Baseball Love 主砲の一振り

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ペナントレース中盤

球団消滅

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オーシャンドームで北陸ホワイトソックスとの三連戦の初日、球界では大きな出来事が起こった。

【東北テクノブレイク、消滅】

シーズン途中で球団が消滅するのは、異例中の異例である。

絶対にあってはならない事だが、ブレイカーズの複数オーナーの1人でもある、株主筆頭の肛 門左衛門(こうもんざえもん)は、会見にて

「これ以上、穴堀さんのワガママにはついていけない。我々は球団経営を放棄するの~っ!!ブヒャヒャヒャヒャヒャ」

相当ムリな事を強いられたのだろう。

穴堀オーナーとの確執による、撤退と発表した。

コミッショナーは、せめて今シーズン終了まで続行してくれないかと説得したが、すぐにでも球界とは縁を切りたいと意思は固く、やむを得ず消滅を承認した。

この日を以て、東北テクノブレイクは消滅。


この話を聞きつけ、沖縄の企業が球団の新規参入を申し入れている。

新規参入を承認すれば、沖縄初の球団が誕生する。

穴堀はテクノブレイクのオーナーと何があったのか。

肝心の穴堀は渡米しており、詳細は不明だと球団を通じて発表された。

一介のオーナーである、穴堀の横暴さに嫌気が差したのだろうか。
穴堀が帰国するのは未定だという。

一体、どこまで球界を引っ掻き回せばよいのか。

ヤマオカも、穴堀が球界の為を思うなら、潔く身を退いて欲しいと訴えていた1人だ。

今思えば、浅野とのトレード話の時に球界から追放するべきだったと後悔していた。

ヤマオカはこの件にコメントを求められたが、下手な発言は出来ないとノーコメントを貫いた。

球界に激震が走る中、三連戦がスタートした。






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