Baseball Freak 主砲の一振り 7

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新生Glanz

不気味な2チーム

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開幕戦を大勝で飾ったGlanzは、2戦目 3戦目もDodgersを圧倒し三連勝と華々しいスタートダッシュに成功。


次節の千葉ヤンキース戦では敵地千葉に乗り込み、2勝1敗の勝ち越し。


今度は本拠地のさいたま S Villageで京都Super Phoenixとの三連戦がスタート。


ここでもGlanzの快進撃は続き、初戦を3対1 2戦目は4対3の逆転勝利。
3戦目は延長10回に乃木のサヨナラホームランで2対1と接戦を制し、三連勝。



ネプチューンリーグ東地区はGlanzの2連覇が予想されるが、それを虎視眈々と狙うのが、甲府ブレーブスだ。


ブレーブスも今年は絶好調で、開幕から5連勝と波に乗る。



齋藤、山本、高山の三本柱に不動のセットアッパー松本。

最後は守護神の尹が締めくくる継投策で相手打線を封ずる。


打線では、唐澤 鬼束 結城のクリーンアップに加え、メジャー帰りの中山がスピード&パワーのプレーで更に破壊力が増した。



そのブレーブスは、今日から北陸に移り、西地区の首位を独走する北陸Unitedと対戦する。


東地区の注目がブレーブスなら、西地区の注目はUnitedだ。


開幕戦では新加入の天海がSuper Phoenix相手に1安打無四球、13奪三振の快投で移籍後初勝利。


ここ数年鳴りを潜めていた160超えのバレットが復活。


その天海を巧みにリードしたのは、ドルフィンズからFA移籍した矢幡。

新生Unitedの4番として、ここまで3ホーマー、12打点の大活躍。


矢幡に触発され、生え抜きの馬場、新外国人ジークも負けじと打ちまくる。


新人では、ドラフト1位のスーパールーキー望月が開幕スタメンを果たし、2戦目で早くも初本塁打をマーク。


両チーム共に投打が噛み合い、好ゲームが期待される。


先発はブレーブスがファントムスプリットが冴える山本、Unitedは2勝目を狙うエース天海が登場。



主役の座を奪われた感のあるGlanzだが、この日は名古屋に乗り込み名古屋99ersとの三連勝がスタートする。


先発は、Glanzが期待のルーキー楠木。

対する99ersは右のエース畝。


スターティングラインナップ


Glanz

1 (二) 石川 8
2 (一) 徳川 23
3 (左) 菅原 3
4 (遊) 白石 5
5 (右) 森高 7
6 (中) クロフォード24
7 (指) 南方 1
8 (三) 乃木 10
9 (捕) 比村 27


(投) 楠木 29


Glanzは開幕と変わらぬメンバー。

中でも好調なのは、未だ本塁打0ながら、得点圏打率6割を超える4番の白石と、後続を打つ2年目の助っ人クロフォード。

特にクロフォードは本来の姿でもある中距離ヒッターとしてのバッティングを心掛け、左右にラインドライブの打球を放ち、ツーベースヒットを量産する。



先発楠木は今日が初先発。


ウイニングショットのコークスクリューで99ers打線をどこまで抑え切れるかがポイント。



99ers

1 (三) 比嘉 1
2 (指) 毒島 6
3 (遊) 飛鳥 5
4 (捕) 外崎 27
5 (左) 綾瀬 8
6 (一) 稲葉 9
7 (右) 西野 32
8 (二) 小野 2
9 (中) 一条 41


(投) 畝 17



昨年プレイングマネージャーだった吉川颯斗がチームを去り、戦力ダウンが否めない99ersだが、長打力を増した飛鳥が3番に入り、左の長距離砲綾瀬が5番に座る。


下位打線は若手が名を連ね、9番の一条は吉川の後釜として期待がかかる。


ポイントゲッターであり、99ersの頭脳でもある外崎は今年から4番に座る。

長打力よりも、確実性のあるバッティングでチャンスに強い4番バッターとして、風間恭一新監督は任命した。


ブレーブス対Unitedの対戦に注目されがちだが、こちらも負けじ劣らずと熱戦を予感させる。
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