異世界で穴掘ってます！

第２章

送別会とポロリ

　帰宅後一度着替えてまた出掛ける。ギルドの業務終了後にエミリーの送別会が行われるからだ。
　場所はギルド隣の酒場だ。今日は貸し切りという。

　俺もリリアも同席だ。

　但しリリアからきつく言われている事がある。
　それはお酒を飲むな！飲んだら潰れるからと。先日駅痛い目にあっているから重々承知している。

　辺りが暗くなり３人で酒場に向かう。
　オーソドックスな酒場で、映画なんかで見かけるいかにもという感じだ
　エミリーが主賓なので真ん中のテーブルだった。
　俺が隣だ。リリアはさらにその隣。

　開始時間前に着いたはずだが、既に盛り上がっていた。
　基本的に職員ばかりだが、女性のいるパーティー限定で冒険者もいる。
　何故か美菜達もいて驚いたが、一応条件は満たしている。
　監視員が入ろうとしたようで、参加資格がないと追い返されていた。
　エミリーの元に同僚の女の子が話をしに来るので俺は居場所がない。若い女の子特有のフェロモンがきつかった。そう、ドキドキするのだ。リリアにお守りを任せおし、しれっと美菜達の所に行く。

　美菜達は喜んでいた。俺とエミリーのことだと葉知らずにギルド酒菜の結婚祝いの席がｑると教えられ参加するとしていた。今日遊ぶというのはここだったのだ。
　彼女達の事が今は良く分からないから色々以前の事を教えて貰った。
　そして途中大輔と友樹にトイレに拉致られ感謝された！

　友樹「聡太ありがとう！お前のおかげで雪乃さんと初めて通しで愛し合えたよ。そ、そのな、今日もやっておいてくれ」

　大輔も同じような感じでお願いされた。
　ふむふむ。あの二人経験なかったとは驚きだなと思いつつ了承した。
　席に戻ると何を話していたんだとしきりに律子に聞かれ、ついつい答えてしまった。
　今行はみっちゃん、美菜、律子、沙友理に囲まれている！
　もう愛し合わない理由がないでしょと言い、以前も、もう体の関係をという事になったらしいが、俺は避妊ができないから今は無理と待ったが掛かったという。

　困った。美少女から求められているが以前は愛していたのかもだが、今は好いてはいるが、まだ愛していない。俺は大事な女性はちゃんと愛していると感じるまで抱けないと話すと律子にやっぱり根っこは変わらないねと言われていたりする。
　忘れないうちに雪乃さん達の所に行き、ナイトライフを掛けて、掛けたよと一言言う。真っ赤になりながらありがとうと言っていた。

　暫くすると闊達な綺麗なおオネエさんが俺を拉致っていった。何故か上はビキニの水着だ。一気に来て強引に腕を組み胸にグイグイお押し付けながら俺をエミリーの横に立たせ、オネエさんがフライパンか何かをカンカン叩き

　オネエさん「ほら！注目だよ！野郎どもいいか！今日は我らがおひめちゃんの結婚と寿退職のお祝いだあ！盛り上がっているかあー！」

　おおー！と盛り上がっていて更に

　オネエさん「よし！しみったれた挨拶はいらねえ！エミリー丈夫な子をさっさっさと生めよ！それじゃあ恒例のあれ行くぞ！」

　おおー！と盛り上がるが嫌な予感がしてならない。エミリーはくねくねして真っ赤だし！

　オネエさん「じゃあ野郎ども！用意はいいかあああ！じゃあ行くぞおお！それ！」

　と上げた手を下ろすと俺の両脇から誰かがプレッシャーを掛けてきて、エミリーの方にも先のオネエさんともう一人冒険者のお姉さんがプレッシャーを掛け始めるとコールが始まった。

　キース！キース！キース！
　とキスコールだ。つまり公衆の面前でお熱いのをぶちゅーーーーとするのだ。
　諦めて熱いキスを、リクエストに応えて行うと
　ヒューヒュー！ーとか、おおおお！とかうええええんとか色々聞こえる。
　そして何かの果物をオネエさんがエミリーの口に入れた。そして

　口移し！口移し！とコールだ。エミリーが口移しをしてきて口に入る。

　オネエさん「ほらせっかくの食べもんだ！男なら味わって一気に喰いな！」

　と口を両手で挟む。俺は一口噛むと咽るが吐き出させてくれず、両脇にいた者押さえ込み無理やり飲まされた。

　聡太「うがああああ辛いぞこれえええ！ぐええええ」


　俺のリアクションが期待通りだったようです。皆笑い転げています。そして

　オネエさん「ほら最後だよ！男ならぐいっとな！一気だぜええええ」

　おおー！一気！一気！一気！と一気飲みコールだ。おれは酒が飲めないと講義すると

　オネエさん「ああん！？聞こえないなあ！野朗共やっちまえ！」

　と俺を押さえ込みやはりオネエさんが俺の口を無理やり開ける。そしてジョッキを無理やり口に入れ

　オネエさん「エミリーの前であたいに口移しで飲まされるかてめえで飲むか選びな！」

　俺は仕方が無いので一気に飲み干した。

　おお！！との歓声の後、盛大に倒れ始めるた！そして倒れている最中に悔しいから、ぽろりだあ！と呻き、オネエさんさんのビキニを引っ掴み、見事にビキニを剥ぎ取った！うん！綺麗な形のおっぱいだ！更に仕返しと言わんばかりに剥ぎ取ったブラを収納に入れてやった！公衆の面前で盛大にポロリだ！一矢報いたぞと思っていると床に頭を打ち付けて意識を手放したのだった。