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第13話 逃避行開始とフラグ
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隠れ家の入り口を開け、頭だけをそっと出して気配を探ったが、特に生き物の気配は感じない。
入口が閉じないよう板を押さえながら、3人に出てくるよう指示を出す。
身を低くし、警戒をしつつ3人が外に出ると、久し振りの太陽に心を洗われる感じだった。
俺は中をもう1度見ると、入口を閉じて手振りで進む方向を指示した。
予め決めていた指示だ。
映画とかの知識だが、軍の特殊部隊などが作戦行動中に手で指示を出しているあれを見様見真似でやっていた。
今は草原の中を進んでおり、草丈は腰の高さ~1mちょいで屈みながら森の方へと移動する。
10分程歩くと鬱蒼とした森の入り口に辿り着いた。
俺は皆を制止させ、背後の様子を窺う。
生き物の気配はない。
特に視線を感じない事を確認した。
シーナ、アリス、リリアの順に俺に続くよう指示し森の中へと入っていく。
2分も進むと木々にて外が見えなくなる。
所々空から日が差してはいるが、鬱蒼としており、今はまだ普通の者が朝食を食べるような時間帯のはずなのだが、ここは薄暗い。
正直ジメジメしており薄気味悪く感じる。
だが、この森を抜けるのが1番逃げ切れる見込みがある。
魔物が多く出るし、道もない。
俺は森へ入る時に足跡を含めなるべく痕跡を消していた。
ピンポイントで疑っていない限り痕跡は発見できないだろう。
10分程進むと俺は一旦停止した。
思わずふううとため息をついたが、ここまでは順調だ。
もっとも本格的な逃亡のスタートである今の時点でもしも何かあったならば、この先どうにもならず既に詰んでいるだろう。
3人の息が荒い。
走っていた訳では無いが、森に入る時が1番やばいと分かっているから緊張している。
「よし。追われている気配もないし、今の時点で発見されていないと断言できる。これから森を出るまでの心配は魔物や獣だ。今の所動く物の気配はない。緊張しただろう?少し休もう」
本当は先を急ぎたいが、今の緊張してガチガチな彼女達は1時間も歩けば潰れるだろう。
1度緊張を解かないとだ。
緊張しないのも魔物に襲われたりと問題だが、俺が警戒すれば良い。
慣れない事をしているし、体力も屋敷に来てからこれまでの間に俺が多少なりとも鍛えたシーナはともかく、アリスとリリアには辛いはずだ。
重い十字架を背負って進むようなものだ。
俺もお人好しになったものだ。
2人からも潤々した目で助けてと言われ、見捨てる事は出来なかった。
手を出した女でもない。
弟と父の情婦となる所から逃げてきた少女を匿い、必死こいて逃げている所だ。
これまでの穴蔵生活はこれからの苦労に比べるとバカンス中のようなレベルだった。
10分程休ませた後俺が先頭、シーナが殿で出発だ。
収納カバンにはテントと毛布、2日分の食料、予備武器が入っている。
それでいっぱいいっぱいだ。
各自の背嚢には武器とポーション類、お金、各自の食事と着替えが入っていて重さは大した事は無いが、パンパンだ。
俺は短刀を持っており、ナタの代わりにして枝やら蔦を切り裂き道を確保する。
ナタより少し長い。
腰に剣を下げているが、小振りのショートソードだ。
追放時に持たされた剣は収納カバンに入っている。
ショートボウ以外は皆短い武器だ。
例外としてシーナは槍を持っているが、今は杖代わりになっている。
2時間程道なき道を進んだ所で昼休憩にする。
「3人共頑張ったな。ここで昼休憩にしよう」
パッと明るくなる。
小さな小川?があり、顔を洗ったり手を洗う。
冷たくて心地良い。
俺の魔法で各自のコップに水を注ぐ。
すると喉が乾いていたのか、3人はゴクゴクと一気に飲み干した。
「ライ、ありがとう。生き返ったわ!」
3人にはこれからは対等な冒険者とするからと、ため口にするように言ってある。
アリスは硬い口調が地らしく、いくら言っても無理だった。
牙を向いてきたというか、地が出てきたのがリリアだ。
シーナはお姉さんタイプで、リリアは・・・ツンデレさんだった。
この10日で1番苦労したのは態度を軟化させる事だった。
ご主人様等と美少女3人が言えば悪目立ちし過ぎるからだ。
警戒しつつ携帯食を食べるが正直言って不味い。
3人も文句1つ言わずに食べている。
「ねえライ。どれ位進んだのかしら?」
「計画より少し遅れているが、問題ないレベルだな。うん、皆が頑張ったお陰だよ」
「すまない。私達が足を引っ張っているのだな」
「ライ、私達の事は捨て置いても良いのよ。だから無理しないでね」
シーナはそう言うが、3人のうち1人でも欠けたら俺の負けだ。
だから意地でも守り抜く!誰かを見捨てる選択肢なんて端からない!
全く損な性格だよな。
心配させまいと自信満々に予測の範疇だと言い続けるしかない。
脚が辛そうなので脹脛をマッサージしていく。
勿論引け目を感じる事を避ける為3人にだ。
疲労から3人の口数は少ない。
逃避行というのもあるが、喋る事で魔物を引き寄せてしまう事を恐れている。
再び歩みを進める。
今は魔物避けの薬草を使っているが、一部の魔物には効かないのと、恐慌状態の魔物には効かないと言うか意味がない。
それとお互いに移動中だったりし、偶々魔物が魔物避けの効果範囲内に入ってしまった時等、視認できる位置に来てしまうと意味をなさない。
そんな事を思っていると・・・ほら言わんこっちゃない。
誰だよフラグ立てたのは!?って俺か・・・・
入口が閉じないよう板を押さえながら、3人に出てくるよう指示を出す。
身を低くし、警戒をしつつ3人が外に出ると、久し振りの太陽に心を洗われる感じだった。
俺は中をもう1度見ると、入口を閉じて手振りで進む方向を指示した。
予め決めていた指示だ。
映画とかの知識だが、軍の特殊部隊などが作戦行動中に手で指示を出しているあれを見様見真似でやっていた。
今は草原の中を進んでおり、草丈は腰の高さ~1mちょいで屈みながら森の方へと移動する。
10分程歩くと鬱蒼とした森の入り口に辿り着いた。
俺は皆を制止させ、背後の様子を窺う。
生き物の気配はない。
特に視線を感じない事を確認した。
シーナ、アリス、リリアの順に俺に続くよう指示し森の中へと入っていく。
2分も進むと木々にて外が見えなくなる。
所々空から日が差してはいるが、鬱蒼としており、今はまだ普通の者が朝食を食べるような時間帯のはずなのだが、ここは薄暗い。
正直ジメジメしており薄気味悪く感じる。
だが、この森を抜けるのが1番逃げ切れる見込みがある。
魔物が多く出るし、道もない。
俺は森へ入る時に足跡を含めなるべく痕跡を消していた。
ピンポイントで疑っていない限り痕跡は発見できないだろう。
10分程進むと俺は一旦停止した。
思わずふううとため息をついたが、ここまでは順調だ。
もっとも本格的な逃亡のスタートである今の時点でもしも何かあったならば、この先どうにもならず既に詰んでいるだろう。
3人の息が荒い。
走っていた訳では無いが、森に入る時が1番やばいと分かっているから緊張している。
「よし。追われている気配もないし、今の時点で発見されていないと断言できる。これから森を出るまでの心配は魔物や獣だ。今の所動く物の気配はない。緊張しただろう?少し休もう」
本当は先を急ぎたいが、今の緊張してガチガチな彼女達は1時間も歩けば潰れるだろう。
1度緊張を解かないとだ。
緊張しないのも魔物に襲われたりと問題だが、俺が警戒すれば良い。
慣れない事をしているし、体力も屋敷に来てからこれまでの間に俺が多少なりとも鍛えたシーナはともかく、アリスとリリアには辛いはずだ。
重い十字架を背負って進むようなものだ。
俺もお人好しになったものだ。
2人からも潤々した目で助けてと言われ、見捨てる事は出来なかった。
手を出した女でもない。
弟と父の情婦となる所から逃げてきた少女を匿い、必死こいて逃げている所だ。
これまでの穴蔵生活はこれからの苦労に比べるとバカンス中のようなレベルだった。
10分程休ませた後俺が先頭、シーナが殿で出発だ。
収納カバンにはテントと毛布、2日分の食料、予備武器が入っている。
それでいっぱいいっぱいだ。
各自の背嚢には武器とポーション類、お金、各自の食事と着替えが入っていて重さは大した事は無いが、パンパンだ。
俺は短刀を持っており、ナタの代わりにして枝やら蔦を切り裂き道を確保する。
ナタより少し長い。
腰に剣を下げているが、小振りのショートソードだ。
追放時に持たされた剣は収納カバンに入っている。
ショートボウ以外は皆短い武器だ。
例外としてシーナは槍を持っているが、今は杖代わりになっている。
2時間程道なき道を進んだ所で昼休憩にする。
「3人共頑張ったな。ここで昼休憩にしよう」
パッと明るくなる。
小さな小川?があり、顔を洗ったり手を洗う。
冷たくて心地良い。
俺の魔法で各自のコップに水を注ぐ。
すると喉が乾いていたのか、3人はゴクゴクと一気に飲み干した。
「ライ、ありがとう。生き返ったわ!」
3人にはこれからは対等な冒険者とするからと、ため口にするように言ってある。
アリスは硬い口調が地らしく、いくら言っても無理だった。
牙を向いてきたというか、地が出てきたのがリリアだ。
シーナはお姉さんタイプで、リリアは・・・ツンデレさんだった。
この10日で1番苦労したのは態度を軟化させる事だった。
ご主人様等と美少女3人が言えば悪目立ちし過ぎるからだ。
警戒しつつ携帯食を食べるが正直言って不味い。
3人も文句1つ言わずに食べている。
「ねえライ。どれ位進んだのかしら?」
「計画より少し遅れているが、問題ないレベルだな。うん、皆が頑張ったお陰だよ」
「すまない。私達が足を引っ張っているのだな」
「ライ、私達の事は捨て置いても良いのよ。だから無理しないでね」
シーナはそう言うが、3人のうち1人でも欠けたら俺の負けだ。
だから意地でも守り抜く!誰かを見捨てる選択肢なんて端からない!
全く損な性格だよな。
心配させまいと自信満々に予測の範疇だと言い続けるしかない。
脚が辛そうなので脹脛をマッサージしていく。
勿論引け目を感じる事を避ける為3人にだ。
疲労から3人の口数は少ない。
逃避行というのもあるが、喋る事で魔物を引き寄せてしまう事を恐れている。
再び歩みを進める。
今は魔物避けの薬草を使っているが、一部の魔物には効かないのと、恐慌状態の魔物には効かないと言うか意味がない。
それとお互いに移動中だったりし、偶々魔物が魔物避けの効果範囲内に入ってしまった時等、視認できる位置に来てしまうと意味をなさない。
そんな事を思っていると・・・ほら言わんこっちゃない。
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