七色の魔弾使い

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【お詫び】
スランプで続きが書けなくなりました。
短編など書いてリハビリしながら続きを書いてます。次の投稿までもう少しお待ち下さい。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

そういえばと、ルビーは教室でみんなが集まっている時に言った。

「どうしたルビー嬢?トイレか?」

ドコッとアッシュにボディーブローを当ててからルビーはにこやかに話した。

「中間実技トーナメントの結果がどうなったのかなって思ったのよ」
「ああ、そうだな。まだ結果発表がないよな?」

「まぁ、シオンはAブロックの優勝したのだから、降格はないしょうね。問題は私よ~AクラスからSクラス昇格の入替えは難しいかなぁ~」

マリンは準決勝でボルドーに負けている。決勝まで行けなかったのだ。深いため息を付いた。

「それなら私の方もよ。結局、Bブロックは決勝戦が無くなったのだから」

マリンのチラッと床でビクビクとして倒れているアッシュを見て更にため息を付くのだった。

「はぁ~決勝戦でも、そこに転がっているアッシュが目に浮かぶようですわ」
「うぐぐぐ…………、試合ではもっと良い勝負を………ガクッ」

こうしてアッシュは最後の言葉を吐いて亡くなったのだった。(まる)

「勝手に殺さないで!?」

ガバッと起き上がると抗議した。
そこに担任教師のミント先生が入ってきた。

「はーい!みんな席について~」

生徒たちが席に着くとミント先生は魔法で空間に大きな文字を出した。現代でいう所のプロジェクターの様であった。

「これを見て~中間トーナメントの結果発表がようやくあったの。各教師達で採点をつけて結果が出ました。今回、知っての通りボルドー君が違法なナニカに手を出して暴走したのは記憶に新しいでしょう。残念ながらボルドー君は退学となりました。そして、中間トーナメントの上位の子が昇格してSクラスにやってきます。どうぞ~」

入ってきたのはマリンだった。

「みんなも知っているでしょうが、マリン・ストロークさんです。トーナメントでは準決勝まで進み、決闘でルビーさんと激戦を繰り広げた。十分にSクラスで通用するでしょう。みんな仲良くね~」

マリンは挨拶するとシオン達の席に向った。

「ドキドキだったけど何とかクラス換えできたわ。これから宜しくね!」

「よろしくマリン♪」

マリンとルビーはガシッと握手を交わした。

「…………いつの間に仲良くなったんだ?」
「それについては聞かないで………」

シオンが???首を傾げるが、アッシュがグッタリした様子で言った。
アッシュをイジる事で仲良くなったとはシオンには言えないのである。


こうしてマリンをクラスに加えて、授業もより実践形式へと厳しくなって行くのだった。



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