だってそういうことでしょう?
「そなたがこれほど性根の卑しい女だとは思わなかった!今日この場をもってそなたとの婚約を破棄する!」
夜会の会場に現れた婚約者様の言葉に驚き固まるわたくし。
しかも彼の隣には妹が。
「私はそなたとの婚約を破棄し、新たに彼女と婚約を結ぶ!」
まあ!では、そういうことなのですね!
◆思いつきでサラッと書きました。
一発ネタです。
後悔はしていません。
◆小説家になろう、カクヨムでも公開しています。あちらは短編で一気読みできます。
夜会の会場に現れた婚約者様の言葉に驚き固まるわたくし。
しかも彼の隣には妹が。
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コチラも読ませていただきました。
確かに跡取り教育されてないと、知らない(いや知ってないと不味くないか?)法とかあるのかもですね、というツッコミポイントをうまく活かしてて面白かったです。
またこういったスタイルの作品があったら嬉しいです。
こちらにも感想ありがとうございます。
この話を書いた時の漠然とした設定では、嫡男嫡女とそれ以外の弟妹とでは教育内容が違う、ということになっています。そういう弟妹の結婚相手が嫡男嫡女だった場合には別途教育、結婚してから別に爵位もらえる場合にも別途教育、という感じです。
「当然知っているべきことを知らなかった(聞き流して忘れてた)」系の話はたくさんあるんで、じゃあ「知らなくても仕方ない、けど知らなかったからやらかした」って話を書こうとしたのがこの作品になります。
まあ、ホントのことを言えば妹に婚約者を取られる系の話で「さんざん貶した姉の妹を選んだら、アンタその弟になるけどいいの?」っていうコメディを書きたかっただけですけど(笑)。
似たような話、ってのもそう多くはないんですけど、ショートショートとして上げてる作品の多くは比較的テンプレに則った筋立てになってます。比較的短い話であればお手隙の際に気楽に読めるかと思います(^.^)
済みません。姉がいるので、嫁に行く立場だと勘違いしてました。
あっいえいえ、こちらこそなんか引っ掛けの意地悪言ったみたいになってすみません。
跡を継ぐ嫡子以外の弟妹の存在意義は、この話を書いた当初の考えでは
①嫡子に万が一があった場合のスペア
②政略として他家と縁付くための人材
③自家に残して当主の補佐をさせる助手
あたりを考えていて、妹の場合だと②がもちろん一番多くなります。
ただ「嫁ぐと決まったわけではない」つまり彼女の処遇がそうと決まったわけでないという意味であって、別に嫁がせないと言ったつもりはなかったのです。
誤解を招く表現で大変申し訳ありませんm(_ _)m
馬鹿妹は、嫁に行く立場なのでそんな厳しく教育する必要ないのでは?
感想ありがとうございます。
いえいえ、妹が「嫁に行く」なんて本編中では一言も言ってませんけどね?(笑)
まあ嫁に行くなら行くで、例えば当主夫人になる(次期当主含む)のなら後継教育は必要ですし、やらかした噂が広まってる(はずだ)からきちんと再教育しないと嫁の貰い手もないでしょうね。それでなくとも万が一主人公(姉)が亡くなるようなことでも起これば妹が代わって嫡女になるわけです。そういう立場なのに後継教育がされてないのは問題よね?と気付いた姉が父に再教育を進言して、それで受けさせていますね。
まあ、受け持ちの先生がやたら厳しいことは妹には黙ってましたが…(笑)。
いやいや大概のことは脳内保管で読み進めていますのでご安心を。
面白かったです。
感想ありがとうございます。
面白いと言って頂けて良かったです!
いやまあ、私も他の方の作品を読ませて頂いてる時は色々と脳内補完してますけどね、「書く側」がそれに頼っちゃイカンと思うので…(^_^;
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