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第5章
ドラゴン達との会議
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俺はドラゴン達が集まるのが完了するまでは今行なっている街道と言うか、壁を作る作業を引き続き行う事にした。
そして15時位だろうか、ヒナタから念話が入った。
「全てのドラゴンが揃いましたので、こちらにいらしてください」
念話が終わると一旦屋敷に戻り、俺は指定された場所にゲートを出してドラゴン達の前に出た。
するとジョンよりも少し若いドラゴンだろうか叫びだした。
「人間風情が何をしに来た」
声を荒げていていきり立っていた。しかし一番体の大きく、風格が立派なドラゴンが止めた。
「ばか者が!」
いきなり叱りつけていた。そして俺の前に現れ、俺の目を見、頭を垂れて恭しく挨拶をしてきた。
「このような所で大天使の方、いや、更に上位の方でございますね。このような御方とお会いできるとは光栄でございます。どうかこの者のご無礼をお許しください。彼はまだ若く大天使の存在というのを知らないのです。」
「ああ、大丈夫だ。想定内だから。まあ、あまり酷く怒らないでやってほしい。それと現在の状況は聞いているかい?」
「ジョンより聞いております。」
「うん。見たところ貴方が現在ここに集まっているドラゴンの中では抜きん出て強いが、貴方が仕切っているのですか?」
「おっしゃる通りで私めが彼らを率いております。ジョンより大体の説明を受けており、私が長老を引き継ぐ事となると思います。それよりも急激にジョンが強くなっておりますが、貴方様の配下に入ったという事と何か関係がありますでしょうか?」
「そうですね。関係ありますね」
皆が注目しているのを確認し
「ジョンにしているのは正式には隷属契約になりますが、これをして私の庇護下に入れば、私に対しての悪意ある攻撃ができなくなります。ただ、悪意がなければ多少の事は出来ます。そうですね、私が女性に破廉恥な事、例えば胸をいきなり触るとかして、スケベ!とかいい女性が、平手を繰り出す。そういうのは喰らいます。隷属契約をすると、魔物を倒したりして得られる経験値や隷属契約をしている者同士が近くにいればその者が得た経験値等も入ってくるのです。また、成長も補正が入り、成長度合いも高くなります。それと私はいずれはこの世界を去る事になる筈です。但し、隷属契約も私がいなくなっても有効な筈ですし、私が生きている限りは有効になるのと、私以外から奴隷化される事を防ぐ事が可能です」
「成程、それは凄いですな。差し支えがなければ、我らの主となってはいただけないでしょうか?」
ドラゴン達からどよめきが起こる。
「愚か者どもめ。この方はお前達がたとえ束になってかかっていっても叶わぬ相手だぞ。私とておそらく10回戦って1回、しかもこの方がミスをする事により勝てれば己を褒めたいと思う位の強さだぞ。それにその気になればここにいる我らをこの方お一人で葬る事など造作も無い筈だ。それなのにこのように敬意を持って対応して頂いておるのだ。それにこの方は嘘をつかれる性質の御方ではない。先程の契約も破格の条件なのだぞ」
文句をいたげな者に睨みを効かせていた。
「隷属契約としてはいるが、これはここにいるこの方、ランスロット様が我々に対する加護を与えてくださる事になるのだ。地上に生きる生物の中での頂点を極める方だ。他の種族よりも上位の種族となるのだぞ。勿論我らドラゴンよりもな」
そうしてドラゴン達との会議が始まったのであった。
そして15時位だろうか、ヒナタから念話が入った。
「全てのドラゴンが揃いましたので、こちらにいらしてください」
念話が終わると一旦屋敷に戻り、俺は指定された場所にゲートを出してドラゴン達の前に出た。
するとジョンよりも少し若いドラゴンだろうか叫びだした。
「人間風情が何をしに来た」
声を荒げていていきり立っていた。しかし一番体の大きく、風格が立派なドラゴンが止めた。
「ばか者が!」
いきなり叱りつけていた。そして俺の前に現れ、俺の目を見、頭を垂れて恭しく挨拶をしてきた。
「このような所で大天使の方、いや、更に上位の方でございますね。このような御方とお会いできるとは光栄でございます。どうかこの者のご無礼をお許しください。彼はまだ若く大天使の存在というのを知らないのです。」
「ああ、大丈夫だ。想定内だから。まあ、あまり酷く怒らないでやってほしい。それと現在の状況は聞いているかい?」
「ジョンより聞いております。」
「うん。見たところ貴方が現在ここに集まっているドラゴンの中では抜きん出て強いが、貴方が仕切っているのですか?」
「おっしゃる通りで私めが彼らを率いております。ジョンより大体の説明を受けており、私が長老を引き継ぐ事となると思います。それよりも急激にジョンが強くなっておりますが、貴方様の配下に入ったという事と何か関係がありますでしょうか?」
「そうですね。関係ありますね」
皆が注目しているのを確認し
「ジョンにしているのは正式には隷属契約になりますが、これをして私の庇護下に入れば、私に対しての悪意ある攻撃ができなくなります。ただ、悪意がなければ多少の事は出来ます。そうですね、私が女性に破廉恥な事、例えば胸をいきなり触るとかして、スケベ!とかいい女性が、平手を繰り出す。そういうのは喰らいます。隷属契約をすると、魔物を倒したりして得られる経験値や隷属契約をしている者同士が近くにいればその者が得た経験値等も入ってくるのです。また、成長も補正が入り、成長度合いも高くなります。それと私はいずれはこの世界を去る事になる筈です。但し、隷属契約も私がいなくなっても有効な筈ですし、私が生きている限りは有効になるのと、私以外から奴隷化される事を防ぐ事が可能です」
「成程、それは凄いですな。差し支えがなければ、我らの主となってはいただけないでしょうか?」
ドラゴン達からどよめきが起こる。
「愚か者どもめ。この方はお前達がたとえ束になってかかっていっても叶わぬ相手だぞ。私とておそらく10回戦って1回、しかもこの方がミスをする事により勝てれば己を褒めたいと思う位の強さだぞ。それにその気になればここにいる我らをこの方お一人で葬る事など造作も無い筈だ。それなのにこのように敬意を持って対応して頂いておるのだ。それにこの方は嘘をつかれる性質の御方ではない。先程の契約も破格の条件なのだぞ」
文句をいたげな者に睨みを効かせていた。
「隷属契約としてはいるが、これはここにいるこの方、ランスロット様が我々に対する加護を与えてくださる事になるのだ。地上に生きる生物の中での頂点を極める方だ。他の種族よりも上位の種族となるのだぞ。勿論我らドラゴンよりもな」
そうしてドラゴン達との会議が始まったのであった。
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