Baseball Fighter 主砲の一振り2 後編

オールスターゲーム

首位陥落

スカイウォーカーズはその後、マーリンズに2勝1敗の勝ち越しを決め、本拠地武蔵野ボールパークに戻るとネプチューンリーグ4位の長州レボリューションズとの三連戦を1勝2敗の負け越し。


今度は北陸に移り、北陸レッズとの三連戦を1勝1敗1分のイーブン。

続いて四国へ渡り、愛媛ブラックスとの三連戦はスイープを決め三連勝。


そして2位東京キングダムとの直接対決となった。

アウェイでの初戦は先発がスカイウォーカーズは片山、キングダムは右のエース井上。


3回にキングダムは3番坂上がセンターオーバーのツーベースヒットで出塁すると、4番ロドリゲスはライト線を破るタイムリーで先制。


一方スカイウォーカーズは6回に主砲鬼束が第26号ソロで同点。

その後は投手戦となり迎えた8回の裏、キングダムは5番のスナイダーが勝ち越しのソロホームランで逆転。

スカイウォーカーズはキングダムの抑えの加藤が3人で締め括りゲームセット。


二戦目はスカイウォーカーズの先発はエースの中邑、キングダムはベテランの小津。


試合は2回に中山のツーベースヒットから7番保坂がレフトスタンドに運ぶ9号ツーランで先制。

するとキングダムは、4回に8番キャッチャーの丸藤がライトスタンドへ第3号のソロホームランで反撃する。

しかし、スカイウォーカーズは6回に3番結城の第16号ソロホームランで突き放し、最後は抑えのジェイクが160kmのフォーシームとパワーシンカーで3人に抑え、スカイウォーカーズが勝利。

三戦目はスカイウォーカーズがサンピエール、キングダムはエースの翔田が満を持して登場。

両左腕の速球は初回からエンジン全開。


翔田は160kmのストレートと縦のスライダー、大きく沈むバルカンチェンジと呼ばれるチェンジアップで三振の山を築く。


対するサンピエールは158kmのストレート、ツーシーム、スライダー、チェンジアップで打たせてとるピッチングを披露。


両チーム無得点のまま5回の裏、4番に座った翔田がサンピエールのストレートをライトポール際に運ぶソロホームランで先制。


翔田はこの1点を守りきり、スカイウォーカーズ打線を完封。

ハラートップとなる11勝をマーク。


2勝1敗でキングダムが勝ち越し、首位に立った。



スカイウォーカーズは2位に転落。



順位は
1東京キングダム
2武蔵野スカイウォーカーズ0.5
3東北マーリンズ2.5
4長州レボリューションズ6.5
5北陸レッズ7.0
6愛媛ブラックス12.0


個人成績では
打率
結城（スカイウォーカーズ）357
唐澤（スカイウォーカーズ）337
ロドリゲス（キングダム）328


本塁打
毒島（スカイウォーカーズ）29
羽田（マーリンズ）28
鬼束（スカイウォーカーズ）26

打点
鬼束（スカイウォーカーズ）76
結城（スカイウォーカーズ）73
羽田（マーリンズ）69


出塁率
唐澤（スカイウォーカーズ）418
結城（スカイウォーカーズ）403
羽田（マーリンズ）397

最多安打
結城（スカイウォーカーズ）127
唐澤（スカイウォーカーズ）119
村上（マーリンズ）106

盗塁
結城（スカイウォーカーズ）30
ラファエル（スカイウォーカーズ）24
湯原（キングダム）23


防御率
真咲（スカイウォーカーズ）2.03
翔田（キングダム）2.37
中邑（スカイウォーカーズ）2.86

勝利数
翔田（キングダム）11
中邑（スカイウォーカーズ）10
真咲（スカイウォーカーズ）10

奪三振
真咲（スカイウォーカーズ）134
翔田（キングダム）129
中澤（マーリンズ）124


セーブ
ジェイク（スカイウォーカーズ）23
仁科（マーリンズ）21
加藤（キングダム）20

ホールド
加勢（スカイウォーカーズ）26
東雲（スカイウォーカーズ）23
マシューズ（レッズ）21


ほぼ上位3チームの選手が独占している。


スカイウォーカーズは本拠地武蔵野ボールパークで長州レボリューションズとの二連戦を迎え、その後はオールスターゲームとなる。


スカイウォーカーズからは、唐澤 結城 鬼束 毒島 真咲 中邑 ジェイクと7人が選ばれた。


そのスカイウォーカーズの先発は今やエースクラスの成績を誇る遅球王真咲。

レボリューションズは二年目右の本格派内田。


真咲はこの試合に勝てばトップタイの11勝をマークする。

間もなくプレイボール。