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そして─
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「精霊………?」
そう呟いた二人に、シオンは指示した。
「精霊さん、姿を現して?」
スーーーと、シオンの横に上位精霊が現れた。人型の姿だ。
「はーい♪呼んだかしら?シオン」
「見ていたでしょう?この二人に魔法と戦闘訓練をお願いしたいの」
「わかったわ♪」
マリンはさっきより顔を青くした。
「ま、まさか、神獣だけじゃなく、上位精霊………しかも複数と契約してるなんて………」
魔法を学んだ者であれば、それがどんなに凄いことなのか理解できた。
「取り敢えず、今日は村のみんなに挨拶してね。人数が10人以上増えたから、次の収穫までに、狩で食糧を採ってこないといけないしね」
シオンは村を案内しながら事情をはなした。
「それにしても、シオンにしては厳しい物言いでしたね?どうかしました?」
精霊の問い掛けに答えた。
「一度、自分の立場をわかってもらわないと、働かないと思ったのよ。ここでは無駄飯喰らいはいらないからね」
不器用でも必死に働こうとしている人物は、応援するけど、現状を嘆き部屋に引きこもる者など養うつもりはなかった。
厳しいが、辺境で日々を必死に生きる者にとっては当然のことであった。一通り挨拶が終わると、近くの村人にしばらくは面倒を見てもらうことになった。
「まぁ、侍女さんもいるし大丈夫でしょう」
若い女性が増えたことで華やかになったなぁ~
シオンは父親に今回出来事を詳しく説明する為に帰宅するのだった。
・
・
・
・
・
・
・
あれから、さらにしばらく過ぎました。
シオンは8歳になりました。
隣接する領地に流れる大きな川に治水工事を行い、農業用の水を引き込み、さらに川沿いに大きな城壁を作りました。一夜城のように大きな城壁や城門を作ったことで隣接する領地の貴族はビックリしそうで、珍しく使者を寄越しましたが、これからうちの領地にくるには、新しい石橋通って城門を潜らないと来れなくなりました。
元々、流刑地のような所だったので、余り人が来なかったので問題ありませんでした。
ただ、隣接する領地の重税からうちに逃げてくる領民が増えたので、規制する為の処置で検問をしました。
犯罪者とかきたらヤバいからね!
使者にはこちらの領地の事なので問題ないと追い返しましたよ。気になるなら止めている商人を寄越しやがれですよ!
そして、平野部では治水工事のお陰で、広大な土地で麦畑が辺り一面を黄金色に変えていました。
これで食糧問題は解決したと思って良いでしょう。地の精霊さんのお陰で飢饉になることもないようですから。
(精霊さん、マジっぱないです!)
今度はシオンは還らずの森に街道を作ろうと、精霊さんと一緒に『道』を作ろうとしていました。
次は『還らずの森』の開拓だよ!
地図でみるとかなり広く、隣国まで直線で10キロほど、森は横に伸びていて横だと50キロほどにもなる。
そこで私は隣国と直線で繋ぐ石畳の街道を作ろうと思ったの!
先にある程度作ってから隣国に説明しようと毎日、せっせと精霊達と一緒に頑張りました!
土魔法で地面から地割れを起こすように左右に木々などをどかしてから、石畳を整えていった。これが結構な魔力を消費してなかなか進まなかったの。
でも、快適な異世界ライフの為だもんね!頑張るよ!
えいえいおーーーーー!!!!!!
そう呟いた二人に、シオンは指示した。
「精霊さん、姿を現して?」
スーーーと、シオンの横に上位精霊が現れた。人型の姿だ。
「はーい♪呼んだかしら?シオン」
「見ていたでしょう?この二人に魔法と戦闘訓練をお願いしたいの」
「わかったわ♪」
マリンはさっきより顔を青くした。
「ま、まさか、神獣だけじゃなく、上位精霊………しかも複数と契約してるなんて………」
魔法を学んだ者であれば、それがどんなに凄いことなのか理解できた。
「取り敢えず、今日は村のみんなに挨拶してね。人数が10人以上増えたから、次の収穫までに、狩で食糧を採ってこないといけないしね」
シオンは村を案内しながら事情をはなした。
「それにしても、シオンにしては厳しい物言いでしたね?どうかしました?」
精霊の問い掛けに答えた。
「一度、自分の立場をわかってもらわないと、働かないと思ったのよ。ここでは無駄飯喰らいはいらないからね」
不器用でも必死に働こうとしている人物は、応援するけど、現状を嘆き部屋に引きこもる者など養うつもりはなかった。
厳しいが、辺境で日々を必死に生きる者にとっては当然のことであった。一通り挨拶が終わると、近くの村人にしばらくは面倒を見てもらうことになった。
「まぁ、侍女さんもいるし大丈夫でしょう」
若い女性が増えたことで華やかになったなぁ~
シオンは父親に今回出来事を詳しく説明する為に帰宅するのだった。
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あれから、さらにしばらく過ぎました。
シオンは8歳になりました。
隣接する領地に流れる大きな川に治水工事を行い、農業用の水を引き込み、さらに川沿いに大きな城壁を作りました。一夜城のように大きな城壁や城門を作ったことで隣接する領地の貴族はビックリしそうで、珍しく使者を寄越しましたが、これからうちの領地にくるには、新しい石橋通って城門を潜らないと来れなくなりました。
元々、流刑地のような所だったので、余り人が来なかったので問題ありませんでした。
ただ、隣接する領地の重税からうちに逃げてくる領民が増えたので、規制する為の処置で検問をしました。
犯罪者とかきたらヤバいからね!
使者にはこちらの領地の事なので問題ないと追い返しましたよ。気になるなら止めている商人を寄越しやがれですよ!
そして、平野部では治水工事のお陰で、広大な土地で麦畑が辺り一面を黄金色に変えていました。
これで食糧問題は解決したと思って良いでしょう。地の精霊さんのお陰で飢饉になることもないようですから。
(精霊さん、マジっぱないです!)
今度はシオンは還らずの森に街道を作ろうと、精霊さんと一緒に『道』を作ろうとしていました。
次は『還らずの森』の開拓だよ!
地図でみるとかなり広く、隣国まで直線で10キロほど、森は横に伸びていて横だと50キロほどにもなる。
そこで私は隣国と直線で繋ぐ石畳の街道を作ろうと思ったの!
先にある程度作ってから隣国に説明しようと毎日、せっせと精霊達と一緒に頑張りました!
土魔法で地面から地割れを起こすように左右に木々などをどかしてから、石畳を整えていった。これが結構な魔力を消費してなかなか進まなかったの。
でも、快適な異世界ライフの為だもんね!頑張るよ!
えいえいおーーーーー!!!!!!
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