついニンマリする。拳志郎達、いつもつるんでいる仲間が4人共そこにいたのだ。
そしてそこには、怪しげな仮面を着けた奴等がパーティーをしているようで、こちらに気が付くと、私兵?傭兵?とにかく警護の者達が俺達を囲み、槍やら剣を突き付けて来やがった。本物だろう。
「動くな!貴様らどこから湧いてきやがった!それに何者だ?」
コスプレイベントではないのは、剣を突き付けて来た奴等から殺気が伝わり、流石の俺も冷や汗が出た。取り敢えず何か言わないと不味いな。切り抜けられるか?舌先三寸でやらないとだが、4人は・・・駄目だな。腰を抜かしてやがる。
「お前ら何なんだよ?俺達も訳が分からないんだ。知らねぇ奴の魔法か何かで飛ばされたんだ。で、偶々ここに降りたんだよ」
「隊長、構わぬ。剣をしまえ。儂が話を聞こう。それと今日はお開きだ。くくく。これはこれは、珍しい異界からの客人だな」
中年の男が護衛の者達を退けた。
「侯爵様、畏まりました」
侯爵と言われた者は執事服を来た者に何やら指示をしていた。
「皆様方、大変申し訳ありませんが、侯爵様がお開きにすると仰せでございます。後日この埋め合わせをしてくださりますので、今日の所はお帰りください。シュトライク様はこちらに」
客人達は残念そうに引き上げていく。
各々セクシーなドレス等を着た女を連れてきており、それらと共に引き上げていく。
シュトライクと言われた男は首輪を着けた女達を複数連れてきており、何人かと商談をしていたようだな。
先程の執事服を着た者が俺の前に立ち、お辞儀をした。
「侯爵様がお話をされます。案内します故、こちらに」
後ろにはさっきの奴等が武器に手を掛けていて、どうやら俺等に拒否権はなさそうだ。服もそうだが、あのおっさんがこの中で1番偉い奴だろう。ムカつくけど、この侯爵とかいうおっさん次第で俺等の命がどうなるか分からん。だが媚びへつらうつもりはねえよ。
でも、逆らってもどうにもならないのだけは分かるから、今は大人しくして成り行きを見守る事にするぜ。
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