7 / 30
窮地
しおりを挟む
不意撃ちで友軍機を失った戦闘機部隊は、蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
その様子をレーダーで確認したダリルは、ふぅーと長いため息をつく。
「一つしのいだが、あとは……」
主砲やミサイルが使えないなら、機銃で撃ち落としていくしかない。だが、同じ手は通じないだろう。
相手はあのロルフ・シュテーグマンだ。次はどの手で来る……。
士官学校時代、教官であったシュテーグマンとは対立して、よくしごかれたものだ。彼は小さな反発も許さないし、自らも起こさない忠実な軍人だ。融通は利かないが、経験は豊かで頭がいい。簡単にあしらえる敵ではなかった。
「対艦ミサイル、来ます。狙いは本艦ではなく、ウォーターフロントです」
「ちっ! そう来たか……」
ケラウノスの分析に、ダリルは舌打ちする。
「どういうことですか?」
副官のネリーが問う。
なんでも聞けるのは新人の特権だ。ダリルはこんな状況だが、副官にも分かっておいてもらいたいことなので、思ったことを説明する。
「戦闘機を下げて、今度は遠距離でやろうってんだ」
「それは……被害を抑えるためですね」
「そうだ。それでコロニーを狙ってきたのは……」
ダリルは歯がみする。
「敵はできるだけ無傷でエンデュリングを手に入れたい。だから……コロニーを人質にして、私たちを脅そうというんですね」
ネリーに細かい解説は不要だった。
ダリルは静かにうなずく。新人ながら、副官として任じられる能力があるのだと、ダリルは思う。
ミサイル攻撃はただの脅しで、本気でコロニーの民間人を皆殺しにしてやろうという気は、さすがにシュテーグマンにもない。エンデュリングが降伏すれば、ミサイルを自爆させてくれる。ミサイル到達までの時間は猶予時間で、それまでに降伏せよと、シュテーグマンは無言の圧力を掛けてきているのだ。
「アイギスさん、対空ミサイルは撃てますか?」
ネリーが自ら動いたことに、ダリルは驚く。
「アイギスでいいよ、ネリー。防衛系は特に制限受けてないから、問題なし! いくらでもいけるよ!」
「艦長! やりましょう!」
「分かった。対空ミサイル、発射してくれ!」
「りょーかい! 対空ミサイル、全基発射!」
アイギスが返事すると、バトルユニットのミサイル発射口が開き、次々にミサイルが発射されていく。
発射されたミサイルは、敵ミサイルに向けて一直線に飛んでいく。敵ミサイルを追尾、高速で接近する。そして、ミサイル同士は物理的に衝突した。そのエネルギーでミサイルは起爆し、大爆発が起こる。
いくつもの大きな火花が宇宙に飛び散っていく。
「やったぁー!」
ネリーは喜びのあまり、ついダリルにハイタッチを求めてしまう。
「あ……すみません」
顔を赤くし、手を下ろそうとしたとき、ダリルは手のひらをちょんと押しつけた。
「やったな、ネリー」
「はい!」
自分の提案がうまくいったことで、ネリーは年相応に無邪気な笑顔で喜んでみせる。
「あわわわわ……! ダメ! ダメだ、これ!」
「どうした?」
「何発か抜ける! なんとかして!」
アイギスはAIらしからぬ取り乱しようだった。
抜けるのは当然ミサイルだ。
「なんとかってっ!? おい!」
火花と爆煙の中から、ミサイル4発が顔を出した。そしてコロニーに向かって突き進んでいく。
このままコロニーはぶつかれば、無事では済まないだろう。ビーム攻撃でコロニーにはすでに穴が開いていて、これ以上の攻撃を受けたらバラバラになってしまう。そうなったらコロニーの住人はどうなるか、考えるまでもない。
「避難状況は?」
「壊滅的です。初動が遅れたこともあって、全然進んでいません……」
「くっ……」
ダリルは決断を迫られていた。
敵艦隊の降伏に降伏するか、それともコロニーを諦め、その上で戦うか逃げるか。
降伏すれば、武力や戦争に屈することになり、平和の象徴たるエンデュリングは敵の手に渡ってしまう。
だが……人々の命を守れないで何が平和の象徴か……!
「イレール……シュテーグマンに通信をつないでくれ」
「えっ、はい」
「待てよ、艦長」
ダリルが降伏を決意したところで、アルバトロス隊リーダー・ノイマン大尉からの通信が割り込んで来た。
「諦めるのはまだ早いぜ。俺たちが行く!」
アルバトロス隊の4機はダリルの返答を待たず、全速力でミサイルに急行していった。
「ノイマン、頼むぞ……」
ダリルには拳を握り締め、ただ祈ることしかできなかった。
「こちら、アルバトロスリーダー。これより、ミサイルを狙撃する」
ノイマン機に続いて、エピメテウス3機が突入していく。
エピメテウスは他の機体に比べて断然、加速力が高い。こうした任務には最適と言える。だが、問題は射程の短い機銃しか使えないことだ。ぎりぎりまで接近して、ミサイルを銃撃するしかない。
「一人1個だ。競争しなくていいぞ!」
「おう!」
ノイマンに勇ましい隊員たちが答える。
ミサイルは戦闘機と違って回避機動を取ったりしない。打ち落とすのはそう苦ではないが、接近のタイミングを誤れば、ミサイルともども爆発しかねない。減速できず、そのままコロニーに突っ込むことだってある。
「1ついただき!」
ノイマンはミサイルに対して垂直に突っ込み、ミサイルの土手っ腹に機銃を撃ち込む。
ミサイルにはいくつものの穴が開き、火花が散ったかと思えば、周囲を包み込むほどの爆発が起きていた。
ノイマン機は射撃後すぐに離れていたため、巻き込まれなかった。
「さっすが、隊長!」
「俺も行くぜ!」
隊員たちは次々にミサイルに向かっていく。
また1つ、ミサイルが花火のように宇宙を照らす。続いて機銃がうなり、ミサイルが消える。あと1つ。
最後にアルバトロス隊3番機が機銃をミサイルに撃ち込む。弾はミサイルに命中した。だが、ミサイルは爆発しなかった。角度が浅く、ミサイルのボディを貫くことができず、はじかれてしまったのだ。
ミサイルは何もなかったかのように、コロニーへ進撃していく。
3番機は機体を旋回させて再びミサイルに向かうが、高速で一瞬通過しただけの距離がロスとなって、なかなか縮められない。
破れかぶれになって機銃を放つが、ミサイルに命中しない。
「アルバトロス3、諦めるな!」
ノイマンは叱咤する。
それに応えて3番機はペダルを踏み込み、さらに加速する。
「よし、今だ!」
3番機のパイロット、トミー・フーバーはミサイル撃墜を直感した。そしてトリガーを引く。
だが弾が出なかった。
何度も何度もトリガーを引いても、弾は出ない。
これまでの戦闘で弾を撃ち尽くしていたのだった。
「アルバトロス3、俺が行く! 離れろ!」
ノイマンは機体を返し、ミサイルに直進させる。
「ノイマン大尉! 俺がやります!」
ノイマンはフーバーの言う意味が分かっていた。今からノイマンが向かっても間に合わない。フーバーは自分でなんとかする気なのだ。
「馬鹿野郎!」
ノイマンは叫ぶが、次にどう命じていいのか分からなかった。ただペダルを踏み込み、戦闘機をフーバーに近づけることしかできない。
フーバーが止めなければ、ミサイルはコロニーに命中する。だがフーバーは……。
「人を守るのが仕事だぁぁーっ!」
フーバーはミサイルの進路をふさぐように突入した。
フーバーの読みと腕は一流だった。
フーバーの乗るエピメテウスの腹は、ミサイルの頭とぴったりぶつかる位置で交差した。ほんの一瞬でもタイミングがずれれば、両者はむなしく通り過ぎてしまう。だがフーバーはやり遂げた。
ノイマンの目の前で大きな爆発が起こる。
「フーバー!!」
ノイマンの叫びは無線を通して、アルバトロス隊員、そしてエンデュリング船員の心を震わせた。
エンデュリング隊、設立から15年。彼が初の戦死者となった。
その様子をレーダーで確認したダリルは、ふぅーと長いため息をつく。
「一つしのいだが、あとは……」
主砲やミサイルが使えないなら、機銃で撃ち落としていくしかない。だが、同じ手は通じないだろう。
相手はあのロルフ・シュテーグマンだ。次はどの手で来る……。
士官学校時代、教官であったシュテーグマンとは対立して、よくしごかれたものだ。彼は小さな反発も許さないし、自らも起こさない忠実な軍人だ。融通は利かないが、経験は豊かで頭がいい。簡単にあしらえる敵ではなかった。
「対艦ミサイル、来ます。狙いは本艦ではなく、ウォーターフロントです」
「ちっ! そう来たか……」
ケラウノスの分析に、ダリルは舌打ちする。
「どういうことですか?」
副官のネリーが問う。
なんでも聞けるのは新人の特権だ。ダリルはこんな状況だが、副官にも分かっておいてもらいたいことなので、思ったことを説明する。
「戦闘機を下げて、今度は遠距離でやろうってんだ」
「それは……被害を抑えるためですね」
「そうだ。それでコロニーを狙ってきたのは……」
ダリルは歯がみする。
「敵はできるだけ無傷でエンデュリングを手に入れたい。だから……コロニーを人質にして、私たちを脅そうというんですね」
ネリーに細かい解説は不要だった。
ダリルは静かにうなずく。新人ながら、副官として任じられる能力があるのだと、ダリルは思う。
ミサイル攻撃はただの脅しで、本気でコロニーの民間人を皆殺しにしてやろうという気は、さすがにシュテーグマンにもない。エンデュリングが降伏すれば、ミサイルを自爆させてくれる。ミサイル到達までの時間は猶予時間で、それまでに降伏せよと、シュテーグマンは無言の圧力を掛けてきているのだ。
「アイギスさん、対空ミサイルは撃てますか?」
ネリーが自ら動いたことに、ダリルは驚く。
「アイギスでいいよ、ネリー。防衛系は特に制限受けてないから、問題なし! いくらでもいけるよ!」
「艦長! やりましょう!」
「分かった。対空ミサイル、発射してくれ!」
「りょーかい! 対空ミサイル、全基発射!」
アイギスが返事すると、バトルユニットのミサイル発射口が開き、次々にミサイルが発射されていく。
発射されたミサイルは、敵ミサイルに向けて一直線に飛んでいく。敵ミサイルを追尾、高速で接近する。そして、ミサイル同士は物理的に衝突した。そのエネルギーでミサイルは起爆し、大爆発が起こる。
いくつもの大きな火花が宇宙に飛び散っていく。
「やったぁー!」
ネリーは喜びのあまり、ついダリルにハイタッチを求めてしまう。
「あ……すみません」
顔を赤くし、手を下ろそうとしたとき、ダリルは手のひらをちょんと押しつけた。
「やったな、ネリー」
「はい!」
自分の提案がうまくいったことで、ネリーは年相応に無邪気な笑顔で喜んでみせる。
「あわわわわ……! ダメ! ダメだ、これ!」
「どうした?」
「何発か抜ける! なんとかして!」
アイギスはAIらしからぬ取り乱しようだった。
抜けるのは当然ミサイルだ。
「なんとかってっ!? おい!」
火花と爆煙の中から、ミサイル4発が顔を出した。そしてコロニーに向かって突き進んでいく。
このままコロニーはぶつかれば、無事では済まないだろう。ビーム攻撃でコロニーにはすでに穴が開いていて、これ以上の攻撃を受けたらバラバラになってしまう。そうなったらコロニーの住人はどうなるか、考えるまでもない。
「避難状況は?」
「壊滅的です。初動が遅れたこともあって、全然進んでいません……」
「くっ……」
ダリルは決断を迫られていた。
敵艦隊の降伏に降伏するか、それともコロニーを諦め、その上で戦うか逃げるか。
降伏すれば、武力や戦争に屈することになり、平和の象徴たるエンデュリングは敵の手に渡ってしまう。
だが……人々の命を守れないで何が平和の象徴か……!
「イレール……シュテーグマンに通信をつないでくれ」
「えっ、はい」
「待てよ、艦長」
ダリルが降伏を決意したところで、アルバトロス隊リーダー・ノイマン大尉からの通信が割り込んで来た。
「諦めるのはまだ早いぜ。俺たちが行く!」
アルバトロス隊の4機はダリルの返答を待たず、全速力でミサイルに急行していった。
「ノイマン、頼むぞ……」
ダリルには拳を握り締め、ただ祈ることしかできなかった。
「こちら、アルバトロスリーダー。これより、ミサイルを狙撃する」
ノイマン機に続いて、エピメテウス3機が突入していく。
エピメテウスは他の機体に比べて断然、加速力が高い。こうした任務には最適と言える。だが、問題は射程の短い機銃しか使えないことだ。ぎりぎりまで接近して、ミサイルを銃撃するしかない。
「一人1個だ。競争しなくていいぞ!」
「おう!」
ノイマンに勇ましい隊員たちが答える。
ミサイルは戦闘機と違って回避機動を取ったりしない。打ち落とすのはそう苦ではないが、接近のタイミングを誤れば、ミサイルともども爆発しかねない。減速できず、そのままコロニーに突っ込むことだってある。
「1ついただき!」
ノイマンはミサイルに対して垂直に突っ込み、ミサイルの土手っ腹に機銃を撃ち込む。
ミサイルにはいくつものの穴が開き、火花が散ったかと思えば、周囲を包み込むほどの爆発が起きていた。
ノイマン機は射撃後すぐに離れていたため、巻き込まれなかった。
「さっすが、隊長!」
「俺も行くぜ!」
隊員たちは次々にミサイルに向かっていく。
また1つ、ミサイルが花火のように宇宙を照らす。続いて機銃がうなり、ミサイルが消える。あと1つ。
最後にアルバトロス隊3番機が機銃をミサイルに撃ち込む。弾はミサイルに命中した。だが、ミサイルは爆発しなかった。角度が浅く、ミサイルのボディを貫くことができず、はじかれてしまったのだ。
ミサイルは何もなかったかのように、コロニーへ進撃していく。
3番機は機体を旋回させて再びミサイルに向かうが、高速で一瞬通過しただけの距離がロスとなって、なかなか縮められない。
破れかぶれになって機銃を放つが、ミサイルに命中しない。
「アルバトロス3、諦めるな!」
ノイマンは叱咤する。
それに応えて3番機はペダルを踏み込み、さらに加速する。
「よし、今だ!」
3番機のパイロット、トミー・フーバーはミサイル撃墜を直感した。そしてトリガーを引く。
だが弾が出なかった。
何度も何度もトリガーを引いても、弾は出ない。
これまでの戦闘で弾を撃ち尽くしていたのだった。
「アルバトロス3、俺が行く! 離れろ!」
ノイマンは機体を返し、ミサイルに直進させる。
「ノイマン大尉! 俺がやります!」
ノイマンはフーバーの言う意味が分かっていた。今からノイマンが向かっても間に合わない。フーバーは自分でなんとかする気なのだ。
「馬鹿野郎!」
ノイマンは叫ぶが、次にどう命じていいのか分からなかった。ただペダルを踏み込み、戦闘機をフーバーに近づけることしかできない。
フーバーが止めなければ、ミサイルはコロニーに命中する。だがフーバーは……。
「人を守るのが仕事だぁぁーっ!」
フーバーはミサイルの進路をふさぐように突入した。
フーバーの読みと腕は一流だった。
フーバーの乗るエピメテウスの腹は、ミサイルの頭とぴったりぶつかる位置で交差した。ほんの一瞬でもタイミングがずれれば、両者はむなしく通り過ぎてしまう。だがフーバーはやり遂げた。
ノイマンの目の前で大きな爆発が起こる。
「フーバー!!」
ノイマンの叫びは無線を通して、アルバトロス隊員、そしてエンデュリング船員の心を震わせた。
エンデュリング隊、設立から15年。彼が初の戦死者となった。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
蒼穹(そら)に紅~天翔る無敵皇女の冒険~ 五の巻
初音幾生
歴史・時代
日本がイギリスの位置にある、そんな架空戦記的な小説です。
1941年5月、欧州大陸は風前の灯火だった。
遣欧軍はブレストに追い詰められ、もはや撤退するしかない。
そんな中でも綺羅様は派手なことをかましたかった。
「小説家になろう!」と同時公開。
第五巻全14話
(前説入れて15話)
ワイルド・ソルジャー
アサシン工房
SF
時は199X年。世界各地で戦争が行われ、終戦を迎えようとしていた。
世界は荒廃し、辺りは無法者で溢れかえっていた。
主人公のマティアス・マッカーサーは、かつては裕福な家庭で育ったが、戦争に巻き込まれて両親と弟を失い、その後傭兵となって生きてきた。
旅の途中、人間離れした強さを持つ大柄な軍人ハンニバル・クルーガーにスカウトされ、マティアスは軍人として活動することになる。
ハンニバルと共に任務をこなしていくうちに、冷徹で利己主義だったマティアスは利害を超えた友情を覚えていく。
世紀末の荒廃したアメリカを舞台にしたバトルファンタジー。
他の小説サイトにも投稿しています。
女子竹槍攻撃隊
みらいつりびと
SF
えいえいおう、えいえいおうと声をあげながら、私たちは竹槍を突く訓練をつづけています。
約2メートルほどの長さの竹槍をひたすら前へ振り出していると、握力と腕力がなくなってきます。とてもつらい。
訓練後、私たちは山腹に掘ったトンネル内で休憩します。
「竹槍で米軍相手になにができるというのでしょうか」と私が弱音を吐くと、かぐやさんに叱られました。
「みきさん、大和撫子たる者、けっしてあきらめてはなりません。なにがなんでも日本を守り抜くという強い意志を持って戦い抜くのです。私はアメリカの兵士のひとりと相討ちしてみせる所存です」
かぐやさんの目は彼女のことばどおり強い意志であふれていました……。
日米戦争の偽史SF短編です。全4話。
ARIA(アリア)
残念パパいのっち
ミステリー
山内亮(やまうちとおる)は内見に出かけたアパートでAR越しに不思議な少女、西園寺雫(さいおんじしずく)と出会う。彼女は自分がAIでこのアパートに閉じ込められていると言うが……
ソラノカケラ ⦅Shattered Skies⦆
みにみ
歴史・時代
2026年 中華人民共和国が台湾へ軍事侵攻を開始
台湾側は地の利を生かし善戦するも
人海戦術で推してくる中国側に敗走を重ね
たった3ヶ月ほどで第2作戦区以外を掌握される
背に腹を変えられなくなった台湾政府は
傭兵を雇うことを決定
世界各地から金を求めて傭兵たちが集まった
これは、その中の1人
台湾空軍特務中尉Mr.MAITOKIこと
舞時景都と
台湾空軍特務中士Mr.SASENOこと
佐世野榛名のコンビによる
台湾開放戦を描いた物語である
※エースコンバットみたいな世界観で描いてます()
独裁者・武田信玄
いずもカリーシ
歴史・時代
歴史の本とは別の視点で武田信玄という人間を描きます!
平和な時代に、戦争の素人が娯楽[エンターテイメント]の一貫で歴史の本を書いたことで、歴史はただ暗記するだけの詰まらないものと化してしまいました。
『事実は小説よりも奇なり』
この言葉の通り、事実の方が好奇心をそそるものであるのに……
歴史の本が単純で薄い内容であるせいで、フィクションの方が面白く、深い内容になっていることが残念でなりません。
過去の出来事ではありますが、独裁国家が民主国家を数で上回り、戦争が相次いで起こる『現代』だからこそ、この歴史物語はどこかに通じるものがあるかもしれません。
【第壱章 独裁者への階段】 国を一つにできない弱く愚かな支配者は、必ず滅ぶのが戦国乱世の習い
【第弐章 川中島合戦】 戦争の勝利に必要な条件は第一に補給、第二に地形
【第参章 戦いの黒幕】 人の持つ欲を煽って争いの種を撒き、愚かな者を操って戦争へと発展させる武器商人
【第肆章 織田信長の愛娘】 人間の生きる価値は、誰かの役に立つ生き方のみにこそある
【最終章 西上作戦】 人々を一つにするには、敵が絶対に必要である
この小説は『大罪人の娘』を補完するものでもあります。
(前編が執筆終了していますが、後編の執筆に向けて修正中です)
INNER NAUTS(インナーノーツ) 〜精神と異界の航海者〜
SunYoh
SF
ーー22世紀半ばーー
魂の源とされる精神世界「インナースペース」……その次元から無尽蔵のエネルギーを得ることを可能にした代償に、さまざまな災害や心身への未知の脅威が発生していた。
「インナーノーツ」は、時空を超越する船<アマテラス>を駆り、脅威の解消に「インナースペース」へ挑む。
<第一章 「誘い」>
粗筋
余剰次元活動艇<アマテラス>の最終試験となった有人起動試験は、原因不明のトラブルに見舞われ、中断を余儀なくされたが、同じ頃、「インナーノーツ」が所属する研究機関で保護していた少女「亜夢」にもまた異変が起こっていた……5年もの間、眠り続けていた彼女の深層無意識の中で何かが目覚めようとしている。
「インナースペース」のエネルギーを解放する特異な能力を秘めた亜夢の目覚めは、即ち、「インナースペース」のみならず、物質世界である「現象界(この世)」にも甚大な被害をもたらす可能性がある。
ーー亜夢が目覚める前に、この脅威を解消するーー
「インナーノーツ」は、この使命を胸に<アマテラス>を駆り、未知なる世界「インナースペース」へと旅立つ!
そこで彼らを待ち受けていたものとは……
※この物語はフィクションです。実際の国や団体などとは関係ありません。
※SFジャンルですが殆ど空想科学です。
※セルフレイティングに関して、若干抵触する可能性がある表現が含まれます。
※「小説家になろう」、「ノベルアップ+」でも連載中
※スピリチュアル系の内容を含みますが、特定の宗教団体等とは一切関係無く、布教、勧誘等を目的とした作品ではありません。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる