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序章(探索者スタート編)
第15話 妹は少しブラコン気味
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家に着き玄関を開けると妹がお兄ちゃん!と叫びながらダイブしてきた。
「おわっ!」
辛うじて受け止めたけど僕は尻餅をついた。
中学2年生にしては胸が大きく、そのたわわな胸が顔にあった。
女として意識してはいけない相手だが、流石に胸をぐりぐりされると愛姉ほどではないが、妹も女なんだなと思う。
俺は苦しくなり引き剥がす。
「冬奈、苦しい!」
「だ、大丈夫だった?怪我はない?服が違うけど大丈夫だったの?」
ベタベタと体を触ってくるが、こちとらバトルスーツを着ている。
「ほら、怪我なんてどこにもないぞ!」
「じゃあなんで服が違うの?」
「魔物の返り血を貰ったからな。別の服を買って帰っただけだよ。サイトとかに服は着替えというか、ラビリンスに入ると返り血を浴びたりして町中を歩けないって紹介されていなかったんだよ」
妹の冬奈は中学2年生で、母親譲りの可愛い系の美人顔だ。
かなりモテているらしく、ホワイトデーの日はお菓子を大量にゲットし、太るからと全て僕に回され、今も毎日のおやつはそれらの貢物だ。
哀れなり!
極端なブラコンで、父がいない分父親の面影を僕の中に見ているのかもだ。
だが、まだ父が生きているっぽいとは言っていない。
カードの状態には気が付いているが、何故そうなるのか知らないらしい。
そしてクンクンと匂いを嗅いでくる。
ただ、お兄ちゃんの匂い大好き!クンスカクンスカというのではなく、違和感を感じたようだ。
何かに付けて友達を紹介したがるし、将来お兄ちゃんのお嫁さんになるの!と言うくらいに患っているのでもない。
でも親子3人の生活で、家族愛は凄いものだ。
「お兄ちゃんラビリンスに入っていたんじゃないの?女の人の匂いがするよ!本当は何してたの?」
す、鋭い。
取り敢えずゲットしたカードを出すと更に問い詰めてきた。
「何でゴブリンのレイラがお兄ちゃんの服を着ているのよ!」
「ほら、カードを見たろ?あのボロ布しかなくて、胸のところが弾けてプルルンになったから僕の服を着せたんだよ。ほら、元々胸がはち切れんばかりだったろ?」
「たしかにそうだったけど、見たの?」
「仕方ないだろ!眼の前に現れた途端に服がちぎれたんだから!」
「エッチ!」
「ちゃんと直ぐに服を着せたよ!」
「で、ゴブリンの匂いじゃないよね?これ香水の匂いよ」
愛姉はギルドの建物で着替えた後に香水を使ったようだ。
確かに大人の女性として意識したのは香水の匂いがしたからかな。
流石にラビリンスに入る時は化粧すらしていないというか、出来ないのだろうから僕はラビリンスを出た後だし、匂いが移っても問題ないとなり化粧をしたんだと思う。
香水を付けて万が一探索者に匂いが移ったら、魔物を引き寄せるだけだから仕事中には付けないはずだ。
「多分僕の試験官兼専属のギルド員が女の人で、僕が1度ギルドに戻ってから装備品を買いに行き、その後家に送ってもらったから、その人の香水の匂いが移ったんだと思うよ」
ジト目・・・
「若い人?」
「実のお姉さんみたいな19歳で、ついこないだまで探索者をしていたんだって」
僕は妹に弱い。
つい聞かれてもいない事を言い訳がましく話す。
ツインテールの可愛い妹だ。
妹が高校に入ったら誰か紹介してもらうとしても、流石に中学生とは付き合えないからと、いつも避けてきたんだ。
「ほらお兄ちゃんはちゃんとラビリンスに入り、初心者用のラビリンスを踏破したからね」
「ふーん・・・で、早速散財したんだ」
「装備品を買ったんだよ!ほら」
僕はリビングに行くと買い物した物を出した。
「何よこれ!エッチなんじゃない!」
「それはビキニアーマーっていって、その上に服を着させるんだよ。ほら、このレイラの為に買ったんだ。普通の服だけだと心許ないからさ」
「なんでランク1のカードに入れ込むの?胸が大きいから?」
「この子めちゃくちゃ強いんだよ。なんで入れ込むのかって?この子は父さんの荷物の中から出てきたのだから、運命を感じるんだ。父さんの残してくれたカードだから特に大事にしたいんだ。」
「確か血がどパーって掛かったカードよね。私のカードはお兄ちゃんから貰おうかな。ってお風呂入るでしょ?今お湯張りをするから着替え持ってきたら体洗うと良いわ」
「ありがとうな。じゃあ兄ちゃん先に風呂に入るよ。それとこれ」
僕は帰りに寄ってもらった店で買ったケーキを出す。
愛姉のお勧めの個人経営の店で買ったショートケーキなんだけど、かなり美味しいらしい。
風呂に入っていると、「うまし~!」と叫び声が聞こえたな。
喜んでもらってヨカヨカ。
取り敢えず刺激の強い1日だった。
始めて見たおっぱいは刺激が強かったデス!
人間と差はなかったな。
でもレイラって可愛かったし人間としたら同い年?位かな。
あんな可愛い子が彼女だったらな。
僕は2世というだけで特に特別な事はない。
探索者になったから体育の授業や競技にはもう参加出来ないから、スポーツで頑張って女の子にモテる線もない。
顔も普通だし、頭の出来も平均より少し上で、クラスが40人としたら10~12番目程の学力だしな。
美人と知り合いになったけど、あれは姉貴ポジションであり、恋人になるような人ではない。
向こうも弟君扱いだったしな。
高校が始まったら恋人を作るぞ!
僕が気合を入れていたらドアが開いた。
「叫んでいたけど大丈夫?」
妹が心配して様子を見に来た。
「ごめん。明日もラビリンス探査を頑張るぞ!って気合を入れていたんだ」
「なら良いけど、あまり変な声を出さないでよね」
怒られてしまった。
結局30分位で風呂を出て自室に戻ったが、うん!ええ湯やった!
「おわっ!」
辛うじて受け止めたけど僕は尻餅をついた。
中学2年生にしては胸が大きく、そのたわわな胸が顔にあった。
女として意識してはいけない相手だが、流石に胸をぐりぐりされると愛姉ほどではないが、妹も女なんだなと思う。
俺は苦しくなり引き剥がす。
「冬奈、苦しい!」
「だ、大丈夫だった?怪我はない?服が違うけど大丈夫だったの?」
ベタベタと体を触ってくるが、こちとらバトルスーツを着ている。
「ほら、怪我なんてどこにもないぞ!」
「じゃあなんで服が違うの?」
「魔物の返り血を貰ったからな。別の服を買って帰っただけだよ。サイトとかに服は着替えというか、ラビリンスに入ると返り血を浴びたりして町中を歩けないって紹介されていなかったんだよ」
妹の冬奈は中学2年生で、母親譲りの可愛い系の美人顔だ。
かなりモテているらしく、ホワイトデーの日はお菓子を大量にゲットし、太るからと全て僕に回され、今も毎日のおやつはそれらの貢物だ。
哀れなり!
極端なブラコンで、父がいない分父親の面影を僕の中に見ているのかもだ。
だが、まだ父が生きているっぽいとは言っていない。
カードの状態には気が付いているが、何故そうなるのか知らないらしい。
そしてクンクンと匂いを嗅いでくる。
ただ、お兄ちゃんの匂い大好き!クンスカクンスカというのではなく、違和感を感じたようだ。
何かに付けて友達を紹介したがるし、将来お兄ちゃんのお嫁さんになるの!と言うくらいに患っているのでもない。
でも親子3人の生活で、家族愛は凄いものだ。
「お兄ちゃんラビリンスに入っていたんじゃないの?女の人の匂いがするよ!本当は何してたの?」
す、鋭い。
取り敢えずゲットしたカードを出すと更に問い詰めてきた。
「何でゴブリンのレイラがお兄ちゃんの服を着ているのよ!」
「ほら、カードを見たろ?あのボロ布しかなくて、胸のところが弾けてプルルンになったから僕の服を着せたんだよ。ほら、元々胸がはち切れんばかりだったろ?」
「たしかにそうだったけど、見たの?」
「仕方ないだろ!眼の前に現れた途端に服がちぎれたんだから!」
「エッチ!」
「ちゃんと直ぐに服を着せたよ!」
「で、ゴブリンの匂いじゃないよね?これ香水の匂いよ」
愛姉はギルドの建物で着替えた後に香水を使ったようだ。
確かに大人の女性として意識したのは香水の匂いがしたからかな。
流石にラビリンスに入る時は化粧すらしていないというか、出来ないのだろうから僕はラビリンスを出た後だし、匂いが移っても問題ないとなり化粧をしたんだと思う。
香水を付けて万が一探索者に匂いが移ったら、魔物を引き寄せるだけだから仕事中には付けないはずだ。
「多分僕の試験官兼専属のギルド員が女の人で、僕が1度ギルドに戻ってから装備品を買いに行き、その後家に送ってもらったから、その人の香水の匂いが移ったんだと思うよ」
ジト目・・・
「若い人?」
「実のお姉さんみたいな19歳で、ついこないだまで探索者をしていたんだって」
僕は妹に弱い。
つい聞かれてもいない事を言い訳がましく話す。
ツインテールの可愛い妹だ。
妹が高校に入ったら誰か紹介してもらうとしても、流石に中学生とは付き合えないからと、いつも避けてきたんだ。
「ほらお兄ちゃんはちゃんとラビリンスに入り、初心者用のラビリンスを踏破したからね」
「ふーん・・・で、早速散財したんだ」
「装備品を買ったんだよ!ほら」
僕はリビングに行くと買い物した物を出した。
「何よこれ!エッチなんじゃない!」
「それはビキニアーマーっていって、その上に服を着させるんだよ。ほら、このレイラの為に買ったんだ。普通の服だけだと心許ないからさ」
「なんでランク1のカードに入れ込むの?胸が大きいから?」
「この子めちゃくちゃ強いんだよ。なんで入れ込むのかって?この子は父さんの荷物の中から出てきたのだから、運命を感じるんだ。父さんの残してくれたカードだから特に大事にしたいんだ。」
「確か血がどパーって掛かったカードよね。私のカードはお兄ちゃんから貰おうかな。ってお風呂入るでしょ?今お湯張りをするから着替え持ってきたら体洗うと良いわ」
「ありがとうな。じゃあ兄ちゃん先に風呂に入るよ。それとこれ」
僕は帰りに寄ってもらった店で買ったケーキを出す。
愛姉のお勧めの個人経営の店で買ったショートケーキなんだけど、かなり美味しいらしい。
風呂に入っていると、「うまし~!」と叫び声が聞こえたな。
喜んでもらってヨカヨカ。
取り敢えず刺激の強い1日だった。
始めて見たおっぱいは刺激が強かったデス!
人間と差はなかったな。
でもレイラって可愛かったし人間としたら同い年?位かな。
あんな可愛い子が彼女だったらな。
僕は2世というだけで特に特別な事はない。
探索者になったから体育の授業や競技にはもう参加出来ないから、スポーツで頑張って女の子にモテる線もない。
顔も普通だし、頭の出来も平均より少し上で、クラスが40人としたら10~12番目程の学力だしな。
美人と知り合いになったけど、あれは姉貴ポジションであり、恋人になるような人ではない。
向こうも弟君扱いだったしな。
高校が始まったら恋人を作るぞ!
僕が気合を入れていたらドアが開いた。
「叫んでいたけど大丈夫?」
妹が心配して様子を見に来た。
「ごめん。明日もラビリンス探査を頑張るぞ!って気合を入れていたんだ」
「なら良いけど、あまり変な声を出さないでよね」
怒られてしまった。
結局30分位で風呂を出て自室に戻ったが、うん!ええ湯やった!
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