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ワクワクのダンジョン!
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「地下…………ですか?」
フローリアにシオンは自分の考えを伝えた。
「そう、世界樹のダンジョンといって上に登って行くだけじゃないかも知れないかも。一階に魔物が多いのなら地下もあるかも知れないよ?」
フローリアは確かにと言って頷いた。
「そうですね。言われてみれば上に登る階段があって、いつも上に行っていましたが、地下という発想はありませんでした。ただ、一階はいつも魔物が多いので、くまなく探索しますが地下への入口は見たことも聞いたこともありませんね?」
あくまで予想だし、違っているかも知れないけど、隠された隠し扉とかあるかも知れないよね!
「ディーネ達にシルフィードの魔力を探ってもらうけど、目星を着けて探した方がいいし、地下に行ける隠し扉とかないか調べてみるね」
こうして方針が決まり、皆が集まってから世界樹へ向かうのだった。
・
・
・
・
・
・
・
世界樹の麓へやってきたシオン達は、皆がその大きさに驚いて見上げていた。
「首が痛い…………見上げても大きいねぇ~」
「そうじゃな~、これは絶景じゃのぅ?」
「これが枯れてきているなんて、とても見えないわねー?」
フローリアさんがパンパンッと手を叩き、世界樹のダンジョンの入口を案内した。
「皆様~こちらが世界樹の入口ですわ!」
バスガイドさんのようにフローリアさんが先導してくれた。今回は長期戦になるかも知れないので、フレイちゃんや体調の戻っていないクリスは来ていない。探索は罠など警戒して、少数精鋭で構成された。
メンバー
隊長・シオン
副隊長・ウンディーネ
斬り込み隊長・リヴァイアサン
罠解除隊長・ノーム
案内隊長・フローリア
人間枠隊長・ギルド長お爺ちゃん
こんな具合になりました。
(ツッコミを入れてはいけません)
シルクード領の最強戦力であるガイルさんは新婚なので見送りました。
意外な事に、ノームが罠など察知できる能力があるそうで、ダンジョンに限り使える人材である。今回は亜人連合に良い感情を持たれていない帝国のグランさんは呼んでいない。
「みんな、収納バッグは持った?遭難してもしばらくは大丈夫なように、食糧や薬草類が入っているから無くさないようにねー!」
シオンは最近儲けて貯めている貯蓄を崩して、高価な収納バッグを購入していた。経済は貯蓄だけでは廻らないのである!お金に余裕のある人は買い物をしなければならないのだ。
シオンは税金対策に、訳のわからない絵画などは買わずに、実用性のある物を購入していたのだ。
「収納バッグってどうやって作るのかな?これが作れたらもっと儲かるのに…………」
金にがめつい所は変わっていなかった。
こうして世界樹のダンジョンへと足を踏み入れたのだった。
【1階層】
世界樹の内部へ入ると、木で出来た壁の広間で広く開けた通路が目の前に広がっていた。
「帝国のダンジョンと違うね。結構明るい?」
「木の壁自体が光っているみたいね。視界が良いのは良いことだわ」
光合成で光っているのかな?
シオンは少し進むとウンディーネとノームに言った。
「取り敢えず、シルフィードの気配を探って。上ではなく、下に集中してみてね」
シオンの言葉に早速、探ってみるウンディーネとノーム。
ピッーーーーン!!!!?
「「見つけた!?」」
しばらく経ってから二人同時であった。
そしてフローリアが詰め寄った!
「本当ですか!?一体どこに?」
シオンはフローリアを落ち着かせて尋ねた。
「それで、どこに居そうなの?」
「シオンの予想通りよ!この下から感じるわ」
「うむ、まだ正確な場所まではわからぬが、確かに地下から感じるのぅ?」
こうして地下への入口を探す事になったシオン達の前に魔物が現れた。
グルルルルッ!!!!!!
ギギギッ!!!!
「昆虫系の魔物って聞いていたけど、ゴブリンもいるのね」
「そうですね。多少は他の魔物も出現します…………そして女の敵であるゴブリンは皆殺しデス!!!」
…………えっ?
フローリアさんはゴブリンの姿が見えると、風属性魔法を放ち、ゴブリン達をバラバラにして屠っていった。それも念入りに。
「おふぅ……………」
なかなかグロかった。フローリアさんとゴブリンの間に何があったのかは聞かないでおこう。薄い本みたいなことがあるかも知れないから注意だよ!
「フローリア殿!私の獲物を取るでない!」
残りの虫系の魔物をリヴィが水で作り上げた『水の槍』を振り回し全滅させたのだった。
シオン達は1階層をくまなく歩きながら、地下へと続く道を探すのであった。
シオンはとある理由から、1階を探せば地下への入口の手掛かりが見つかるとほぼ確信していた。
フローリアにシオンは自分の考えを伝えた。
「そう、世界樹のダンジョンといって上に登って行くだけじゃないかも知れないかも。一階に魔物が多いのなら地下もあるかも知れないよ?」
フローリアは確かにと言って頷いた。
「そうですね。言われてみれば上に登る階段があって、いつも上に行っていましたが、地下という発想はありませんでした。ただ、一階はいつも魔物が多いので、くまなく探索しますが地下への入口は見たことも聞いたこともありませんね?」
あくまで予想だし、違っているかも知れないけど、隠された隠し扉とかあるかも知れないよね!
「ディーネ達にシルフィードの魔力を探ってもらうけど、目星を着けて探した方がいいし、地下に行ける隠し扉とかないか調べてみるね」
こうして方針が決まり、皆が集まってから世界樹へ向かうのだった。
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世界樹の麓へやってきたシオン達は、皆がその大きさに驚いて見上げていた。
「首が痛い…………見上げても大きいねぇ~」
「そうじゃな~、これは絶景じゃのぅ?」
「これが枯れてきているなんて、とても見えないわねー?」
フローリアさんがパンパンッと手を叩き、世界樹のダンジョンの入口を案内した。
「皆様~こちらが世界樹の入口ですわ!」
バスガイドさんのようにフローリアさんが先導してくれた。今回は長期戦になるかも知れないので、フレイちゃんや体調の戻っていないクリスは来ていない。探索は罠など警戒して、少数精鋭で構成された。
メンバー
隊長・シオン
副隊長・ウンディーネ
斬り込み隊長・リヴァイアサン
罠解除隊長・ノーム
案内隊長・フローリア
人間枠隊長・ギルド長お爺ちゃん
こんな具合になりました。
(ツッコミを入れてはいけません)
シルクード領の最強戦力であるガイルさんは新婚なので見送りました。
意外な事に、ノームが罠など察知できる能力があるそうで、ダンジョンに限り使える人材である。今回は亜人連合に良い感情を持たれていない帝国のグランさんは呼んでいない。
「みんな、収納バッグは持った?遭難してもしばらくは大丈夫なように、食糧や薬草類が入っているから無くさないようにねー!」
シオンは最近儲けて貯めている貯蓄を崩して、高価な収納バッグを購入していた。経済は貯蓄だけでは廻らないのである!お金に余裕のある人は買い物をしなければならないのだ。
シオンは税金対策に、訳のわからない絵画などは買わずに、実用性のある物を購入していたのだ。
「収納バッグってどうやって作るのかな?これが作れたらもっと儲かるのに…………」
金にがめつい所は変わっていなかった。
こうして世界樹のダンジョンへと足を踏み入れたのだった。
【1階層】
世界樹の内部へ入ると、木で出来た壁の広間で広く開けた通路が目の前に広がっていた。
「帝国のダンジョンと違うね。結構明るい?」
「木の壁自体が光っているみたいね。視界が良いのは良いことだわ」
光合成で光っているのかな?
シオンは少し進むとウンディーネとノームに言った。
「取り敢えず、シルフィードの気配を探って。上ではなく、下に集中してみてね」
シオンの言葉に早速、探ってみるウンディーネとノーム。
ピッーーーーン!!!!?
「「見つけた!?」」
しばらく経ってから二人同時であった。
そしてフローリアが詰め寄った!
「本当ですか!?一体どこに?」
シオンはフローリアを落ち着かせて尋ねた。
「それで、どこに居そうなの?」
「シオンの予想通りよ!この下から感じるわ」
「うむ、まだ正確な場所まではわからぬが、確かに地下から感じるのぅ?」
こうして地下への入口を探す事になったシオン達の前に魔物が現れた。
グルルルルッ!!!!!!
ギギギッ!!!!
「昆虫系の魔物って聞いていたけど、ゴブリンもいるのね」
「そうですね。多少は他の魔物も出現します…………そして女の敵であるゴブリンは皆殺しデス!!!」
…………えっ?
フローリアさんはゴブリンの姿が見えると、風属性魔法を放ち、ゴブリン達をバラバラにして屠っていった。それも念入りに。
「おふぅ……………」
なかなかグロかった。フローリアさんとゴブリンの間に何があったのかは聞かないでおこう。薄い本みたいなことがあるかも知れないから注意だよ!
「フローリア殿!私の獲物を取るでない!」
残りの虫系の魔物をリヴィが水で作り上げた『水の槍』を振り回し全滅させたのだった。
シオン達は1階層をくまなく歩きながら、地下へと続く道を探すのであった。
シオンはとある理由から、1階を探せば地下への入口の手掛かりが見つかるとほぼ確信していた。
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