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忌まわしき過去
破滅
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亮輔は警察署へ向かい、鴨志田が暴露したメールの内容を公開した。
その頃達也は、小島と共に東南アジアを旅行しており、帰国と同時に達也を重要参考人として署に出頭命令をした。
聴取では、達也は関与を否定。
自分にはアリバイがあると主張した。
達也は逮捕されない自信があった。
それは、自分に何かあった場合、例の弁護士を呼んでくれ、と伝えてあるからだ。
誤算だったのは鴨志田が最後に亮輔宛にメールを送った事だった。
(あのヤロー、よくもオレをこんな目に!ここを出たら真っ先にあのガキを消さないと)
激しい憎悪の中で、達也が弁護士が現れるのを待っていた。
暫くして、例の弁護士が署に現れ、達也の身柄を釈放する旨を伝えると、不起訴処分で無罪となった。
あっという間の出来事だった。
この弁護士は一体何者なのだろうか。
釈放された達也は弁護士と共に署を出た。
「助かったよ、先生。
ったくオレを罠にハメようなんて100年早ぇんだよ!で、今回はいくら払えばいい?」
「そうだなぁ、とりあえず一本持ってこい」
一本とは1000万の事である。
報酬金として、1000万払えという事だろう。
「ヘッ、一本かよ?
ったく相変わらずキツい金額だな。まぁ、でもアンタのお陰でシャバに出れたんだから明日用意して持ってくよ」
鼻でせせら笑い、見下したかの様な口調だ。
「おい」
弁護士は恐ろしい形相で、ドスの効いた声で達也に警告した。
「遊びもここまでにしろよ…
お前みたいなガキなんざ、いつでも捻り潰す事が出来るんだ!
いつまでも調子に乗るんじゃねぇっ!!」
だが、怖いもの知らずの達也は耳を貸すつもりはない。
「何だって!?
アンタ、オレを脅すのかよ?アンタは黙って高い金取って仕事してりゃいいんだよ、わかったか?」
「テメーの足元をよーく見てみろ。分かるか、この意味が?
とにかくオレの仕事は終わった。
明日、金持ってオレんとこに来い!」
この男には何を言っても無駄だと悟った。
「偉そうに、たかが弁護士の分際で!アイツも邪魔だな…あのくそガキと一緒に消すか」
憮然とした表情で会社に連絡し、迎えの車を手配するよう伝えた。
だが、社内はほとんどの人間が外に出て、迎えに行くことが出来ない。
「何やってんだ、あのバカどもは!オレが出て来たんだから迎えに来るのがフツーだろ!そう伝えておけ!」
一方的に怒鳴りまくり、電話を切った。
(何で、このオレが歩いて帰らなきゃなんねーんだ?オレは社長だぞ!迎えに来るのが筋ってもんだろが!)
タクシーに乗ろうとしたが、スルーされた。
苛立ちはピークに達した。
「おい!乗車拒否してんじゃねーぞ、コラァ!」
赤信号で停まっているタクシーのボディをガンガンと蹴り上げた。
「なんて事するんだ、おいっ!警察呼ぶぞっ!」
タクシーの運転手が降りてきた。
「呼びたきゃ呼べよ、こっちは警察なんて怖くねぇんだよ!!」
達也は運転手の胸ぐらを掴み、ボンネットに額を叩きつけた。
「ガハッ…」
すかさず左右の拳を叩き込み、顔面が血に染った。
後ろで渋滞している車がクラクションを激しく鳴らしている。
「うるせえっ!テメーらも同じ目に遭わせるぞっ!!」
この様子を見ていた通行人が警察に通報し、間もなくしてパトカーのサイレンが鳴り響いた。
「クソッタレ、誰だ警察に連絡したのはっ!」
達也は細い路地に逃げ込んだ。
運転手はグッタリして意識がない。
「おい、あの運転手死んでるんじゃないか?」
「ヤべーぞ、意識が無い!」
「ヒデー事しやがる」
やがてパトカーが到着した。
達也は駅まで逃げた。
ちょうどラッシュアワーでホームはたくさんの人だかりだ。
(あの運転手、もしかして死んだかもな…まぁ仮にオレが殺しても、あの弁護士使えば無罪釈放だ!
とは言え、さっき警察署から出てきたばっかでまたパクられるのはゴメンだ!)
周りを気にしながら、ホームの人混みに隠れ、電車が来るのを待っていた。
【間もなく通勤快速が通過します。大変危険ですので、ホームのラインに下がってお待ち下さい】
通勤快速が通過するアナウンスが流れた。
この駅は各駅停車しか停らないが、乗降客がかなり多い。
人混みに揉まれ、肩がぶつかる。
(痛えな、ったく!しかも、何で急行が停まんねぇんだよ、使えねえ駅だな!)
モタモタしてると、警察が来るかもしれない。
達也は焦っていた。
また、肩がぶつかった。
「あぁ~っ!何なんだ、この人混みは!どけっ!」
人混みに腹を立て、前へ割り込んで行く。
「邪魔だ!どけ、コラっ!」
前の客を突き飛ばしながら、ズンズンと前へ突き進む。
そして、通勤快速がホームを通過する。
その瞬間、ドン!と後ろから強い力で押されバランスを崩した形でホームに転落し、その上を列車が通過した…
110km/hを越す通勤快速に轢かれ、一瞬にして達也は肉片となって飛び散り、血しぶきが舞った。
「キャ~っ!!」
ホームは騒然となった。
多くの乗客がこの瞬間を目撃し、ショックのあまり、気を失った人々もいた。
欲に走り、欲の為に邪魔者を蹴散らした達也に天罰が下ったかの様な凄惨な最期だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー駅前のロータリーでは、高級車の後部座席に座っていた弁護士が、騒然となった駅の様子を窓から眺めていた。
「バカなガキだ…おとなしく大学に通ってりゃいいものを」
「仰る通りです。貧乏学生の分際で社長になろうとしたのが破滅への始まりだったのです」
「今まで長いこと弁護士をやってきたが、あんなバカは初めてだな。
だが、バカには相応しい最期だ」
「はい、ようやく白アリを駆除出来ました。先生、お約束の金額です。お確かめ下さい」
キューバ産の高級葉巻の煙を吹かしながら、渡された銀のアタッシュケースを開けた。
「キャッシュで1億です」
中は現金でギッシリと詰まっていた。
「しかし、アンタも酷い事するね。白アリ駆除とはいえ、大がかりな駆除だったよ」
「酷い?そんな事はありませんよ…
たかだか19の子供が大人の世界に勝手に入って、オモチャを散らかしただけです。オモチャを散らかしたら、片付けるのは当然の事でしょう」
「ふっ…成人になる前に肉の塊とは。まぁこれも大人を舐めすぎたお仕置きだな。
で、次の社長はアンタがなるのかい?」
「ええ、引っ掻き回した会社を再建しますよ。今度は真っ当な会社として…」
もう一人の声の主は沢渡だった。
その頃達也は、小島と共に東南アジアを旅行しており、帰国と同時に達也を重要参考人として署に出頭命令をした。
聴取では、達也は関与を否定。
自分にはアリバイがあると主張した。
達也は逮捕されない自信があった。
それは、自分に何かあった場合、例の弁護士を呼んでくれ、と伝えてあるからだ。
誤算だったのは鴨志田が最後に亮輔宛にメールを送った事だった。
(あのヤロー、よくもオレをこんな目に!ここを出たら真っ先にあのガキを消さないと)
激しい憎悪の中で、達也が弁護士が現れるのを待っていた。
暫くして、例の弁護士が署に現れ、達也の身柄を釈放する旨を伝えると、不起訴処分で無罪となった。
あっという間の出来事だった。
この弁護士は一体何者なのだろうか。
釈放された達也は弁護士と共に署を出た。
「助かったよ、先生。
ったくオレを罠にハメようなんて100年早ぇんだよ!で、今回はいくら払えばいい?」
「そうだなぁ、とりあえず一本持ってこい」
一本とは1000万の事である。
報酬金として、1000万払えという事だろう。
「ヘッ、一本かよ?
ったく相変わらずキツい金額だな。まぁ、でもアンタのお陰でシャバに出れたんだから明日用意して持ってくよ」
鼻でせせら笑い、見下したかの様な口調だ。
「おい」
弁護士は恐ろしい形相で、ドスの効いた声で達也に警告した。
「遊びもここまでにしろよ…
お前みたいなガキなんざ、いつでも捻り潰す事が出来るんだ!
いつまでも調子に乗るんじゃねぇっ!!」
だが、怖いもの知らずの達也は耳を貸すつもりはない。
「何だって!?
アンタ、オレを脅すのかよ?アンタは黙って高い金取って仕事してりゃいいんだよ、わかったか?」
「テメーの足元をよーく見てみろ。分かるか、この意味が?
とにかくオレの仕事は終わった。
明日、金持ってオレんとこに来い!」
この男には何を言っても無駄だと悟った。
「偉そうに、たかが弁護士の分際で!アイツも邪魔だな…あのくそガキと一緒に消すか」
憮然とした表情で会社に連絡し、迎えの車を手配するよう伝えた。
だが、社内はほとんどの人間が外に出て、迎えに行くことが出来ない。
「何やってんだ、あのバカどもは!オレが出て来たんだから迎えに来るのがフツーだろ!そう伝えておけ!」
一方的に怒鳴りまくり、電話を切った。
(何で、このオレが歩いて帰らなきゃなんねーんだ?オレは社長だぞ!迎えに来るのが筋ってもんだろが!)
タクシーに乗ろうとしたが、スルーされた。
苛立ちはピークに達した。
「おい!乗車拒否してんじゃねーぞ、コラァ!」
赤信号で停まっているタクシーのボディをガンガンと蹴り上げた。
「なんて事するんだ、おいっ!警察呼ぶぞっ!」
タクシーの運転手が降りてきた。
「呼びたきゃ呼べよ、こっちは警察なんて怖くねぇんだよ!!」
達也は運転手の胸ぐらを掴み、ボンネットに額を叩きつけた。
「ガハッ…」
すかさず左右の拳を叩き込み、顔面が血に染った。
後ろで渋滞している車がクラクションを激しく鳴らしている。
「うるせえっ!テメーらも同じ目に遭わせるぞっ!!」
この様子を見ていた通行人が警察に通報し、間もなくしてパトカーのサイレンが鳴り響いた。
「クソッタレ、誰だ警察に連絡したのはっ!」
達也は細い路地に逃げ込んだ。
運転手はグッタリして意識がない。
「おい、あの運転手死んでるんじゃないか?」
「ヤべーぞ、意識が無い!」
「ヒデー事しやがる」
やがてパトカーが到着した。
達也は駅まで逃げた。
ちょうどラッシュアワーでホームはたくさんの人だかりだ。
(あの運転手、もしかして死んだかもな…まぁ仮にオレが殺しても、あの弁護士使えば無罪釈放だ!
とは言え、さっき警察署から出てきたばっかでまたパクられるのはゴメンだ!)
周りを気にしながら、ホームの人混みに隠れ、電車が来るのを待っていた。
【間もなく通勤快速が通過します。大変危険ですので、ホームのラインに下がってお待ち下さい】
通勤快速が通過するアナウンスが流れた。
この駅は各駅停車しか停らないが、乗降客がかなり多い。
人混みに揉まれ、肩がぶつかる。
(痛えな、ったく!しかも、何で急行が停まんねぇんだよ、使えねえ駅だな!)
モタモタしてると、警察が来るかもしれない。
達也は焦っていた。
また、肩がぶつかった。
「あぁ~っ!何なんだ、この人混みは!どけっ!」
人混みに腹を立て、前へ割り込んで行く。
「邪魔だ!どけ、コラっ!」
前の客を突き飛ばしながら、ズンズンと前へ突き進む。
そして、通勤快速がホームを通過する。
その瞬間、ドン!と後ろから強い力で押されバランスを崩した形でホームに転落し、その上を列車が通過した…
110km/hを越す通勤快速に轢かれ、一瞬にして達也は肉片となって飛び散り、血しぶきが舞った。
「キャ~っ!!」
ホームは騒然となった。
多くの乗客がこの瞬間を目撃し、ショックのあまり、気を失った人々もいた。
欲に走り、欲の為に邪魔者を蹴散らした達也に天罰が下ったかの様な凄惨な最期だった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー駅前のロータリーでは、高級車の後部座席に座っていた弁護士が、騒然となった駅の様子を窓から眺めていた。
「バカなガキだ…おとなしく大学に通ってりゃいいものを」
「仰る通りです。貧乏学生の分際で社長になろうとしたのが破滅への始まりだったのです」
「今まで長いこと弁護士をやってきたが、あんなバカは初めてだな。
だが、バカには相応しい最期だ」
「はい、ようやく白アリを駆除出来ました。先生、お約束の金額です。お確かめ下さい」
キューバ産の高級葉巻の煙を吹かしながら、渡された銀のアタッシュケースを開けた。
「キャッシュで1億です」
中は現金でギッシリと詰まっていた。
「しかし、アンタも酷い事するね。白アリ駆除とはいえ、大がかりな駆除だったよ」
「酷い?そんな事はありませんよ…
たかだか19の子供が大人の世界に勝手に入って、オモチャを散らかしただけです。オモチャを散らかしたら、片付けるのは当然の事でしょう」
「ふっ…成人になる前に肉の塊とは。まぁこれも大人を舐めすぎたお仕置きだな。
で、次の社長はアンタがなるのかい?」
「ええ、引っ掻き回した会社を再建しますよ。今度は真っ当な会社として…」
もう一人の声の主は沢渡だった。
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