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第3章
第192話 死者を蘇生する
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ばたん・・・
梓さんは自らの血を見て倒れてしまった。
顔が真っ青だ。
ブルブルと震えているので、手を握り落ち着くまで抱き寄せた。
「ご、ご、ご迷惑を・・・」
「こちらこそごめんよ・・・探索者でもないのにいきなり血を沢山採っちゃったから・・・」
少し休ませつつ、ゴブリン20枚、サイクロプス等のカードに今採取した血を掛けていく。
ふう。
ほぼ手持ちを放出する事になったけど、変わった能力持ちがいたんだ。
ラビリンスに入るとすぐに召喚して梓さんが守ってと言うと・・・
「マイマスターだけで良いので?」
「他も行けるの?」
「3人行けます」
「なら、明日香と響子だな」
僕がそう言うと、梓さんが頷いた。
「えっと、じゃあ明日香様と響子様と私の3人を守ってくださるの?」
「私が死なない限り怪我をすることはない」
「梓さん、試してもらいましょうか!」
「そうね!」
「イルギさん、宜しくお願いします」
ぺこりと頭を下げると、イルギと言われたゴブリンのカーヴァントは戸惑いながらもスキルを発動する。
いきなり半透明なカプセルに3人が閉じ込められた。
「えっ?何これ?」
イルギが歩くとすぐ後ろを半透明なカプセルが転がって追跡する。
しかし、中の3人は玉の中で座った状態で回転とは無縁だ。
試しに叩いてみたけど、壊れる気配がまるでない。
「守る事なら誰にも負けません!」
頼もしい一言だった。
そして入口から奥へと向かい始めると、後ろから騒ぎが起こった。
「うわああああ!やばいやばい、た、助けてくれ!」
自衛隊員と冒険者、つまり入口に残った者達が自動小銃を放ちながらこちらに来た。
「だ、だ、だめだ!効かねぇ!」
眼の前で百足が二足歩行したような気持ち悪い魔物に軽薄そうな探索者がパクっと頭を食われた。
はっとなり、ロマン砲をぶっぱなしそいつを倒したが、その場には胸より上がない探索者の死体が残った。
ラビリンスの中からではなく、外から来た魔物に襲われた。
「下がれ!そんな豆鉄砲が効くかよ!」
下がったら魔物がいるから、こっちに来い!が正解なのだが、死体の横を口を抑えながら女の冒険者が通り抜けた。
「智也!あぁぁぁぁ!ともやああああ」
後続の女が死体に抱きついた。
しかし、追われていたのにそんな事をしたので、その女もサクッとやられた。
頭を咥えられ、背骨ごと引き抜かれたのだ。
ああ!女の人が死んでしまった・・・
バコン!
ロマン砲で倒したが、先程まで生きていた女の人はドピュー、ドピューと血を吹いている。
「斗枡様、頭を戻して下さい!あと15秒以内なら助けられます」
僕はうわっ!と思いつつ、超速で背骨を押し込み頭を元の位置に戻した。
すかさずムミムナが回復をしていった。
「えっ?うそ?私行きてる?智也は?智也はどこ?」
「残念だけどその男の人は魔物が咥えてどこかに行ってしまったよ」
「そう。死んだのよね?貴方が私を助けてくれたの?」
「えっ!?さっき智也あああって唸っていたよね?」
「ええ。私を犯したやつの死に様に歓喜しただけよ!あのくされxzxzzめ!ざまあよ!」
「さいですか・・・」
「貴方競争率が高そうね。あっちのパーティーに入れてもらおうかしら」
一段落したら生き返った女の人は、もう1つの無傷なパーティーに行き、そこの女の人にギュットされ受け入れられていたな・・・
梓さんは自らの血を見て倒れてしまった。
顔が真っ青だ。
ブルブルと震えているので、手を握り落ち着くまで抱き寄せた。
「ご、ご、ご迷惑を・・・」
「こちらこそごめんよ・・・探索者でもないのにいきなり血を沢山採っちゃったから・・・」
少し休ませつつ、ゴブリン20枚、サイクロプス等のカードに今採取した血を掛けていく。
ふう。
ほぼ手持ちを放出する事になったけど、変わった能力持ちがいたんだ。
ラビリンスに入るとすぐに召喚して梓さんが守ってと言うと・・・
「マイマスターだけで良いので?」
「他も行けるの?」
「3人行けます」
「なら、明日香と響子だな」
僕がそう言うと、梓さんが頷いた。
「えっと、じゃあ明日香様と響子様と私の3人を守ってくださるの?」
「私が死なない限り怪我をすることはない」
「梓さん、試してもらいましょうか!」
「そうね!」
「イルギさん、宜しくお願いします」
ぺこりと頭を下げると、イルギと言われたゴブリンのカーヴァントは戸惑いながらもスキルを発動する。
いきなり半透明なカプセルに3人が閉じ込められた。
「えっ?何これ?」
イルギが歩くとすぐ後ろを半透明なカプセルが転がって追跡する。
しかし、中の3人は玉の中で座った状態で回転とは無縁だ。
試しに叩いてみたけど、壊れる気配がまるでない。
「守る事なら誰にも負けません!」
頼もしい一言だった。
そして入口から奥へと向かい始めると、後ろから騒ぎが起こった。
「うわああああ!やばいやばい、た、助けてくれ!」
自衛隊員と冒険者、つまり入口に残った者達が自動小銃を放ちながらこちらに来た。
「だ、だ、だめだ!効かねぇ!」
眼の前で百足が二足歩行したような気持ち悪い魔物に軽薄そうな探索者がパクっと頭を食われた。
はっとなり、ロマン砲をぶっぱなしそいつを倒したが、その場には胸より上がない探索者の死体が残った。
ラビリンスの中からではなく、外から来た魔物に襲われた。
「下がれ!そんな豆鉄砲が効くかよ!」
下がったら魔物がいるから、こっちに来い!が正解なのだが、死体の横を口を抑えながら女の冒険者が通り抜けた。
「智也!あぁぁぁぁ!ともやああああ」
後続の女が死体に抱きついた。
しかし、追われていたのにそんな事をしたので、その女もサクッとやられた。
頭を咥えられ、背骨ごと引き抜かれたのだ。
ああ!女の人が死んでしまった・・・
バコン!
ロマン砲で倒したが、先程まで生きていた女の人はドピュー、ドピューと血を吹いている。
「斗枡様、頭を戻して下さい!あと15秒以内なら助けられます」
僕はうわっ!と思いつつ、超速で背骨を押し込み頭を元の位置に戻した。
すかさずムミムナが回復をしていった。
「えっ?うそ?私行きてる?智也は?智也はどこ?」
「残念だけどその男の人は魔物が咥えてどこかに行ってしまったよ」
「そう。死んだのよね?貴方が私を助けてくれたの?」
「えっ!?さっき智也あああって唸っていたよね?」
「ええ。私を犯したやつの死に様に歓喜しただけよ!あのくされxzxzzめ!ざまあよ!」
「さいですか・・・」
「貴方競争率が高そうね。あっちのパーティーに入れてもらおうかしら」
一段落したら生き返った女の人は、もう1つの無傷なパーティーに行き、そこの女の人にギュットされ受け入れられていたな・・・
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