Baseball Freak 主砲の一振り 7

勝負の年

他球団の戦力

では他球団の戦力はどうか。

まずは昨年日本一に輝いた東北マーリンズから。

リーグ1の破壊力を誇る打線は今年も健在。

昨シーズン51本のホームランを打ち、MVPを受賞した不動の4番 羽田。

羽田と共に夏の甲子園を制した盟友、仙道人時は113打点で打点王を獲得。

昨年トレードでマーリンズに加入した斐川尚人は打率.304 本塁打23 打点86をマークし、優勝に貢献した。



リードオフマンの高野は47盗塁で盗塁王を獲得。


投手陣では、グレイテストピッチ賞を受賞した天海昴が今年もナンバーワンピッチャーの称号に相応しい活躍が期待される。

左のエース中澤は今年もフォークのキレが抜群。


中継ぎでは、Glanzから移籍して3年目になる片岡ロナルド・アクーニャが安定感のあるピッチングを今年も披露する。


そして抑えは昨年から守護神として31セーブを挙げた蒼井拓磨（あおいたくま）が今年も締め括る。


サイドスローからのシンカーは落差があり、手元で消えると言われる。




マーリンズが本命となれば、対抗馬となるのは名古屋99ersだ。


今年も吉川颯斗（きっかわはやと）プレイングマネージャーが指揮を執る。


吉川は昨年、自身3度目となるトリプルスリーを達成。


今年も走攻守揃ったプレーでリーグ制覇を目論む。


99ersの頭脳、外崎は今年も正捕手として投手陣を牽引する。


沖縄産のスラッガー、比嘉は独特のスコーピオン打法で昨年も3割をマーク。ゴールドグラブ賞とベストナインのダブル受賞で今年も活躍が期待される。


長年チームの主砲として君臨してきた風間が昨年で現役を引退し、今年からヘッドコーチとして吉川の右腕となる。投手陣では、エースの那須川が今年も絶好調。

昨シーズンは15勝7敗でチームの勝ち頭。


メジャー帰りの畝は昨年防御率1位の2.16をマーク。


左腕の松井は三年連続二桁勝利をマーク。


プロ5年目の衛藤は新球カットボールをマスターし、昨年9勝で終わった雪辱を果たす。


中継ぎ陣に目立った動きはないが、安定したピッチングで抑えの切り札、霧島へ繋ぐ方程式は今年も変わらず。



続いて西地区2位に終わったFukuoka Dodgersは新人王を獲得した二刀流の及川が2年目のジンクスを吹き飛ばす勢いでキャンプに挑む。


今年は二桁勝利、3割30本を目標に掲げ、チームの優勝を目指す。


主砲の島津、卜部は共に3割をマークし、今年は長打力に磨きをかける。


島津は昨年、打率.307 本塁打14 打点87でベストナインを受賞。


卜部は打率.301 本塁打26 打点102でゴールドグラブ賞とベストナインのダブル受賞。


5番を打つスタントンは打率こそ.236と低いが、本塁打はチームトップの34本を記録。


下位を打つ保坂、齋藤、与田は得点圏に強く、ランナーが溜まると厄介な存在。


投手陣では、エースの梁屋が13勝を挙げ、今年も開幕投手になりそうだ。


他にも成長著しい右腕の大園、即戦力としてドラフト1位に指名した左腕の神部、先発リリーフどちらも可能なサイドスローの近藤と充実している。


抑えは昨年30セーブを記録した3年目の榎本が今年も守護神として君臨する。