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レンタルボーイ、金持ちの玩具
それぞれの性的嗜好
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翌日はセーラー服を着せられ、夜の繁華街を二人で徘徊した。
いかにもコスプレみたいな服で、イメクラ嬢っぽくて、とても女子高生には見えない。
これも金の為だ、仕方ないと割りきって繁華街を歩いた。
女装させて何が楽しいんだろうか、理解不能だった。
おまけに性交渉は無し。
金持ちはこんな事で金を使うのか、随分と変わった女だな、オレとは住む世界が違いすぎる、と思った。
ただ、初仕事の時みたいに、吐き気や過呼吸のような症状にはならなかった。
と言う事は、最終的にオレは女装に目覚めてしまうのだろうか?
しかし芸能界というのは、アブノーマルやフェチの集まりなのかどうか解らないが、ノーマルではない連中だらけっぽいような…
でもノーマルって何だろう?
ふと疑問に思った。
何がノーマルで何がアブノーマル何だろうか?
皆、大なり小なりアブノーマルやフェチズムを持っているはずだ。
オレもアブノーマルだろう。
母とセックスして、ゲイともセックスしてしまうぐらいだ。
世の中には色んな人がいる。
胸が好きという人もいれば、尻が好きだという人もいる。
それと同じように、同性愛じゃなきゃダメだという人もいれば、この女優の様に女装させて楽しむという人もいる。
つくづく人間は、奥深い生き物だと考えさせられる。
ただ、分かった事は、このような嗜好を公言出来る人と、出来ない人がいるという事。
この前の司会者も、ゲイだという事をカミングアウトすれば、今まで築き上げてきた地位を失う可能性だってある。
だから皆、嗜好があって当たり前なのだと。
この女優だって、男に女装させて、楽しんでるなんて言えば、今後の芸能活動に支障が生じる。
だからこそ、オレたちのような秘密の仕事が成り立つのだろう。
そう考えたら気が楽になった。
セーラー服の次はキャリアウーマンのようなタイトスカートにハイヒール、更にはギャル系のファッションに長いネイルを付け、連日繁華街を歩いた。
俯きながら繁華街を歩いていたオレは、堂々と前を向いて歩くようになり、あっという間に最終日を無事に終えた。
ゲイの時と同じように、女装にも興味を持ち始めてしまった。
ゲイに女装、その次は何だろうか。
ワクワクして、オレはこの仕事が楽しくなってきた。
瓜田がマンションまで迎えに来た際、女優は封筒に入ったお金をオレに渡した。
中を見ると、100万円の束が3つ入っていた。
一週間女装をして300万?
ホントに貰っていいのだろうか…
「亮輔くん、また一緒に遊ぼうねぇ~、それじゃまたね~」
女優はそう言って頬にキスをした。
「では、そろそろ行きましょう」
瓜田の声でオレはマンションを出た。
この仕事はオレにとって天職なのだろうか。
人に買われる職業か…
例えは悪いが、こうやって大金を得られるんだから、今更普通の仕事には戻れないだろうと思った。
いかにもコスプレみたいな服で、イメクラ嬢っぽくて、とても女子高生には見えない。
これも金の為だ、仕方ないと割りきって繁華街を歩いた。
女装させて何が楽しいんだろうか、理解不能だった。
おまけに性交渉は無し。
金持ちはこんな事で金を使うのか、随分と変わった女だな、オレとは住む世界が違いすぎる、と思った。
ただ、初仕事の時みたいに、吐き気や過呼吸のような症状にはならなかった。
と言う事は、最終的にオレは女装に目覚めてしまうのだろうか?
しかし芸能界というのは、アブノーマルやフェチの集まりなのかどうか解らないが、ノーマルではない連中だらけっぽいような…
でもノーマルって何だろう?
ふと疑問に思った。
何がノーマルで何がアブノーマル何だろうか?
皆、大なり小なりアブノーマルやフェチズムを持っているはずだ。
オレもアブノーマルだろう。
母とセックスして、ゲイともセックスしてしまうぐらいだ。
世の中には色んな人がいる。
胸が好きという人もいれば、尻が好きだという人もいる。
それと同じように、同性愛じゃなきゃダメだという人もいれば、この女優の様に女装させて楽しむという人もいる。
つくづく人間は、奥深い生き物だと考えさせられる。
ただ、分かった事は、このような嗜好を公言出来る人と、出来ない人がいるという事。
この前の司会者も、ゲイだという事をカミングアウトすれば、今まで築き上げてきた地位を失う可能性だってある。
だから皆、嗜好があって当たり前なのだと。
この女優だって、男に女装させて、楽しんでるなんて言えば、今後の芸能活動に支障が生じる。
だからこそ、オレたちのような秘密の仕事が成り立つのだろう。
そう考えたら気が楽になった。
セーラー服の次はキャリアウーマンのようなタイトスカートにハイヒール、更にはギャル系のファッションに長いネイルを付け、連日繁華街を歩いた。
俯きながら繁華街を歩いていたオレは、堂々と前を向いて歩くようになり、あっという間に最終日を無事に終えた。
ゲイの時と同じように、女装にも興味を持ち始めてしまった。
ゲイに女装、その次は何だろうか。
ワクワクして、オレはこの仕事が楽しくなってきた。
瓜田がマンションまで迎えに来た際、女優は封筒に入ったお金をオレに渡した。
中を見ると、100万円の束が3つ入っていた。
一週間女装をして300万?
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「亮輔くん、また一緒に遊ぼうねぇ~、それじゃまたね~」
女優はそう言って頬にキスをした。
「では、そろそろ行きましょう」
瓜田の声でオレはマンションを出た。
この仕事はオレにとって天職なのだろうか。
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例えは悪いが、こうやって大金を得られるんだから、今更普通の仕事には戻れないだろうと思った。
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