6 / 11
第5話 誰だって努力はする
しおりを挟む
「ハァ…ハァ……。」
「ハァー……ふぅ……。」
現在の点数
結果&誉 24:叶&ユウ 25
「……くっっそ。」
結果は表情を歪ませて、得点板を見た。
2対2開始から38分たつ頃…結果達の物凄い追い込みによってデュースに持ち込まれ、結果の全力本気サーブのアウトによるミスで、叶達はマッチポイントを握っていた。
「(うわぁ…私サーブか。)」
「ユウ…ここ1本。」
「ウン。」
何で私(鈴木ユウ)かなぁ…アンダーサーブしか打てないのに。ここは攻める場面なんだけど……。
「ふぅ…(また、試してみるか。)1本…!。」
バンッ ユウのサーブが打たれた。
「(ユウ…。私、貴方が他校のライバルじゃなくて良かったって、つくづく思う。)…天井サーブ……!!。」
「アタシがとる!。」
誉が声をあげた。
「…任せた。」
誉は、ボールを見ながら下に入り込む位置を調整していた。
「距離感…バグるわ。イヤやな。…でも、相手がイヤだと思う事をする……それがバレーボールなんよな…ッ!!。」
「まほ………。」
ドッ… 誉によってレシーブされたボールは高く上に上がった。
「1番忘れガチなんは…楽しむ事。けっかちゃん、センター!トス!!。」
「オーケー。(…楽しむ、か。)」
誉が踏み切って、打つ。 バチッッン!!…だが叶によってブロックされた。
「っ……高身長め。」そう誉が呟くと、「ラッキー…。」と叶が返した。
「まほ、トスお願い…!!。」
「けっかちゃん、ナイスフォロ~!。」
「レフト!。(…ユウ、貴方にお返しするから。)」
結果にトスが上がる。ブロックは、叶がクロスをしめている。ストレートはガラ空きだ。
「(?何でユウがストレート側に居ないわけ……笊ブロックが)ㇷっ…!!!。」
結果がわざとクロスをしめる叶の腕に打って、ブロックアウトさせようとした時だった…。
叶が、しめるコースをクロスからストレートに切り替えたのだ。予想外の叶の動きに結果は困惑した。
「(なっ?!!…ウッッソ。)」
時すでに遅し。ブロックアウトするため…明らかに通常のクロスよりも上に勢いよく打ったボールは、構えていたユウの頭上を通過し……ユウの「アウト。」という落ち着いた声と共にライン外に落ちた。
試合結果は、24:26。試合時間、約45分前後。体育館の窓からは、夕日の光が差し込んで、オレンジ色に染まっていた。
「ゲームセット…叶達の勝ち。」
顔の汗を自身の練習着の袖で拭きながら、誉は呼吸を整えながら言った。
「っーーーーーハァーーーーッ……疲れたぁぁぁ…。」
ユウが先にもらした言葉は、喜びよりも疲労だった。体育館の木の床に映える顔からもそう伝わってきていた。
「(ホント疲れた。いや、だって…6人分を2人で分担してる訳……そりゃあ守備範囲倍になるし疲れますわ。…おまけに、25点先取ってさ……。けっかちゃんに殺意が…。)」
そう思った時、本人が口を開いた。
「…本当に、何なの。ポジション、ピンチサーバー??…ははっ。十分だっての。」
「そんな事、ない。」
否定の声をあげたのは、望見だった。望見は平然としながら、壁にもたれるけっかちゃんを見る。
「私が今まで、ユニフォームを着れたのは“運”よりも…、一緒にバレーボールをする“仲間”が居た事が大きいよ。」
そう続ける叶に、結果は少し顔を上げる。
「バレーボール…チームスポーツの中では誰だって努力はするよ。そうじゃなきゃ、成り立たない。だからって、自分と同じ努力を求めるのは良くないと……違うの…?。」
コテンと望見は首を傾げる。アンタ…、自分が顔良い事自覚してんのか?。
「ハァーーーーっ…で、結局何。環境が良かったってのもあるで「ぶっちゃけさー。ユニフォーム貰えんのって、監督とかコーチにもよらなーーい?。」
けっかちゃんは、自分の言葉を遮ったまほをイラッとした目で見る。そんな彼女を放って、フッ軽とした表情でまほは続ける。
「だってそうじゃん?。監督もコーチも人間なわけだし。まっとうな努力をしたって、体格、センス、才能を持っているからって……監督やコーチが変われば採用不採用は分かれる。100%採用される選手なんてほんの一握りやろ。」
そんなまほに限界がきたのか、けっかちゃんは立ち上がって言い返す。
「は?何それ。まほ、貴方も“運”だって言いたいの…!。」
「まだ分かんない?。」
「っ!!?!……」
「けっかちゃんは、努力だけが成功のルートだと固執し過ぎてる。そんな見解じゃだめなんよ…。」
「………」
「今回の2対2で分かったやろ。このまんまじゃ、どれだけ努力しても不利やで…?。広い視野、持っていこ…!」
ニカッと誉は笑う。
「………………………………もっと、早く知りたかった。」
まほと対照にけっかちゃんは、疲れた表情で溜息をつきながらボソッと呟く。
「え?……。」
頭に?を浮かべているまほをよそに、けっかちゃんは望見のもとへ歩み寄った。
「望見。」
「…?」
「私、貴方を完全に認めた訳じゃないから。」
「…認めなくていいよ……??。」
いや、言わなくていいよ。
「ん゙んっ…。」イラッ
相手がこうなるから、ね?。
「…とにかく、負けないから。」
「…………。」
そこは何も言わんのかい。
「まほもユウも、付き合わせて悪かったわ…ありがとう。」
けっかちゃんが私(鈴木ユウ)とまほに会釈する。
「あぁ…うん。」ぐったりしながら、私は返事をする。
「全然!!楽しかった~。」
まほは笑顔で返事をする。その元気どこから湧いてんの……?。
「おーつかれーー!。」
4人が静かになった瞬間、バンッと体育館の扉を開けて入って来たのは尾前先輩だった。そして、その扉の後ろで隠れていたであろう、上村先輩がビクッとして、小さく「ちょっ…」と声をあげていた。
「まるで狙ったようなタイミングですね、尾前先輩。 見てたんですか…。」
そうけっかちゃんが問いかけると、尾前先輩は頭の上で◯のポーズをとって「ピンポンピンポーン!!」と言う。
この人、絶対私達の試合楽しんでたな。
「いやぁ、面白いもの見せてもらっちゃったー♪。」
やっぱりか。 私の視線に気付いて、尾前先輩は寝転がっている私に目線を合わす。
頼むからめんどうな事はしないで欲しい。
「おつ~、ユウ。トスもスパイクもレシーブも全部輝いてたじゃんか~。目離せなくなるユイカの気持ちも分かるわー。」
あぁ…良かった。普通に褒められただけだ。
「ところで、私の今日の晩ご飯…何だと思う?。」
「……え?。」ん…アレ??。
「ブッブー。」
まだ何も言ってませんけど。
「『絵』食べるとか思われてんの~?。せんべいでも食べないよ。いや、そこはお餅じゃないんかい!!ふっひはwww。」
うっとうしいなこの人。
「正解は……カレイの煮つけ!!でしたあ。」
カレーじゃないのかよ。
「おつ、カ•レ•イ…だからwwwwwwwwwwwwwwwww。」殴りたい。
「じゃ、ネット片付けといてなー。門限遅れちゃダメよぅんー?。」
5分くらい私達と話して、尾前先輩は上村先輩と一緒に帰っていった。
ハァー…やっと帰れ…
「ねね!せっかくだしさ~この後4人で食べに行こ?」
る……
「いいんじゃない?」とけっかちゃんは乗り気。え?。
望見は…
「…ラーメンがいいな。ちょっと遠いけど。もし、帰るの遅くなりそうなら近くのコンビニでも。」
そこまで言うなら、断れよ。私も帰
「おっしゃ、決まりぃーーー!!。」
おーーーーい。
「早く片付けちゃおーや!。」
1人忘れてるって。
「まほ、ケガしないでよ?。それに、ユウはいつまでもボサッとしてないで手伝って。」
やっぱ身勝手だなコイツら全員。
「ハイ(帰りたい…)。」
「でさ~w…!智苗、あれ。」
「え?…?1年、生?。」
「おーーーーーーい!!!!!そこのおふたりさーーーん!!。今日のバレー部の見学はもうおしまいだよーーーーー!!。」
「っ…声、大きいって!!……もう。」
その2人は、尾前の声にドキッとした後、挙動不審な動きでバレーシューズであろう靴をしまうと別々に走り去っていった…………。
続く
「ハァー……ふぅ……。」
現在の点数
結果&誉 24:叶&ユウ 25
「……くっっそ。」
結果は表情を歪ませて、得点板を見た。
2対2開始から38分たつ頃…結果達の物凄い追い込みによってデュースに持ち込まれ、結果の全力本気サーブのアウトによるミスで、叶達はマッチポイントを握っていた。
「(うわぁ…私サーブか。)」
「ユウ…ここ1本。」
「ウン。」
何で私(鈴木ユウ)かなぁ…アンダーサーブしか打てないのに。ここは攻める場面なんだけど……。
「ふぅ…(また、試してみるか。)1本…!。」
バンッ ユウのサーブが打たれた。
「(ユウ…。私、貴方が他校のライバルじゃなくて良かったって、つくづく思う。)…天井サーブ……!!。」
「アタシがとる!。」
誉が声をあげた。
「…任せた。」
誉は、ボールを見ながら下に入り込む位置を調整していた。
「距離感…バグるわ。イヤやな。…でも、相手がイヤだと思う事をする……それがバレーボールなんよな…ッ!!。」
「まほ………。」
ドッ… 誉によってレシーブされたボールは高く上に上がった。
「1番忘れガチなんは…楽しむ事。けっかちゃん、センター!トス!!。」
「オーケー。(…楽しむ、か。)」
誉が踏み切って、打つ。 バチッッン!!…だが叶によってブロックされた。
「っ……高身長め。」そう誉が呟くと、「ラッキー…。」と叶が返した。
「まほ、トスお願い…!!。」
「けっかちゃん、ナイスフォロ~!。」
「レフト!。(…ユウ、貴方にお返しするから。)」
結果にトスが上がる。ブロックは、叶がクロスをしめている。ストレートはガラ空きだ。
「(?何でユウがストレート側に居ないわけ……笊ブロックが)ㇷっ…!!!。」
結果がわざとクロスをしめる叶の腕に打って、ブロックアウトさせようとした時だった…。
叶が、しめるコースをクロスからストレートに切り替えたのだ。予想外の叶の動きに結果は困惑した。
「(なっ?!!…ウッッソ。)」
時すでに遅し。ブロックアウトするため…明らかに通常のクロスよりも上に勢いよく打ったボールは、構えていたユウの頭上を通過し……ユウの「アウト。」という落ち着いた声と共にライン外に落ちた。
試合結果は、24:26。試合時間、約45分前後。体育館の窓からは、夕日の光が差し込んで、オレンジ色に染まっていた。
「ゲームセット…叶達の勝ち。」
顔の汗を自身の練習着の袖で拭きながら、誉は呼吸を整えながら言った。
「っーーーーーハァーーーーッ……疲れたぁぁぁ…。」
ユウが先にもらした言葉は、喜びよりも疲労だった。体育館の木の床に映える顔からもそう伝わってきていた。
「(ホント疲れた。いや、だって…6人分を2人で分担してる訳……そりゃあ守備範囲倍になるし疲れますわ。…おまけに、25点先取ってさ……。けっかちゃんに殺意が…。)」
そう思った時、本人が口を開いた。
「…本当に、何なの。ポジション、ピンチサーバー??…ははっ。十分だっての。」
「そんな事、ない。」
否定の声をあげたのは、望見だった。望見は平然としながら、壁にもたれるけっかちゃんを見る。
「私が今まで、ユニフォームを着れたのは“運”よりも…、一緒にバレーボールをする“仲間”が居た事が大きいよ。」
そう続ける叶に、結果は少し顔を上げる。
「バレーボール…チームスポーツの中では誰だって努力はするよ。そうじゃなきゃ、成り立たない。だからって、自分と同じ努力を求めるのは良くないと……違うの…?。」
コテンと望見は首を傾げる。アンタ…、自分が顔良い事自覚してんのか?。
「ハァーーーーっ…で、結局何。環境が良かったってのもあるで「ぶっちゃけさー。ユニフォーム貰えんのって、監督とかコーチにもよらなーーい?。」
けっかちゃんは、自分の言葉を遮ったまほをイラッとした目で見る。そんな彼女を放って、フッ軽とした表情でまほは続ける。
「だってそうじゃん?。監督もコーチも人間なわけだし。まっとうな努力をしたって、体格、センス、才能を持っているからって……監督やコーチが変われば採用不採用は分かれる。100%採用される選手なんてほんの一握りやろ。」
そんなまほに限界がきたのか、けっかちゃんは立ち上がって言い返す。
「は?何それ。まほ、貴方も“運”だって言いたいの…!。」
「まだ分かんない?。」
「っ!!?!……」
「けっかちゃんは、努力だけが成功のルートだと固執し過ぎてる。そんな見解じゃだめなんよ…。」
「………」
「今回の2対2で分かったやろ。このまんまじゃ、どれだけ努力しても不利やで…?。広い視野、持っていこ…!」
ニカッと誉は笑う。
「………………………………もっと、早く知りたかった。」
まほと対照にけっかちゃんは、疲れた表情で溜息をつきながらボソッと呟く。
「え?……。」
頭に?を浮かべているまほをよそに、けっかちゃんは望見のもとへ歩み寄った。
「望見。」
「…?」
「私、貴方を完全に認めた訳じゃないから。」
「…認めなくていいよ……??。」
いや、言わなくていいよ。
「ん゙んっ…。」イラッ
相手がこうなるから、ね?。
「…とにかく、負けないから。」
「…………。」
そこは何も言わんのかい。
「まほもユウも、付き合わせて悪かったわ…ありがとう。」
けっかちゃんが私(鈴木ユウ)とまほに会釈する。
「あぁ…うん。」ぐったりしながら、私は返事をする。
「全然!!楽しかった~。」
まほは笑顔で返事をする。その元気どこから湧いてんの……?。
「おーつかれーー!。」
4人が静かになった瞬間、バンッと体育館の扉を開けて入って来たのは尾前先輩だった。そして、その扉の後ろで隠れていたであろう、上村先輩がビクッとして、小さく「ちょっ…」と声をあげていた。
「まるで狙ったようなタイミングですね、尾前先輩。 見てたんですか…。」
そうけっかちゃんが問いかけると、尾前先輩は頭の上で◯のポーズをとって「ピンポンピンポーン!!」と言う。
この人、絶対私達の試合楽しんでたな。
「いやぁ、面白いもの見せてもらっちゃったー♪。」
やっぱりか。 私の視線に気付いて、尾前先輩は寝転がっている私に目線を合わす。
頼むからめんどうな事はしないで欲しい。
「おつ~、ユウ。トスもスパイクもレシーブも全部輝いてたじゃんか~。目離せなくなるユイカの気持ちも分かるわー。」
あぁ…良かった。普通に褒められただけだ。
「ところで、私の今日の晩ご飯…何だと思う?。」
「……え?。」ん…アレ??。
「ブッブー。」
まだ何も言ってませんけど。
「『絵』食べるとか思われてんの~?。せんべいでも食べないよ。いや、そこはお餅じゃないんかい!!ふっひはwww。」
うっとうしいなこの人。
「正解は……カレイの煮つけ!!でしたあ。」
カレーじゃないのかよ。
「おつ、カ•レ•イ…だからwwwwwwwwwwwwwwwww。」殴りたい。
「じゃ、ネット片付けといてなー。門限遅れちゃダメよぅんー?。」
5分くらい私達と話して、尾前先輩は上村先輩と一緒に帰っていった。
ハァー…やっと帰れ…
「ねね!せっかくだしさ~この後4人で食べに行こ?」
る……
「いいんじゃない?」とけっかちゃんは乗り気。え?。
望見は…
「…ラーメンがいいな。ちょっと遠いけど。もし、帰るの遅くなりそうなら近くのコンビニでも。」
そこまで言うなら、断れよ。私も帰
「おっしゃ、決まりぃーーー!!。」
おーーーーい。
「早く片付けちゃおーや!。」
1人忘れてるって。
「まほ、ケガしないでよ?。それに、ユウはいつまでもボサッとしてないで手伝って。」
やっぱ身勝手だなコイツら全員。
「ハイ(帰りたい…)。」
「でさ~w…!智苗、あれ。」
「え?…?1年、生?。」
「おーーーーーーい!!!!!そこのおふたりさーーーん!!。今日のバレー部の見学はもうおしまいだよーーーーー!!。」
「っ…声、大きいって!!……もう。」
その2人は、尾前の声にドキッとした後、挙動不審な動きでバレーシューズであろう靴をしまうと別々に走り去っていった…………。
続く
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
乙男女じぇねれーしょん
ムラハチ
青春
見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。
小説家になろうは現在休止中。
不撓導舟の独善
縞田
青春
志操学園高等学校――生徒会。その生徒会は様々な役割を担っている。学校行事の運営、部活の手伝い、生徒の悩み相談まで、多岐にわたる。
現生徒会長の不撓導舟はあることに悩まされていた。
その悩みとは、生徒会役員が一向に増えないこと。
放課後の生徒会室で、頼まれた仕事をしている不撓のもとに、一人の女子生徒が現れる。
学校からの頼み事、生徒たちの悩み相談を解決していくラブコメです。
『なろう』にも掲載。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる