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ライオンさんにあった日
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むかーしむかし。あるところにヤギさんがいました。
とても大きなヤギさんです。
ハンマーみたいに大きな角と、石のように堅い大きな蹄。
立派な足は山をひとっとびで飛び越えてしまいそうです。
ヤギさんは草を食べていました。
むしゃむしゃもぐもぐ。美味しそうに食べています。
お腹一杯になったヤギさんは食べるのをやめました。
その時です。とても大きな鳴き声が聞こえたのは。
ヤギさんは声が聞こえた方向を振り向きます。そこには、とても大きなライオンがいました。
とてもかっこいいライオンです。
風に仰がれるたてがみ。
鋭い爪と牙。
キリっとした目は遠くをジッと睨んでいました。
「か……かっこいい!」
ヤギさんはライオンさんに見惚れてしまいました。
そして思いました。ボクもライオンさんみたいになりたいって。
とても大きなヤギさんです。
ハンマーみたいに大きな角と、石のように堅い大きな蹄。
立派な足は山をひとっとびで飛び越えてしまいそうです。
ヤギさんは草を食べていました。
むしゃむしゃもぐもぐ。美味しそうに食べています。
お腹一杯になったヤギさんは食べるのをやめました。
その時です。とても大きな鳴き声が聞こえたのは。
ヤギさんは声が聞こえた方向を振り向きます。そこには、とても大きなライオンがいました。
とてもかっこいいライオンです。
風に仰がれるたてがみ。
鋭い爪と牙。
キリっとした目は遠くをジッと睨んでいました。
「か……かっこいい!」
ヤギさんはライオンさんに見惚れてしまいました。
そして思いました。ボクもライオンさんみたいになりたいって。
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