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14. パールの秘密
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んっ? 風…… だれか、影がついていったか……
「マヌカ、いま影がついていったのか?」
「はい、ガントリーの本気の走りを学ばすため、若手を三名つけました。意気込みすぎて影だということを忘れていますね…… あとで、鍛えなおします」
「ふふっ 本気のガントリーの走りだけでも、良い勉強になるでしょう」
ソードが、笑って告げている。
ガントは竜人の血が入っている、桁はずれに速い。
今日エントの一族は、八十メートル以上あるトワランの木に巣を作っているオオミツバチのハチミツをとるため、朝から皆で向かっていたそうだ。
この木は樹皮がツルツルしていて、動物たちでも登りにくい背の高い木。
貴重なハチミツだが危険なため、一族の男は全員参加になる。
「今日はこっちに来たがっていたから、注意が散漫になっていたのか……」
マヌカが心配そうにつぶやく。
生きてさえいれば、上級ポーションで命は大丈夫だろう……
まあ、待つしかない。
そのあいだにピアンタの国境沿いの報告を聞いておく。
時間は有限だ……
陽が沈む頃、ガントが帰ってきた。
おどろいたのはエントの妹コウジュとパールが仲良くなっていて、エントの家までパールが来ていたこと。
そこに兄の話が舞い込み、二人でエントのもとに駆けつけ意識が戻らず諦めていた一族の中、パールが持っていた上級ポーションでエントを治したとガントが報告する……
それだけじゃない。
エントの父親もケガをしていたようで、それもパールによって治ったそうだ。
ここでパールがでてくるとは……
んっ どうした?
ガントの顔がさえない。
「ガントどうしたんだ? 顔が暗いぞ……」
「ライ…… おまえしばらくパールに、ラメールの王太子だと名乗らないほうがいいぞ」
「どういうことだ?」
あきらめたように、ため息をひとつ吐くと。
「いい機会だ、影。おれとパールの話しを聞いていたか?」
一人、若手が現れる。
「あとの二人は、どうした……」
マヌカが少しいら立ち気味に聞いている。
「いまっ! ここにっ! ハァ、ハァ……」
もうひとりは、いま着いたようだな。
ガントリー相手だ、これぐらいの差ならまあ良いだろう。
「もうひとりは、エントの様子をしばらく見るために置いてきました。明日まで、あちらで待機です」
「良い判断ですね」
ソードが若手をほめてやる。
少し顔の緊張がとれたか……
「ガントリー様とパール様の会話ですが……行きは速すぎて追いつけず、お二人の帰り道でやっと追いついたのですが風の流れが強く、ところどころしか聞こえませんでした。聞き取れたのは……王族にバレたら囲われてしまうと、ガントっておしゃべりなのかとパール様がおっしゃっていた二言です」
悔しそうに一番目にきた若手の影が話すと、二番目が続きを話しだした。
「わたしはガントリー様がつらい、おれ無理かもっとおっしゃって、最後に違うとこたえていた二言です」
なんだ、それは……
まあ、影が付いてきていたのはガントもわかっていたんだ、最後の会話に風の魔法で少し細工して三人を試したのだろう。
まだまだ、だな……
マヌカの顔も、そう告げている。
「まずは、影を向こうで休ませてやれ」
「はい、ライアン様。ありがとうございます。二人は下がりなさい」
頭を下げて、出ていった。
「ガントリーありがとう。あいつらには良い勉強になったよ」
「ああ、有望なやつらだ。必死におれにくらいついていたぞ。行きは遠慮なく走ったから、まあ最後はしょうがないがな。あとは体力か、帰りはだいぶばてていた……」
思い出したのか、ニヤッと笑って話している。
「では、ガント。話を戻しますがパールと話していた内容の一つ、王族に囲われてしまうはわかります。パールがわたしたちにも言ってましたからね。しかし、おしゃべりなのかとは?」
ソードが不思議そうに聞くと。
「ガントリーそれは、つらい無理かもっと、こたえていたことに繋がるのじゃないか? おしゃべりなのかの質問に対してのこたえで『違う』だろう?」
マヌカが、答え合わせをしていた。
「マヌカ、その通りだ。パールの秘密を知ったが、内緒にしてくれといわれた。ライたちだけでもと伝えたが、秘密を知っている者が少ないほうが安心だと……ラメール王国の王族に知られて囲われることを恐れている」
「やはり、そうか……」
ソードが少し考え、難しい顔をして話しだす。
「ライ、やはりしばらく王族だということは黙っていた方がいいですね」
「ああ、そうなるな」
「それなら、メルの町ではライアン様が王太子だということを話さないように伝達しましょうか?」
「マヌカ。メルの町だけでなくしばらくは基地の五ヶ所、すべてに伝達しておいたほうが無難なのでは?」
「ふむ……そうだな。ライアン様のツガイ様が他の国に行ってしまっては、大変なことになる。影すべての一族に伝達して、とくにメルの町では強化しておきましょう。それだけでパール様に話が伝わることが、だいぶ減るはずです」
マヌカが顔を少し横に傾けると、また空気が少し揺れる。
どこにいるのか、うまいもんだ。
「それでは、ガント。パールの秘密とは、なんですか?」
「ああ、ソード。パールは…… ヒールが使えるんだ」
「なんと、貴重な……」
「ガントそれは、どれくらいのヒールなのです?」
「詳しくはエントの家族しか見ていないんだが、エントの家族はおれが行ったときには聖女様と呼んでいた。パールはそれを嫌がって、迷い人で聖女ではないとあきらめて説明していたな」
「えっ? 上級ポーションで治ったのではないのですか?」
「詳しいことは分からんが、両方みたいだぞ。パールが言うには、もともとヒールが少し使えたそうだ。向こうにいって魔力がだいぶ増えたらしい」
「それは、すごいな……」
「それではエントの家族は、パールが当たり人でヒールが使えると知っているのですね」
「ああ。上級ポーションの代金はいらないから、ヒールが使えることをナイショにするようエントたちに言っていたな」
「わかりました。これは上層部のシークレットにしましょう。マヌカお願いしますよ」
マヌカは軽くうなずいている。
パールはおれのツガイでなくても、わが国にとって最重要人物になってきた。
おれとの縁は、なにかしら あるようだ……
「マヌカ、いま影がついていったのか?」
「はい、ガントリーの本気の走りを学ばすため、若手を三名つけました。意気込みすぎて影だということを忘れていますね…… あとで、鍛えなおします」
「ふふっ 本気のガントリーの走りだけでも、良い勉強になるでしょう」
ソードが、笑って告げている。
ガントは竜人の血が入っている、桁はずれに速い。
今日エントの一族は、八十メートル以上あるトワランの木に巣を作っているオオミツバチのハチミツをとるため、朝から皆で向かっていたそうだ。
この木は樹皮がツルツルしていて、動物たちでも登りにくい背の高い木。
貴重なハチミツだが危険なため、一族の男は全員参加になる。
「今日はこっちに来たがっていたから、注意が散漫になっていたのか……」
マヌカが心配そうにつぶやく。
生きてさえいれば、上級ポーションで命は大丈夫だろう……
まあ、待つしかない。
そのあいだにピアンタの国境沿いの報告を聞いておく。
時間は有限だ……
陽が沈む頃、ガントが帰ってきた。
おどろいたのはエントの妹コウジュとパールが仲良くなっていて、エントの家までパールが来ていたこと。
そこに兄の話が舞い込み、二人でエントのもとに駆けつけ意識が戻らず諦めていた一族の中、パールが持っていた上級ポーションでエントを治したとガントが報告する……
それだけじゃない。
エントの父親もケガをしていたようで、それもパールによって治ったそうだ。
ここでパールがでてくるとは……
んっ どうした?
ガントの顔がさえない。
「ガントどうしたんだ? 顔が暗いぞ……」
「ライ…… おまえしばらくパールに、ラメールの王太子だと名乗らないほうがいいぞ」
「どういうことだ?」
あきらめたように、ため息をひとつ吐くと。
「いい機会だ、影。おれとパールの話しを聞いていたか?」
一人、若手が現れる。
「あとの二人は、どうした……」
マヌカが少しいら立ち気味に聞いている。
「いまっ! ここにっ! ハァ、ハァ……」
もうひとりは、いま着いたようだな。
ガントリー相手だ、これぐらいの差ならまあ良いだろう。
「もうひとりは、エントの様子をしばらく見るために置いてきました。明日まで、あちらで待機です」
「良い判断ですね」
ソードが若手をほめてやる。
少し顔の緊張がとれたか……
「ガントリー様とパール様の会話ですが……行きは速すぎて追いつけず、お二人の帰り道でやっと追いついたのですが風の流れが強く、ところどころしか聞こえませんでした。聞き取れたのは……王族にバレたら囲われてしまうと、ガントっておしゃべりなのかとパール様がおっしゃっていた二言です」
悔しそうに一番目にきた若手の影が話すと、二番目が続きを話しだした。
「わたしはガントリー様がつらい、おれ無理かもっとおっしゃって、最後に違うとこたえていた二言です」
なんだ、それは……
まあ、影が付いてきていたのはガントもわかっていたんだ、最後の会話に風の魔法で少し細工して三人を試したのだろう。
まだまだ、だな……
マヌカの顔も、そう告げている。
「まずは、影を向こうで休ませてやれ」
「はい、ライアン様。ありがとうございます。二人は下がりなさい」
頭を下げて、出ていった。
「ガントリーありがとう。あいつらには良い勉強になったよ」
「ああ、有望なやつらだ。必死におれにくらいついていたぞ。行きは遠慮なく走ったから、まあ最後はしょうがないがな。あとは体力か、帰りはだいぶばてていた……」
思い出したのか、ニヤッと笑って話している。
「では、ガント。話を戻しますがパールと話していた内容の一つ、王族に囲われてしまうはわかります。パールがわたしたちにも言ってましたからね。しかし、おしゃべりなのかとは?」
ソードが不思議そうに聞くと。
「ガントリーそれは、つらい無理かもっと、こたえていたことに繋がるのじゃないか? おしゃべりなのかの質問に対してのこたえで『違う』だろう?」
マヌカが、答え合わせをしていた。
「マヌカ、その通りだ。パールの秘密を知ったが、内緒にしてくれといわれた。ライたちだけでもと伝えたが、秘密を知っている者が少ないほうが安心だと……ラメール王国の王族に知られて囲われることを恐れている」
「やはり、そうか……」
ソードが少し考え、難しい顔をして話しだす。
「ライ、やはりしばらく王族だということは黙っていた方がいいですね」
「ああ、そうなるな」
「それなら、メルの町ではライアン様が王太子だということを話さないように伝達しましょうか?」
「マヌカ。メルの町だけでなくしばらくは基地の五ヶ所、すべてに伝達しておいたほうが無難なのでは?」
「ふむ……そうだな。ライアン様のツガイ様が他の国に行ってしまっては、大変なことになる。影すべての一族に伝達して、とくにメルの町では強化しておきましょう。それだけでパール様に話が伝わることが、だいぶ減るはずです」
マヌカが顔を少し横に傾けると、また空気が少し揺れる。
どこにいるのか、うまいもんだ。
「それでは、ガント。パールの秘密とは、なんですか?」
「ああ、ソード。パールは…… ヒールが使えるんだ」
「なんと、貴重な……」
「ガントそれは、どれくらいのヒールなのです?」
「詳しくはエントの家族しか見ていないんだが、エントの家族はおれが行ったときには聖女様と呼んでいた。パールはそれを嫌がって、迷い人で聖女ではないとあきらめて説明していたな」
「えっ? 上級ポーションで治ったのではないのですか?」
「詳しいことは分からんが、両方みたいだぞ。パールが言うには、もともとヒールが少し使えたそうだ。向こうにいって魔力がだいぶ増えたらしい」
「それは、すごいな……」
「それではエントの家族は、パールが当たり人でヒールが使えると知っているのですね」
「ああ。上級ポーションの代金はいらないから、ヒールが使えることをナイショにするようエントたちに言っていたな」
「わかりました。これは上層部のシークレットにしましょう。マヌカお願いしますよ」
マヌカは軽くうなずいている。
パールはおれのツガイでなくても、わが国にとって最重要人物になってきた。
おれとの縁は、なにかしら あるようだ……
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