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第2章
小集落の発見と最後
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俺は教えられたルートから少し進み、ルートから十分離れてから飛んだ。
やはり予測時間きっかりにドローンが1機向かってきたので、いつもながらにエネルギーパックを外して無力化して収納に入れる。
第2陣を同じく収納に入れ、今度はいつもと違う行動を取る。一旦地上に降りてから、限界より少し距離をセーブして転移で上空に飛ぶ。目視さえ出来れば安全に移動できるのだ。安全を無視すれば5kmほどは行ける。転移先に物が有れば体もその物も爆発するから目視は必須なのだ。そうやって何度かあちこちに飛び、ドローンが来ても転移で躱し、様子を見ていた。
岩場の影で見ていると、目標をロストすると10分程探してから引き上げていった。真っ直ぐに向かっていくので、ドローンが飛んでいる直線上の地上側に何度かの転移で移動し、ゲートポイントを記録してからそのドローンを細かい転移で追い掛けた。
俺の上昇限界【呼吸できる限界】まで来ると何度も下降する方向にジグザグに転移し、目的地近くの岩場の影に潜り込んだ。
そこからは気配察知で向かう。
程なくして味方が隠れ潜んでいる岩場を発見した。岩場の一部に不自然な横穴があり、そこに向かおうとするとドローンが向かってきた。それも10機以上だ。真っ直ぐに俺が向かおうとしている岩場に向かっていくので、俺が発見されたのではなく、ここに潜んでいる者が発見されたようだ。
鍾乳洞の方と繋がっている防衛拠点同様に、鹵獲したドローンを使い攻撃を開始した。
しかし、2機での攻撃でやられるのは時間の問題だ。俺も流石に数が大過ぎて倒し切るのは難しい。仕方がないので入り口に転移し、土魔法で壁を作る。僅かな時間稼ぎにしかならないだろう。
急ぎ中に入ると、唖然としている蒼き少年少女達が怯えて固まっており、内部に繋がる通路を慌てて掛けていく。ゲートにてアトランジェと集落の者を連れてきてもらった。
アトランジェには念話の指輪で状況を伝えると、リーダーの判断はそこは放棄すると。
元々ここは小さい集落で、こちらの集落に全員で移動するのが困難で、取り残されていた。
防衛拠点を放棄し洞窟となっている通路を進み、俺は拠点を破壊し通路を完全に塞いだ。
ただ、それも時間の問題だ。
こちらの集落をβ集落、イリーナ達を置いてきている方をα集落とする。
αのリーダーはβ集落を放棄するとし、俺が出すゲートで全員が移るよう指示し、逆に何人かがこちらに来る。時折ドゴーンと音と振動が伝わってくる。
子供達は泣きながら指示に従う。動ける大人が怪我人や動けない者を担いで逃げる。
岩場には断続的に砲撃の音がし、ここも時間の問題だ。音の間隔が短く、音の数も増えてきた。
アトランジェに言われ、そこにある物を一切合切収納に入れていたが、7割位収納した段階で、α集落の者が俺の肩を掴み慌て始めた。ゲートを指差し向かうようにしている。その焦り具合からやばいと判断し、俺もゲートを潜ると、その瞬間その場が爆発し、慌ててゲートを消したが、俺は岩か何かの破片を食らい、意識を手放したのであった。
やはり予測時間きっかりにドローンが1機向かってきたので、いつもながらにエネルギーパックを外して無力化して収納に入れる。
第2陣を同じく収納に入れ、今度はいつもと違う行動を取る。一旦地上に降りてから、限界より少し距離をセーブして転移で上空に飛ぶ。目視さえ出来れば安全に移動できるのだ。安全を無視すれば5kmほどは行ける。転移先に物が有れば体もその物も爆発するから目視は必須なのだ。そうやって何度かあちこちに飛び、ドローンが来ても転移で躱し、様子を見ていた。
岩場の影で見ていると、目標をロストすると10分程探してから引き上げていった。真っ直ぐに向かっていくので、ドローンが飛んでいる直線上の地上側に何度かの転移で移動し、ゲートポイントを記録してからそのドローンを細かい転移で追い掛けた。
俺の上昇限界【呼吸できる限界】まで来ると何度も下降する方向にジグザグに転移し、目的地近くの岩場の影に潜り込んだ。
そこからは気配察知で向かう。
程なくして味方が隠れ潜んでいる岩場を発見した。岩場の一部に不自然な横穴があり、そこに向かおうとするとドローンが向かってきた。それも10機以上だ。真っ直ぐに俺が向かおうとしている岩場に向かっていくので、俺が発見されたのではなく、ここに潜んでいる者が発見されたようだ。
鍾乳洞の方と繋がっている防衛拠点同様に、鹵獲したドローンを使い攻撃を開始した。
しかし、2機での攻撃でやられるのは時間の問題だ。俺も流石に数が大過ぎて倒し切るのは難しい。仕方がないので入り口に転移し、土魔法で壁を作る。僅かな時間稼ぎにしかならないだろう。
急ぎ中に入ると、唖然としている蒼き少年少女達が怯えて固まっており、内部に繋がる通路を慌てて掛けていく。ゲートにてアトランジェと集落の者を連れてきてもらった。
アトランジェには念話の指輪で状況を伝えると、リーダーの判断はそこは放棄すると。
元々ここは小さい集落で、こちらの集落に全員で移動するのが困難で、取り残されていた。
防衛拠点を放棄し洞窟となっている通路を進み、俺は拠点を破壊し通路を完全に塞いだ。
ただ、それも時間の問題だ。
こちらの集落をβ集落、イリーナ達を置いてきている方をα集落とする。
αのリーダーはβ集落を放棄するとし、俺が出すゲートで全員が移るよう指示し、逆に何人かがこちらに来る。時折ドゴーンと音と振動が伝わってくる。
子供達は泣きながら指示に従う。動ける大人が怪我人や動けない者を担いで逃げる。
岩場には断続的に砲撃の音がし、ここも時間の問題だ。音の間隔が短く、音の数も増えてきた。
アトランジェに言われ、そこにある物を一切合切収納に入れていたが、7割位収納した段階で、α集落の者が俺の肩を掴み慌て始めた。ゲートを指差し向かうようにしている。その焦り具合からやばいと判断し、俺もゲートを潜ると、その瞬間その場が爆発し、慌ててゲートを消したが、俺は岩か何かの破片を食らい、意識を手放したのであった。
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