35 / 41
目覚め
しおりを挟む
「まぁ、お嬢さんが黒龍を愛しているなら大丈夫だろう。とにかく魂の融合をしてから、魔羅二本ともぶっ込んで、七日七晩交わり続けるんだよ。で、精を胎に植えるように何度も出せば、立派な神の嫁となれる」
「七日、七晩!? そんなに長くですか!?」
今まで、おとめは龍神と長くても半日、しかも休憩を挟みながら交わったことはある。だが、七日もそれが続くとなると……色々と弊害があるだろう。
「大丈夫だ。龍は元からそういう交わり方をするからな。確実に自分のものにするために、長く交わるのが通常だ」
ということは、今まで龍神に我慢させていたのだろうか。おとめが気を失ったり、体力が尽きてしまって終了することも多かったので、その後も龍神は……。
「そうだ、休憩したり食事したりはできますよね。さすがに」
「いや、無理だ」
「ひぇ!?」
「魔羅は抜けない。というか、抜かない。抜いたらそこから精が溢れるだろう? 魔羅で栓をしておかないと。万が一抜けたら、そこから急いで挿れ直して七日七晩を初めからだ」
理屈はわからないでもないけれど……。
「あ、あ、その、厠に行きたくなったり、お腹も減るでしょう?」
「それも問題ないな。人間でも魂が融合した嫁なら精が胎に入ると空腹が満たされる。食事ではないから厠も不要。水ぐらいは飲んでも平気だが、龍神と口付けしたときに、唾液を貰ったほうが良いだろうな。唾液にも力はある。あー、ただ、一度嫁になると定期的に精をもらわないと身体が崩れてくるからな? 妖は自分の妖力で保てるけど、人間は身体がもろい。七日じゃなくとも、一晩中注がれる日を週一で作った方がいいだろうな。嫁になった後に拒否だけはするなよ?」
情報が多すぎる。そしてその内容が卑猥だ。
二本の魔羅を入れ、喉が渇けば唾液を貰い、食事もせずに睦み合う。そうした行為を週に一度続けなければ、人間は身体が崩れる……。
龍の嫁になるということは、そういうことだ。
万が一、龍神と離れてしまったら? おとめの身体は呆気なくチリになるのかもしれない。危険が常に隣り合わせになっている。
それでも、おとめの覚悟は変わることはない。
「んぅーあとは魂を融合してるから、龍は嫁の、嫁は龍の考えていることが何となくわかるようになるぞ」
「他には、まだありますか?」
聞けば聞くほど何かがありそうだ。もう、聞かずに嫁になってから覚えていけば良いような気がするが、とりあえず聞いてみる。
「あとはそうだな……うーん。魂が融合してるから、龍が死ぬ時は嫁も死ぬ。だが逆はない。あくまで龍が主体だ。死にたくなければ龍に捨てられない努力をするんだな」
ケラケラと笑う白龍に、努力しますと伝える。その時、布団が微かに動いた気がした。
「……捨てたり、しない」
「龍神様!! 目を醒したんですね!!」
うっすらとまだ弱々しい瞳の輝きではあるが、龍神の目には涙を溜めたおとめが映っている。それだけで嬉しくなり、おとめはそっと龍神に抱き締めた。
「起きるの、待ってました」
「あぁ、遅くなってすまないな。……で、白龍、全部話すものではないだろう」
おとめの肩越しに龍神は白龍を睨む。
「えー? おはようの挨拶も無しか? っていうか黒龍が何も教えないからだろう? 嫁にするならちゃんと教えておかないと、お嬢さんは自分の身も守れない」
「黙れ」
「はー? もしかして、まだ嫁にするつもりがないとか言うのか? お嬢さんはその覚悟を決めてるのに??」
龍神から身体を離したおとめは、苦悶の表情を浮かべる龍神をまっすぐと見つめた。
「龍神様。私をお嫁にはしたくない、ですか? 好き、じゃない?」
「!? 違う!! そうじゃない!! おとめには……人間の生活があるだろう? 愛しているから、おとめの生活を俺が奪ってはいけないんだ」
「あ、愛してる?」
そっと身体を起こした龍神は、おとめの身体を引き寄せ抱き締める。そして、額にそっと唇を寄せた。
「愛している。おとめを愛しているんだ。本当はもっと情緒ある場所でそれなりに伝えたかったんだが。こんな姿ですまない」
おとめの目から涙が溢れる。
「!! 私も龍神様を愛しています!! だから生きてほしい。龍神様だけをお慕いしています!!」
「そうか」
甘い空気に唇が触れ合いそうになった時、白龍が あー と困惑の声を出した。
「あー。お嬢さん? 龍の嫁は大抵複数だからな? 一応言っておくけど、黒龍も複数の嫁を持つべき……」
「え?! そ、そうなの……」
思い切り肩を落としたおとめに、白龍は続ける。
「嫁の数が必要なわけじゃないけど、その数だけ絆があるからなぁ。それが力にもなる……が、まぁ、嫁同士の争いもあるけど」
私だけじゃ足りない。思わず呟くと、龍神が強く唇を奪ってきた。それに驚いて顔を見ると、物凄い剣幕で龍神が白龍を睨んでいる。
今の今まで知らなかったけれど、おとめにもそれが殺気だとわかった。
もちろんそれは、白龍も感じ取ったようで、両手を思い切り振った。
「いやいやいや、要は絆の強さだから!! 数があれば絆が増えるから、大抵の龍は嫁を増やすってだけだから!! 黒龍とお嬢さんの絆が強ければ一人でも大丈夫だな!!」
「一人でも……大丈夫ですか?」
おとめが不安そうに白龍をみると、白龍はハッとした表情をしたあとに柔らかく微笑んだ。
「あぁ、もちろん。っていうか、黒龍が今までだれも嫁にしなかった方が、よほど問題だ。よく龍神を保ってるよ。これから、黒龍を頼むよ。お嬢さん」
どうやら白龍は人が良いらしい。余計ないことも言ってしまうが、それは相手を思ってのことだろう。
そして、嫁が一人でも大丈夫だと知り、安心して龍神に向き直る。
「龍神様、私を嫁にして下さい」
その言葉に、龍神は眉間に皺を寄せた。
「聞いただろう? 人間を捨てるんだ。魂の融合は簡単じゃない。おとめが死ぬ可能性がある」
「やってみないとわからないじゃない? それに、死ぬ気はないんです。っていうか、私が試さなくて、龍神様が弱って消えたら、私、あとを追います」
ビクンと龍神の肩が跳ねた。
「やめてくれ」
微かに震える龍神の肩を、おとめがそっと抱き締める。
「二人で生きれる可能性があるなら、私はそれに賭けたいんです。ずっと、ずっと龍神様の傍にいたいの」
「おとめ……」
龍神が強くおとめを抱き締めかえした。まだ熱が足りていない龍神の身体に、おとめの絆という力が加わったらどうなるのだろうか。
おとめの心は失敗を恐れるよりも、成功後の期待の方が大きかった。
「あー、あとは二人で。落ち着いたらちゃんと帝都に来いよ? お嬢さんも三国達もな。じゃぁなー」
白龍は庭に出て、純白の陶器のような艶めいた龍となり去っていった。
勝手に来て、勝手に話をして、勝手に去っていったのだ。
「龍神さま、オレ達も山に戻ります。何かあったら呼んで下さい」
そう言うと、三国達も屋敷を出た。
二人きりの空間。慣れているはずなのに、今まで話していたのに、急に何を話せば良いかわからなくなってしまう。
すると、龍神がおとめの髪を一房持ち上げて唇を寄せた。
「俺は、おとめを愛している。心から。だから……嫁にするならば、おとめだけを嫁にしたい。その分、絆の強さが必要で、俺は……おとめを手放せなくなる。自分で言うのも何だが、多分執着も激しい。嫉妬もするだろう。さっきも俺が起きれない間に白龍と近付いただけで、はらわたが煮えくりかえるかと思った。しかも、まともに女を抱いたのはおとめが初めてだ。だから……無理をさせてしまうだろう。怖がらせてしまうだろう。でも、嫁になったら逃げられない。逃すつもりもない。……こんな、出来損ないの龍で、おとめは本当に良いのか?」
長い長い、独白のような台詞におとめは思わずクスリと笑ってしまった。
愛しているから、不安だった。
それは龍神も同じだったようだ。
完璧に見えて、そうではない。そんな一面も愛おしい。
「その方が嬉しいです! 私も龍神様しか求めることはありませんから! 愛してます。お嫁さんにしてくれますか?」
「あぁ、俺のたった一人の妻になってくれ」
真っ直ぐに二人が見つめ合い、ようやく笑顔を向け合うことができた。それが嬉しくて、おとめは思わず飛びつき唇を押し付けた。
「嬉しい!! 大好き!! 龍神様!!」
死ぬ気はない。何なら、魂の融合も一瞬で終わらせられる。そんな予感すらしたおとめだった。
「七日、七晩!? そんなに長くですか!?」
今まで、おとめは龍神と長くても半日、しかも休憩を挟みながら交わったことはある。だが、七日もそれが続くとなると……色々と弊害があるだろう。
「大丈夫だ。龍は元からそういう交わり方をするからな。確実に自分のものにするために、長く交わるのが通常だ」
ということは、今まで龍神に我慢させていたのだろうか。おとめが気を失ったり、体力が尽きてしまって終了することも多かったので、その後も龍神は……。
「そうだ、休憩したり食事したりはできますよね。さすがに」
「いや、無理だ」
「ひぇ!?」
「魔羅は抜けない。というか、抜かない。抜いたらそこから精が溢れるだろう? 魔羅で栓をしておかないと。万が一抜けたら、そこから急いで挿れ直して七日七晩を初めからだ」
理屈はわからないでもないけれど……。
「あ、あ、その、厠に行きたくなったり、お腹も減るでしょう?」
「それも問題ないな。人間でも魂が融合した嫁なら精が胎に入ると空腹が満たされる。食事ではないから厠も不要。水ぐらいは飲んでも平気だが、龍神と口付けしたときに、唾液を貰ったほうが良いだろうな。唾液にも力はある。あー、ただ、一度嫁になると定期的に精をもらわないと身体が崩れてくるからな? 妖は自分の妖力で保てるけど、人間は身体がもろい。七日じゃなくとも、一晩中注がれる日を週一で作った方がいいだろうな。嫁になった後に拒否だけはするなよ?」
情報が多すぎる。そしてその内容が卑猥だ。
二本の魔羅を入れ、喉が渇けば唾液を貰い、食事もせずに睦み合う。そうした行為を週に一度続けなければ、人間は身体が崩れる……。
龍の嫁になるということは、そういうことだ。
万が一、龍神と離れてしまったら? おとめの身体は呆気なくチリになるのかもしれない。危険が常に隣り合わせになっている。
それでも、おとめの覚悟は変わることはない。
「んぅーあとは魂を融合してるから、龍は嫁の、嫁は龍の考えていることが何となくわかるようになるぞ」
「他には、まだありますか?」
聞けば聞くほど何かがありそうだ。もう、聞かずに嫁になってから覚えていけば良いような気がするが、とりあえず聞いてみる。
「あとはそうだな……うーん。魂が融合してるから、龍が死ぬ時は嫁も死ぬ。だが逆はない。あくまで龍が主体だ。死にたくなければ龍に捨てられない努力をするんだな」
ケラケラと笑う白龍に、努力しますと伝える。その時、布団が微かに動いた気がした。
「……捨てたり、しない」
「龍神様!! 目を醒したんですね!!」
うっすらとまだ弱々しい瞳の輝きではあるが、龍神の目には涙を溜めたおとめが映っている。それだけで嬉しくなり、おとめはそっと龍神に抱き締めた。
「起きるの、待ってました」
「あぁ、遅くなってすまないな。……で、白龍、全部話すものではないだろう」
おとめの肩越しに龍神は白龍を睨む。
「えー? おはようの挨拶も無しか? っていうか黒龍が何も教えないからだろう? 嫁にするならちゃんと教えておかないと、お嬢さんは自分の身も守れない」
「黙れ」
「はー? もしかして、まだ嫁にするつもりがないとか言うのか? お嬢さんはその覚悟を決めてるのに??」
龍神から身体を離したおとめは、苦悶の表情を浮かべる龍神をまっすぐと見つめた。
「龍神様。私をお嫁にはしたくない、ですか? 好き、じゃない?」
「!? 違う!! そうじゃない!! おとめには……人間の生活があるだろう? 愛しているから、おとめの生活を俺が奪ってはいけないんだ」
「あ、愛してる?」
そっと身体を起こした龍神は、おとめの身体を引き寄せ抱き締める。そして、額にそっと唇を寄せた。
「愛している。おとめを愛しているんだ。本当はもっと情緒ある場所でそれなりに伝えたかったんだが。こんな姿ですまない」
おとめの目から涙が溢れる。
「!! 私も龍神様を愛しています!! だから生きてほしい。龍神様だけをお慕いしています!!」
「そうか」
甘い空気に唇が触れ合いそうになった時、白龍が あー と困惑の声を出した。
「あー。お嬢さん? 龍の嫁は大抵複数だからな? 一応言っておくけど、黒龍も複数の嫁を持つべき……」
「え?! そ、そうなの……」
思い切り肩を落としたおとめに、白龍は続ける。
「嫁の数が必要なわけじゃないけど、その数だけ絆があるからなぁ。それが力にもなる……が、まぁ、嫁同士の争いもあるけど」
私だけじゃ足りない。思わず呟くと、龍神が強く唇を奪ってきた。それに驚いて顔を見ると、物凄い剣幕で龍神が白龍を睨んでいる。
今の今まで知らなかったけれど、おとめにもそれが殺気だとわかった。
もちろんそれは、白龍も感じ取ったようで、両手を思い切り振った。
「いやいやいや、要は絆の強さだから!! 数があれば絆が増えるから、大抵の龍は嫁を増やすってだけだから!! 黒龍とお嬢さんの絆が強ければ一人でも大丈夫だな!!」
「一人でも……大丈夫ですか?」
おとめが不安そうに白龍をみると、白龍はハッとした表情をしたあとに柔らかく微笑んだ。
「あぁ、もちろん。っていうか、黒龍が今までだれも嫁にしなかった方が、よほど問題だ。よく龍神を保ってるよ。これから、黒龍を頼むよ。お嬢さん」
どうやら白龍は人が良いらしい。余計ないことも言ってしまうが、それは相手を思ってのことだろう。
そして、嫁が一人でも大丈夫だと知り、安心して龍神に向き直る。
「龍神様、私を嫁にして下さい」
その言葉に、龍神は眉間に皺を寄せた。
「聞いただろう? 人間を捨てるんだ。魂の融合は簡単じゃない。おとめが死ぬ可能性がある」
「やってみないとわからないじゃない? それに、死ぬ気はないんです。っていうか、私が試さなくて、龍神様が弱って消えたら、私、あとを追います」
ビクンと龍神の肩が跳ねた。
「やめてくれ」
微かに震える龍神の肩を、おとめがそっと抱き締める。
「二人で生きれる可能性があるなら、私はそれに賭けたいんです。ずっと、ずっと龍神様の傍にいたいの」
「おとめ……」
龍神が強くおとめを抱き締めかえした。まだ熱が足りていない龍神の身体に、おとめの絆という力が加わったらどうなるのだろうか。
おとめの心は失敗を恐れるよりも、成功後の期待の方が大きかった。
「あー、あとは二人で。落ち着いたらちゃんと帝都に来いよ? お嬢さんも三国達もな。じゃぁなー」
白龍は庭に出て、純白の陶器のような艶めいた龍となり去っていった。
勝手に来て、勝手に話をして、勝手に去っていったのだ。
「龍神さま、オレ達も山に戻ります。何かあったら呼んで下さい」
そう言うと、三国達も屋敷を出た。
二人きりの空間。慣れているはずなのに、今まで話していたのに、急に何を話せば良いかわからなくなってしまう。
すると、龍神がおとめの髪を一房持ち上げて唇を寄せた。
「俺は、おとめを愛している。心から。だから……嫁にするならば、おとめだけを嫁にしたい。その分、絆の強さが必要で、俺は……おとめを手放せなくなる。自分で言うのも何だが、多分執着も激しい。嫉妬もするだろう。さっきも俺が起きれない間に白龍と近付いただけで、はらわたが煮えくりかえるかと思った。しかも、まともに女を抱いたのはおとめが初めてだ。だから……無理をさせてしまうだろう。怖がらせてしまうだろう。でも、嫁になったら逃げられない。逃すつもりもない。……こんな、出来損ないの龍で、おとめは本当に良いのか?」
長い長い、独白のような台詞におとめは思わずクスリと笑ってしまった。
愛しているから、不安だった。
それは龍神も同じだったようだ。
完璧に見えて、そうではない。そんな一面も愛おしい。
「その方が嬉しいです! 私も龍神様しか求めることはありませんから! 愛してます。お嫁さんにしてくれますか?」
「あぁ、俺のたった一人の妻になってくれ」
真っ直ぐに二人が見つめ合い、ようやく笑顔を向け合うことができた。それが嬉しくて、おとめは思わず飛びつき唇を押し付けた。
「嬉しい!! 大好き!! 龍神様!!」
死ぬ気はない。何なら、魂の融合も一瞬で終わらせられる。そんな予感すらしたおとめだった。
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
【R18】殿下!そこは舐めてイイところじゃありません! 〜悪役令嬢に転生したけど元潔癖症の王子に溺愛されてます〜
茅野ガク
恋愛
予想外に起きたイベントでなんとか王太子を救おうとしたら、彼に執着されることになった悪役令嬢の話。
☆他サイトにも投稿しています
【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!
楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──!
(かわいい、好きです、愛してます)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない!
ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。
(まさか。もしかして、心の声が聞こえている?)
リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる?
二人の恋の結末はどうなっちゃうの?!
心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。
✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。
✳︎小説家になろうにも投稿しています♪
大嫌いな次期騎士団長に嫁いだら、激しすぎる初夜が待っていました
扇 レンナ
恋愛
旧題:宿敵だと思っていた男に溺愛されて、毎日のように求められているんですが!?
*こちらは【明石 唯加】名義のアカウントで掲載していたものです。書籍化にあたり、こちらに転載しております。また、こちらのアカウントに転載することに関しては担当編集さまから許可をいただいておりますので、問題ありません。
――
ウィテカー王国の西の辺境を守る二つの伯爵家、コナハン家とフォレスター家は長年に渡りいがみ合ってきた。
そんな現状に焦りを抱いた王家は、二つの伯爵家に和解を求め、王命での結婚を命じる。
その結果、フォレスター伯爵家の長女メアリーはコナハン伯爵家に嫁入りすることが決まった。
結婚相手はコナハン家の長男シリル。クールに見える外見と辺境騎士団の次期団長という肩書きから女性人気がとても高い男性。
が、メアリーはそんなシリルが実は大嫌い。
彼はクールなのではなく、大層傲慢なだけ。それを知っているからだ。
しかし、王命には逆らえない。そのため、メアリーは渋々シリルの元に嫁ぐことに。
どうせ愛し愛されるような素敵な関係にはなれるわけがない。
そう考えるメアリーを他所に、シリルは初夜からメアリーを強く求めてくる。
――もしかして、これは嫌がらせ?
メアリーはシリルの態度をそう受け取り、頑なに彼を拒絶しようとするが――……。
「誰がお前に嫌がらせなんかするかよ」
どうやら、彼には全く別の思惑があるらしく……?
*WEB版表紙イラストはみどりのバクさまに有償にて描いていただいたものです。転載等は禁止です。
義兄様に弄ばれる私は溺愛され、その愛に堕ちる
一ノ瀬 彩音
恋愛
国王である義兄様に弄ばれる悪役令嬢の私は彼に溺れていく。
そして彼から与えられる快楽と愛情で心も身体も満たされていく……。
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
【完結】堕ちた令嬢
マー子
恋愛
・R18・無理矢理?・監禁×孕ませ
・ハピエン
※レイプや陵辱などの表現があります!苦手な方は御遠慮下さい。
〜ストーリー〜
裕福ではないが、父と母と私の三人平凡で幸せな日々を過ごしていた。
素敵な婚約者もいて、学園を卒業したらすぐに結婚するはずだった。
それなのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう⋯?
◇人物の表現が『彼』『彼女』『ヤツ』などで、殆ど名前が出てきません。なるべく表現する人は統一してますが、途中分からなくても多分コイツだろう?と温かい目で見守って下さい。
◇後半やっと彼の目的が分かります。
◇切ないけれど、ハッピーエンドを目指しました。
◇全8話+その後で完結
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
没落寸前子爵令嬢ですが、絶倫公爵に抱き潰されました。
今泉 香耶
恋愛
没落寸前貴族であるロンダーヌ子爵の娘カロル。彼女は父親の借金を返すために、闇商人に処女を捧げることとなる。だが、震えながらカジノの特別室へ行った彼女は、部屋を間違えてしまう。彼女は気付かなかったが、そこにいたのはバートリー公爵。稀代の女好きで絶倫という噂の男性だった。
エロが書きたくて書きました。楽しかったです。タイトルがオチです。全4話。
色々と設定が甘いですが、エロが書きたかっただけなのでゆるい方向けです。
※ムーンライトノベルズ様には改稿前のものが掲載されています。
【完結】鳥籠の妻と変態鬼畜紳士な夫
Ringo
恋愛
夫が好きで好きで好きすぎる妻。
生まれた時から傍にいた夫が妻の生きる世界の全てで、夫なしの人生など考えただけで絶望レベル。
行動の全てを報告させ把握していないと不安になり、少しでも女の気配を感じれば嫉妬に狂う。
そしてそんな妻を愛してやまない夫。
束縛されること、嫉妬されることにこれ以上にない愛情を感じる変態。
自身も嫉妬深く、妻を家に閉じ込め家族以外との接触や交流を遮断。
時に激しい妄想に駆られて俺様キャラが降臨し、妻を言葉と行為で追い込む鬼畜でもある。
そんなメンヘラ妻と変態鬼畜紳士夫が織り成す日常をご覧あれ。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
※現代もの
※R18内容濃いめ(作者調べ)
※ガッツリ行為エピソード多め
※上記が苦手な方はご遠慮ください
完結まで執筆済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる