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第1章
第18話 優男君=フランカ
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(ステータス?ライフ?)カードについて教えられた。念じれば体に入り、出したいと思えば体の外に出す事が出来る。普段は体に入れておくのが普通で、死ぬと額から出てくるという。
カードを生成したり書き換えをする魔道具があり、理屈は分からないが製造方法と使い方は幅広く知られており、作るのは難しくはない。但し、誰がいつ頃発明したかは今では不明だ。その為100年以上前も今も同じ仕組みの魔道具を使い、壊れたら同じのを作り直す。理屈が分からない為、改良できないそうだ。
そしてカードを貰った順で解散である。カードを受け取ったミリアが俺に必死に訴えてきた。
「友安様、さっきの方を仲間に引き入れられませんか!?私の予知が仲間にするように訴えているのです」
「うん。因みにミリアのギフトって外れた事はあるのか?」
イリアがドヤ顔になった。
「いえ、私が知る限り無いわよ。心配しなくても私達の心は貴方のもので揺るぎないわよ。それにミリアの話では私のって、何を言わせるのよ。早く仲間にして来ないとあの人どっかに行っちゃうわよ」
何故かイリアが真っ赤である。「私の」の続きが気になるがそうも言ってはいられない。
先程の優男君は確かに強かった。少なく共B級の冒険者でもあるあの講師よりも強い。あの講師は他の受講者をまるで子供を相手にしているかのようにあしらっていて、それ相応の実力があるのだ。ミリアの話がなくても仲間にしたいと思うだけの実力があり、そして歳も近そうだ。俺より顔が良いのだけがしゃくだよな!とぶつぶつと友安が呻いていた。
何はともあれ探さないとな!と思いギルドのロビーを探すも、彼は見当たらない。
少し焦り、外に出て辺りを見渡すも彼は見当たらなかった。
受付でどこの誰なのか?宿などを教えて貰おうと思っていると、彼がトイレから出てきて、ロビーに向かったのが見えた。カードを受け取ると即いなくなったのは、どうやらトイレに行くのを我慢していたようで、駆け込んでいたようだった。
こちらから話し掛けようと思っていたが、どうやって声を掛けたものか少し迷っていると、向こうから慌てた様子で友安の方に来たかと思うと、いきなり土下座をして来た。
「友安様、私を弟子にして下さい!」
「分かった」
「無理なお願いとは・・・あれっ?今分かったとおっしゃいましたか?」
「うん。そう言ったけど?」
「あ、ありがとうございます!ありがとうございます!これで変異に間に合いそうです」
「お前も変異に立ち向かうのか?」
「はい。半年後と言われている変異に立ち向かう筈の勇者様にお仕えすべく、実力を付けている最中なのです。里で神託を受け、何とか18歳になる迄に伴侶を見付ける必要が有り、その為の旅でもあります」
「そうか。弟子入りは無理だが、俺の仲間になって欲しいな!さっきの獣人娘2人と、今日出会った奴だけど、エルフ(の美女)とその育ての親であるドワーフのおっさんも仲間になるんだ。宜しくね。俺の名は講師が言っていたから知っているだろうが、友安だ。で、こっちの先に模擬戦をした方が姉のイリアで、こっちが妹のミリアだ。2人共訳あって奴隷になってはいるが、俺の女だから手を出すなよ」
「申し遅れました。私はフランカと申します!宜しくお願いします。友安様は既に2人の女性に愛されているのですか!流石です!」
何が流石なの?と友安は首を傾げていたが、そうして新たな仲間が出来て何とかパーティーの体裁を取れそうだった。
友安がふと思い描いたパーティーを組んで戦う時の分担は、概ねこのような感じだ。
前衛 友安、イリア、ゼツエイ、フランカ
中衛 ミリア、場合によっては友安
後衛 ミザリア、場合によってはミリア
中衛は俺のほうが良いのかな!?ミリアとイリアは俺が魔法を使う時の護衛かな?ドワーフのおっさんはいかにもって感じの戦士だよな。ミザリアさんは見た感じから魔法メインだよな?等々友安はぶつぶつと言いながら考えていた。
パーティーを組む場合は、5~8名が推奨人数といわれており、漸く推奨人数になったし、実力も十分そうだ。頑張るぞ!と友安は1人で気合を入れていたのであった。
カードを生成したり書き換えをする魔道具があり、理屈は分からないが製造方法と使い方は幅広く知られており、作るのは難しくはない。但し、誰がいつ頃発明したかは今では不明だ。その為100年以上前も今も同じ仕組みの魔道具を使い、壊れたら同じのを作り直す。理屈が分からない為、改良できないそうだ。
そしてカードを貰った順で解散である。カードを受け取ったミリアが俺に必死に訴えてきた。
「友安様、さっきの方を仲間に引き入れられませんか!?私の予知が仲間にするように訴えているのです」
「うん。因みにミリアのギフトって外れた事はあるのか?」
イリアがドヤ顔になった。
「いえ、私が知る限り無いわよ。心配しなくても私達の心は貴方のもので揺るぎないわよ。それにミリアの話では私のって、何を言わせるのよ。早く仲間にして来ないとあの人どっかに行っちゃうわよ」
何故かイリアが真っ赤である。「私の」の続きが気になるがそうも言ってはいられない。
先程の優男君は確かに強かった。少なく共B級の冒険者でもあるあの講師よりも強い。あの講師は他の受講者をまるで子供を相手にしているかのようにあしらっていて、それ相応の実力があるのだ。ミリアの話がなくても仲間にしたいと思うだけの実力があり、そして歳も近そうだ。俺より顔が良いのだけがしゃくだよな!とぶつぶつと友安が呻いていた。
何はともあれ探さないとな!と思いギルドのロビーを探すも、彼は見当たらない。
少し焦り、外に出て辺りを見渡すも彼は見当たらなかった。
受付でどこの誰なのか?宿などを教えて貰おうと思っていると、彼がトイレから出てきて、ロビーに向かったのが見えた。カードを受け取ると即いなくなったのは、どうやらトイレに行くのを我慢していたようで、駆け込んでいたようだった。
こちらから話し掛けようと思っていたが、どうやって声を掛けたものか少し迷っていると、向こうから慌てた様子で友安の方に来たかと思うと、いきなり土下座をして来た。
「友安様、私を弟子にして下さい!」
「分かった」
「無理なお願いとは・・・あれっ?今分かったとおっしゃいましたか?」
「うん。そう言ったけど?」
「あ、ありがとうございます!ありがとうございます!これで変異に間に合いそうです」
「お前も変異に立ち向かうのか?」
「はい。半年後と言われている変異に立ち向かう筈の勇者様にお仕えすべく、実力を付けている最中なのです。里で神託を受け、何とか18歳になる迄に伴侶を見付ける必要が有り、その為の旅でもあります」
「そうか。弟子入りは無理だが、俺の仲間になって欲しいな!さっきの獣人娘2人と、今日出会った奴だけど、エルフ(の美女)とその育ての親であるドワーフのおっさんも仲間になるんだ。宜しくね。俺の名は講師が言っていたから知っているだろうが、友安だ。で、こっちの先に模擬戦をした方が姉のイリアで、こっちが妹のミリアだ。2人共訳あって奴隷になってはいるが、俺の女だから手を出すなよ」
「申し遅れました。私はフランカと申します!宜しくお願いします。友安様は既に2人の女性に愛されているのですか!流石です!」
何が流石なの?と友安は首を傾げていたが、そうして新たな仲間が出来て何とかパーティーの体裁を取れそうだった。
友安がふと思い描いたパーティーを組んで戦う時の分担は、概ねこのような感じだ。
前衛 友安、イリア、ゼツエイ、フランカ
中衛 ミリア、場合によっては友安
後衛 ミザリア、場合によってはミリア
中衛は俺のほうが良いのかな!?ミリアとイリアは俺が魔法を使う時の護衛かな?ドワーフのおっさんはいかにもって感じの戦士だよな。ミザリアさんは見た感じから魔法メインだよな?等々友安はぶつぶつと言いながら考えていた。
パーティーを組む場合は、5~8名が推奨人数といわれており、漸く推奨人数になったし、実力も十分そうだ。頑張るぞ!と友安は1人で気合を入れていたのであった。
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