72 / 166
第2章
初日の終わり
しおりを挟む
昼食後は27階層まで来ていた。友樹が段々と苦しそうになってきた。テニスで腕力と肩は強いが剣を振るのとは訳が違う。俺と一緒で力任せな感じだからだ。
皆の体力からこれまでと判断し引き上げる。美菜達が先で、ジゴロはもう一階層進んでおく。
ダンジョンを引き上げたのはおそらく16時前後だ。
一旦家に帰った。今日からはモナも一緒に住む事にし、不足な物を買い足す為モナの荷物の確認だ。
中を見て呆れた。バックパック一個分の服しかない。
今まで服はビキニと短いスカートだから着替えも同じと。
俺はおそらく独占欲からだろう、彼女の水着姿をあまり他の男に見せたくないと心の奥底で思ったのだ。モナは憎めない性格だ。ちょっと苦手ではあるが、なんだかんだと言って面倒みも良いし、ダンジョンンでの気の配り方も優しさを感じられる。信じたく無いが好意を持ってしまった。
聡太「お前泊まる所無いのだろう?エミリーもリリアもが良いと言うから一緒に住むか?」
モナ「ああ!今日が初夜なのね」
俺はデコピンを喰らわせ
聡太「今なんか言ったか?」
モナ「もうお師匠様ったらいけずなのね。うふ。お世話になります。夜伽のローテーションはエミフュアアぐやああ」
口ににグーパンチをくれてやった。もっとも間髪入れずにヒールを掛けたから一瞬痛む程度な筈だ。睨むと縮こまっている。
聡太「なあモナ。お前綺麗な顔をしているのだから、ちゃんとした服を着ている方が魅力的だと思うぞ。エミリーも言ってるしな。これからも今日みたいに普通の服を着る事が出来ないか?男からすればビキニはそそるが、品がない。単に目の保養になるだけだぞ」
モナ「師匠が私の事を魅力的だなんて!はい!でも、普通の服はあの一着だけなんですう」
聡太「よし、じゃあこれから服を買いに行こうぜ」
モナ「あの、師匠、怒らずに聞いて貰えますか?」
聡太「真面目似話すならな」
モナ「真面目に話すので本当に怒らないで下さいね。今日服を着て戦闘をしたのですがやっぱり駄目でした。あの階層だと何とかなりますが、私の戦闘スタイルがビキニアーマーでの戦いなのです。あれも理由があるんです。肌で空気の流れを感じ取り、危険を察知しての戦闘スタイルなのです。戦闘は出来ればビキニアーマーで戦いたいのです。勿論ダンジョンの外の移動等はマントを羽織り肌を隠します。家の中では普通の服を着ますから」
俺はモナをじっと見る。真剣な目だ。そう思っていると目を閉じ上目遣いにして唇を突き出している。やはりデコピンの刑だ。
俺はため息をつく。
確かに戦闘中の話は説得力がある。ダンジョンで戦闘中に時折首を振っていたのはそういう事だろう。流石にキョウセイハ出来ない。
聡太「そういう事なら仕方が無いが、不必要に肌を晒すなよ!お前が他の男共からエロい目で見られるのが嫌だからな!」
そうしてエミリーとモナの3人で吹くを買いに行く。リリアは食事を作りたいと一人家に残ったのだった。
皆の体力からこれまでと判断し引き上げる。美菜達が先で、ジゴロはもう一階層進んでおく。
ダンジョンを引き上げたのはおそらく16時前後だ。
一旦家に帰った。今日からはモナも一緒に住む事にし、不足な物を買い足す為モナの荷物の確認だ。
中を見て呆れた。バックパック一個分の服しかない。
今まで服はビキニと短いスカートだから着替えも同じと。
俺はおそらく独占欲からだろう、彼女の水着姿をあまり他の男に見せたくないと心の奥底で思ったのだ。モナは憎めない性格だ。ちょっと苦手ではあるが、なんだかんだと言って面倒みも良いし、ダンジョンンでの気の配り方も優しさを感じられる。信じたく無いが好意を持ってしまった。
聡太「お前泊まる所無いのだろう?エミリーもリリアもが良いと言うから一緒に住むか?」
モナ「ああ!今日が初夜なのね」
俺はデコピンを喰らわせ
聡太「今なんか言ったか?」
モナ「もうお師匠様ったらいけずなのね。うふ。お世話になります。夜伽のローテーションはエミフュアアぐやああ」
口ににグーパンチをくれてやった。もっとも間髪入れずにヒールを掛けたから一瞬痛む程度な筈だ。睨むと縮こまっている。
聡太「なあモナ。お前綺麗な顔をしているのだから、ちゃんとした服を着ている方が魅力的だと思うぞ。エミリーも言ってるしな。これからも今日みたいに普通の服を着る事が出来ないか?男からすればビキニはそそるが、品がない。単に目の保養になるだけだぞ」
モナ「師匠が私の事を魅力的だなんて!はい!でも、普通の服はあの一着だけなんですう」
聡太「よし、じゃあこれから服を買いに行こうぜ」
モナ「あの、師匠、怒らずに聞いて貰えますか?」
聡太「真面目似話すならな」
モナ「真面目に話すので本当に怒らないで下さいね。今日服を着て戦闘をしたのですがやっぱり駄目でした。あの階層だと何とかなりますが、私の戦闘スタイルがビキニアーマーでの戦いなのです。あれも理由があるんです。肌で空気の流れを感じ取り、危険を察知しての戦闘スタイルなのです。戦闘は出来ればビキニアーマーで戦いたいのです。勿論ダンジョンの外の移動等はマントを羽織り肌を隠します。家の中では普通の服を着ますから」
俺はモナをじっと見る。真剣な目だ。そう思っていると目を閉じ上目遣いにして唇を突き出している。やはりデコピンの刑だ。
俺はため息をつく。
確かに戦闘中の話は説得力がある。ダンジョンで戦闘中に時折首を振っていたのはそういう事だろう。流石にキョウセイハ出来ない。
聡太「そういう事なら仕方が無いが、不必要に肌を晒すなよ!お前が他の男共からエロい目で見られるのが嫌だからな!」
そうしてエミリーとモナの3人で吹くを買いに行く。リリアは食事を作りたいと一人家に残ったのだった。
1
お気に入りに追加
382
あなたにおすすめの小説
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる